乗り鉄は台湾進出。まずは1回目として3泊4日で。
○3日目(2025/1/26日:台北~)
乗り鉄の朝は早い。具体的な朝食調達場所を考えていなかったが、台北駅1階のセブンイレブンが開店しており調理パンとコーヒーを買った。
ホームに下りると「環島之星/フォルモサエクスプレス」が停車していた。
乗るのはこちら。
台北6:02(縦貫線・山線経由/自強3000・161次台東行)→9:52台南
商務座「騰雲座艙」に座る。予約時に指定しておいたお菓子と炭酸水がすぐさま届けられる。炭酸水はごっつい瓶だったのが意外。意外と言えば一人掛けの方になるかと思っていたが二人掛けの窓側に。
調達品を展開。パンが50TWD、コーヒーが45TWD。
どのあたりかは定かではないのだが減速して走った区間があり、ホームの掲示が見えた斗六駅で20分遅れ、嘉義駅で31分遅れ。結局台南駅着は約30分遅れ。1/5インターネット経由で予約決済、1,100TWD。台北から南下する自強号はもうこれしか空いていなかった。
台南10:26(同前~沙崙線/区間車3723次)→10:50沙崙
定刻着なら9:58発への接続だったのだが一本遅れ。同じホームでの乗り継ぎで楽だが一昨日の発券時にこの区間の購入もしておいて良かった。中洲まで縦貫線、そこから分かれて高鉄台中駅へと接続する形の支線。
沙崙10:53(沙崙線/区間車3724次永康行)→11:02中洲
1面2線のホームだが改札が同じ階にあり3分折り返しチャレンジ成功。
しかし中洲駅で撮影大会=長い待ち時間になり、しかも自強号による抜かれ方から見て台南まで戻った方が速かったかも(汗)。まあのんびりできたので良かったかな。
中洲11:44(縦貫線/区間車3167次潮州行)→12:13新左営
数分の遅れで運行。車内検札があってちょっと驚く。ICカードも機器で確認していた。車内はというと家族連れ中心に混み合っていてすぐには座れず。ただ全乗客が高雄まで行くのかと思ったらそうでも無かったのでどういう流れなのかは全くつかめていないということで。
新左営駅を足早に通り過ぎて高鉄方面へ。自動券売機はガラガラの不思議だったが、無事第一希望の席が取れてホッとする。天井が高くて開放感のある駅舎だった。
高鉄左営12:55(高鉄/128次南港行)→13:37高鉄台中
書き分ける都合で「高鉄」を駅名に付けているが場内や切符の券面上は普通に左営、台中である。ビジネスクラスで1,390TWD。水とおつまみ的なお菓子をもらう。
時間があまり無いのでそそくさと買ってきた弁当を食べる。高鉄弁当は売り切れていたので台鉄の売店で買った。120TWD。白身魚のフライと排骨の双=ダブルの意のようだ。
時間通りに行きそうな見通しなのと、昨日の新竹からの区間車が冗長だった反省で、アプリから自強号の指定を取る。車窓は東海道新幹線の静岡県や東北新幹線の栃木県や宮城県あたりに似た風景で、これには新幹線の宿命車窓と名付けたい。
新烏日駅には飲食店など多く入居していてぶらぶら見ているだけでも楽しい。鉄道グッズを集めた店舗「台湾鉄道故事館」があって思わず吸い込まれてしまい、紙の地図を買った(120TWD)。
他には台中メトロ駅の様子も見ておいた。また乗りに来る。
デルタ線の成追線に乗って追分まで行く。
駅名標を撮っていたら水色の列車が入ってきて、上の写真では「専車」と表記されていた台中~新竹間で運行されている「海風号」だった。
新烏日14:12(縦貫線~成追線/区間車2612次大甲行)→14:20追分
次の成功及び分岐点までは本日二度目。海外籍っぽい乗客が多く、これは日本の地方ローカル線と変わらないなと思うなど。15TWD。
既視感のある駅舎。これを書いている際にちょっと思い当たる駅を検索してみたが名松線の伊勢奥津駅か。
追分15:03(縦貫線海線/区間車1331次)→15:11彰化
前述の通り自強号に乗るため彰化まで一駅乗る。15TWD。成追線の次の列車15:02着が遅れてきて、こちらにしていたら乗り換えられなかった。
彰化駅手前の車窓で扇形車庫が見えたがそこそこの人出があってちょっとビックリ。どのくらい時間が必要か読めないので今回は見送る。
彰化駅の周りを歩いてみる。
肉圓は食事時ではないのにほぼ満席の賑わい。ここまで待機列ができているのをよく見ているが、口コミなのかネット経由なのか、それともまた違うマインドなのか。「天仁茗茶」で桂花のお茶をテイクアウト。
こちらは15:50発の山線経由の自強号。
彰化16:07(縦貫線・海線経由/自強号126次七堵行)→18:50台北
ここで海線の自強号をつかまえる。大ざっぱに言うと山線、海線、高鉄の3線並行なので最も乗り易いであろう高鉄を後回しにした。窓側が取れていたが通路側にはすでに人がいた。10分くらい遅れて到着。415TWD、新烏日駅の窓口で発券、支払。
追分駅ではあんなにいい天気だったのに台北駅から外へ出れば小雨模様。夜市散策という気分にならないので、近くのカルフールまで行ってみてその途中の「老虎醤温州大餛飩」で搾菜肉絲麺を選択するがふと「小菜」という記述が気になって聞いてみると棚を指されたので一つ選ぶ。85+35で120TWD。コンビニでビールと氷結におにぎりも買って帰室。
今回の旅における最後の夜だけれど、国内の乗りつぶし旅行の夕飯風景でちょっと笑ってしまう。
4日目最終日へ続く。
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新時々日記
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