1回戦:東京国際大戦を7-1と快勝して臨む決勝戦。組み合わせは過去の戦績(後述)の通り、いつもの武蔵丘短大。9:30キックオフは昨対で早くなったが天気にも恵まれて観客は少し増えたかな。
レッズのスタメンは次のとおり。
10中村
9塩越 13吉越 11遠藤
20木崎 6今井
16奥本 12新井 5大戸 2石井
30松本
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試合は開始早々すぐに動く。右サイドを抜けた遠藤優が持ち込んでそのままニアをグラウンダーで突き刺す。武蔵丘GKはセンタリングを意識して右足に重心がかかってその逆サイドを衝いたようにスタンドからは見えたが、駆け引きに勝った遠藤に軍配。
これで一気にレッズが主導権を握り終始攻勢。基本はダイレクトのショートパス交換による突破だが、DFラインからのロングフィードも交えて圧倒する。34分に右サイドで吉越ひかりとの展開で中村みづきが抜け出してアーリークロス。DFの裏から飛び出した塩越柚歩が合わせて2点目。
後半の立ち上がり、高い位置からプレッシャーをかける武蔵丘が反攻に出たがシュートはバーまで。それでもレッズのくさびのパス(受け手は中村、吉越、遠藤、塩越)にマンツーマンでがっちり付いて振り向かせずレッズはリズムを作り出せない。そこで2枚替え、塩越を右へ移して金勝里央を左サイドへ、清家貴子をトップに入れて中村をトップ下へ(遠藤と吉越がアウト)。少し耐える時間が続いたが、2点目と似たような形でハーフライン上で塩越と中村が作った基点からSBの石井咲希が抜け出しそのまま持ち込み逆サイドのネットに蹴りこんで3点目。その後はレッズの主導権となって清家のシュートがGKに阻まれたのとポストを叩くなど、ちょっと今日は運がなかった結果。終了間際は青木知里を中村に代えて入れて結局3-0での快勝。会長杯は3連覇。
無失点でほぼ完勝とも言える内容。出場選手全員が良いパフォーマンスを発揮したが、特筆すべきなのは木崎あおいか。上に柳澤紗希、同期に今井裕里奈、下に長野風花とポジション争いは熾烈を極めるチームにおいてボランチでのスタメン。攻撃志向を抑えて今井と中盤に構えて基点となった。後半、狙われたところもあったがフィジカル面はこれからだと思われるので90分耐えられた。
4-2-3-1のトップ下は難しいポジションだと認識していたが、吉越は時には守備にもかかわるほどの広いエリアで動き回ってチャンスを演出した。これは両サイドにもいえることで活発な運動量をもって終始試合をリードした。テスト明けのJK、こわい><
<会長杯・過去の戦績>結果が掲載された県協会会報の号数。
第5回埼玉県サッカー協会会長杯 63号
2012年12月9日、16日、23日
大東文化大 2-1 東京国際大
大東文化大 1-4 浦和レッズレディースユース
尚美学園大 0-4 武蔵丘短大
浦和レッズレディースユース 3-2 武蔵丘短大
第4回会長杯埼玉県女子サッカー大会兼第33回埼玉県女子サッカー選手権大会 58号
2011年12月18日、23日
武蔵丘短大 7-1 大東文化大
浦和レッズレディースユース 2-1 尚美学園大
武蔵丘短大 1-2 浦和レッズレディースユース
第3回会長杯埼玉県女子サッカー大会兼第32回埼玉県女子サッカー選手権大会 54号
2010年12月19日、23日
浦和レッズジュニアユースレディース 3-0 尚美学園大
エルフェン狭山マリ 0-11 武蔵丘短大
浦和レッズジュニアユースレディース 2-3 武蔵丘短大
第2回埼玉県サッカー協会会長杯女子サッカー大会 51号
2009年12月20日、23日
武蔵丘短大 6-2 尚美学園大
武蔵丘短大 6-0 浦和レッズジュニアユースレディース
第1回(財)埼玉県サッカー協会会長杯(スーパーカップ) 46号
2008年12月21日、23日
武蔵丘短大 4-0 埼玉平成高
尚美学園大 1-7 浦和レッズレディースジュニアユース
浦和レッズレディースジュニアユース 3-2 武蔵丘短大
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時々日記
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