2018年11月10日(土)佐賀競馬場へ旅打ちに行った記録。
○準備編
- 国内競馬場全踏破、残りは5ヶ所。ソウルを攻めているうちに前の名古屋競馬場から一年経過してしまった。佐賀競馬場→Jリーグ鳥栖対浦和戦観戦→小倉競馬場ツアーを8月のお盆の時期に構想していたのだけれどご破算。新潟と同じでサッカーや他の用事と絡めようとしてもなかなかうまくいかないものだ。というわけで、今回は福岡で幼馴染に会うオプションを付けただけで佐賀競馬ワンアンドオンリーでいってみたい。
- 佐賀競馬は土日開催を基本としている(例外もある)。11月10日土曜日に目標を絞って、アクセスと前後の旅程を検討し始める。10月22日付で開催情報が発表されて「開門10:00、1R発走11:15、最終12R(メインレース)発走17:10」と知り、帰りは最終レース見てタクシー(路線バスの時刻が合わない)かなと計算しつつ予約などを固めていった(旅行記参照)が、11月2日になって「イブニング競馬」を開始するので、開門時刻は変わらないが「1R発走12:15、最終12R発走18:15、メインレースは10R」と1時間繰り下げに。何もこの日から始めなくてもと思ったが、ネット競馬時代に1時間繰り下げれば売り上げへの好影響が見込めるのだろう。いずれにせよこれで17時目途での途中離脱が決まった、とほほ。
- コースは1周1,100mの小回りコース。名古屋競馬に似て、配当は堅く、決まり手は4角先頭、番手差し。
- 騎手リーディング断然の1位は山口勲。ペース判断が的確なのでスタートを決めれば逃げてしまうし、1コーナー後方で回る展開でも向こう正面での押し上げに無理がないので気が付けば好位にいる感じ。勝率32.4%、連対率52.5%では逆らえず、配当が堅い要因の一つでもある。次いでは長年鮫島克也と真島正徳だったようだが、現在2位は南関東・船橋からの期間限定騎乗の岡村健司。今年2018年中に期間の延長を2回行っており、佐賀に完全にフィットしてしまった感がある。それもまた人生。この4人を軸に予想することになるだろう。調教師は九日俊光がトップだが、2位真島元徳よりも3位東 眞市の勝率と連対率が高いのでこちらもチェック。馬主はシゲル・ブルベア軍団の森中蕃氏が大いに目立つ。
- 競馬新聞は「競馬日本一」と「通信社」の二紙。いずれもコンビニのコピー機から購入可能な改めて便利な世の中である。木曜夜に首都圏で入手してジョッキーと厩舎には印をつけていった。場内の予想屋さんは時間があったら確認する。
○入場編
JRで博多から快速で鳥栖へ向かう。8:37発で9:05着の所要28分、560円。JR九州名物の2枚きっぷで特急で行くのもありだがそんなに所要時間は変わらない。
鳥栖駅からは路線バス。15分程度で290円、Suicaが使える。9:25発に乗るが、その次は10:05発。競馬場前バス停で降りた同好の士は5名ほどの全員。写真を撮っていたら鳥のフンは落ちてくるし、でかい蜂に追いかけられるし、散々な出だしである。
広大な駐車場。
さて、佐賀競馬場にはJRA場外も併設されていて、今流行り(?)のJ-Place表示ではなく建物も別。この日のJRAは福島1R発走が9:50、東京1Rが9:55なので裏技があるのかな、と楽しみにしていたが特にそんなこともなく「武藤雅で勝負したいんや!」とモメるおじさんも出て来ず、10時きっかりに100円入れて佐賀競馬場へ入場し全員JRA場外へ向かっていった。「さがけいばオリジナルLED付スマートタッチボールペン」をもらった。
さて、場内。
山を背にしながら空は広くとてもいいのだが、盛岡や昔の上山と変わらないかなとも。
折り悪く耐震補強工事中で有料指定席が閉鎖中、ロイヤル席(2,000円)は仮設で2階にあるとのことでおそるおそる突入し机のある席を選んだがだいたいソファに座っていた。フリードリンクとあるが、係の元おねえさんにお願いして注いでもらう形式なので、そんなに飲めないし。一応、発売窓口と払い戻し機能ありの自動投票機があった。パドック→返し馬と追っているので、この部屋で投票することはあまりなかったが。結果的にはロイヤル席入口から一番近い第2投票所で買うことが多く、しかも当回発売専用の有人窓口だけなのでなんだか懐かしく、こういう時の基本で美人のオバさんから買うように心がけるが、顔はよく見えない。写真は撮れなかったがスリに注意の看板が時代物でなかなかよかった。
パドックだが、日本で唯一の右回りということだったがそれは気にならず、むしろ前が近すぎて(柵が馬にカブって歩様が見えないなど)引いて馬全体を見る方が好きな俺としてはなかなか難しい。写真はスタンド2階から撮ったもの。
こちらは10R出走馬で上の写真の立ち位置から言えば左手からの写真。
スタンド左手の入り口から馬場入りするが、誘導馬はいない。それでも一端4コーナー過ぎまで持っていって直線を使って返し馬を開始する馬がほとんどで見やすくて助かる。
ちょっと感心したのは充電用に開放したコンセント。元は何に使っていたのだろうか、公衆電話か。
場立ちの予想屋さんは一軒見つけたが通りがかったときすべて誰もおらず。
順序は逆になるが、正面入り口にタクシー乗り場の表示がなかったので、スタンプを押した後、総合案内所で聞いてみると、「呼んだ方がいい、10分くらいで来ると思う」とタクシー会社の電話番号を教えて頂けた。17:00前に呼んでから外で待っていると1台空車が来ていたから、最終レース頃はまた状況が違うかもしれない。新鳥栖駅まで1,360円だった。
さて、グルメ編。
まずは「鳥栖料飲店協同組合食堂」で肉うどん(550円)。自動券売機で買う。
それからスタンド1階中央の売店。パック詰めのお寿司類(200円)と下は丸天(100円)で、鉄板で焼いてくれるのがなかなか新鮮。網焼きもあってイカ焼きやトウモロコシも品揃えされていたがそちらには満腹でたどり着けず。
入場者数に比してと言ったら失礼かもしれないが、場内に売店は多く、その場やスタンド席でカップ麺や菓子パンを食べている人をよく見かけた気がする。
3時のおやつに「のだ屋」でカツカレー。ラーメンやチャンポン、それからイケメンも気になったが米食わないと力が出ないのでな。
レース編に続く。
旅行記はこちら。
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新時々日記
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