旅行記2022:伊東・富山(3日目)





伊東と富山旅打ち&乗りつぶし旅行記。

○3日目(2022/5/1土:富山)

路面電車と城端線と氷見線、乗り鉄の一日。

富山地鉄による軌道線・路面電車は「市内電車」と表記されることが多い。今回はこれに従っているが、1984年3月5日の日記によれば「事故で列車が遅れ富山港線が駄目になる。そのかわり市内線に乗って満足」とあり完乗とも記されている。ところがネットでは同年4月1日に東部線[西町~中教院前]、山室線[中教院前~不二越駅前]廃止とありこの区間まで含んでいたのかは記述も記憶もない。その後業務出張で何度か来た際にも短い区間に乗った記憶はあるけれど、全線未乗扱いにしてあった。成果はいつもの通り最終日の最後尾に記す。

「とやま1日乗り放題きっぷ(中央エリア)」1,000円を使う。昨夜、富山駅のあいの風とやま鉄道出札窓口で買っておいた。あいにくの雨模様の3日目である。

電気ビル前(市内電車)→南富山駅前

まずは南富山駅まで行って戻ってくる。路線図には系統番号が書かれているが、車体での表示やアナウンスでも意識することが無かったので形式的なものなのかもしれない。

南富山駅前(同前/富山駅行)→電鉄富山駅・エスタ前

一本見送って富山駅行に乗る。この後は高岡へ行くので終点まで乗るつもりだったがここで困ったことが起きる。一つ手前の電鉄富山駅・エスタ前で「この先5分程度かかることが見込まれますので徒歩での移動をお願いします」とお声がけ。もとより日曜の朝で乗客は少なかったが車内には私一人で仕方がない。しぶしぶ降りて見ると2車前に停まって信号待ち。

富山8:40(あいの風とやま鉄道/金沢行)→8:58高岡

特にすることもないので早目にホームに上がっておくが思いの外混雑してずっと立っていた。

高岡9:03(JR城端線)→9:55城端

大糸線乗車と同じ日なのでこの城端線と次の氷見線も約40年ぶり。新高岡駅として新幹線との接続駅が作られた周辺は再開発地区特有の雰囲気で燕三条や新青森を想起する。整理券は出なかったので改札で申告して現金で590円払う。

城端10:04(同前)→10:59高岡

車両は変わったがすぐ折り返す。一駅ごとに乗ってきて混み合うが帰省していたファミリー客などはいるものの実需の雰囲気はするので、JRが手放さないでいる実績があるのだろう。



高岡11:12(JR氷見線)→11:40氷見

跨線橋を今度は北側へ進み氷見線へ。こちらは観光客の雰囲気が勝っているかもしれない。城端から通しの乗車券を買っておいた、990円。

昼飯時でもあり自転車を借りて2、3時間散策したいところではあったが、連休中と天候により諦めてすぐのダイヤで折り返す。

氷見11:49(同前/高岡行)→12:11能町

次は万葉線に乗るので高岡まで行かず氷見線と最接近する能町で降りる。240円。

このルートも約40年前と同じ。万葉線の停留所名は新能町。

調べておいた「回転寿司 日本海 米島店」でお昼。

アジ、貝三種、真鯛、蒸しエビ。イワシ、ヤリイカも食べて1,650円。基本食べたいものをオーダーする形式。混み合って待ち客もいたがそこは一人客の気楽さですぐカウンターに座ることができた。

米島口12:51(万葉線)→13:19越ノ潟

停留所としては一つ歩いた勘定。デ7074、モーターがうなりを上げてかなりうるさくアナウンスもよく聞こえないくらいだが1967年生まれと親近感があるのでこういうものだという心持ち。そして懐かしい降車ボタン。万葉線はフリー切符の通用範囲内。

記憶にあるのは越ノ潟はあっけない終点だったのと何やら深刻そうに話をするロシア人らしき船員さん2人の姿。なお当時は加越能鉄道。目の前に県営の渡船乗り場があるがこちらには全く記憶がない。

乗ってきた車両は見送って一本後で折り返す。

越ノ潟13:37(同前)→14:24高岡駅

新鋭車両になったので車内アナウンスがよく聞こえるようになったが、聞こえなくても(以下、略)港湾・工業地帯、ロードサイド、住宅地、商業地と変化に富んだ車窓の風景で面白い。?マークのようなカーブを辿って高岡駅に滑り込む。

駅周辺をちょっと歩いてからクルン高岡なる駅ビルで物産店を見たりして過ごす。この地にも某宗教。ようやく雨が止む。

高岡15:06(あいの風とやま鉄道)→15:24富山

戻りも立ったまま。

昨日は気が付かなかったが、在来線/新幹線の改札から直交して相対する市内電車乗り場への動線のスムースさは感動的ですらある。

富山駅(市内電車)→岩瀬浜

市内電車の乗りつぶしに戻る。国鉄時代もJR時代も富山ライトレール時代も通り過ぎて初めて乗る富山港線。

岩瀬浜→丸の内→富山大学前→丸の内→中町

15分ヘッドなので同じ車両で折り返し、環状線方向へ。丸の内で乗り換え。

全くもって狙っていたわけではなかったが「レトロ電車」という内装の車両がやってきた。

一本見送って折り返し、丸の内でまた乗り換えて中町まで乗って総曲輪を少し歩いて大和の食品売り場で調達。

グランドプラザ前→電気ビル前

一つ戻った停留所から今朝始めた電気ビル前まで。

またホタルイカ。肉も食べたくなったのでよだれ鶏。

4日目最終日へ。

旅行記2022:伊東・富山(4日目)

 


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旅打ちまとめ

投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。