プレビュー
2017/11/03 (金・祝) 11:00 キックオフ 佐久総合運動公園陸上競技場(長野県佐久市)
1.前節の結果と直近の対戦
浦和は皇后杯初戦。公式戦としては10/7のリーグ最終戦以来。
日体大Bは10/28土の1回戦を勝ち上がり。
日体大FIELDS横浜サテライトB(関東) 5-1 東海大学付属福岡高(九州) 真岡市総合運動公園陸上競技場
得点者:
10分 古寺 未佳
15分 高橋 もも
24分 小針 舞夏
40分 古寺 未佳
51分 古寺 未佳
小針の得点はCKからのヘディングシュート、他の4点はMF 14 高橋もも、FW 9 古寺未佳、FW 11 奥田星佳の3人で得点に至っている(公式記録上)。
過去の対戦はない。(「日体大」をどう捉えるかは後述)
2.スタメン予想
日体大Bの1回戦メンバーは次の通り。
GK 18 大栗弘妃
DF 2 佐伯理香子
DF 3 松本ちひろ
DF 5 天田恵莉香
DF 12 宮本美咲▼52分
MF 6 永野未紗樹
MF 7 小針舞夏▼52分
MF 10 相田さゆり
MF 14 高橋もも▼67分
FW 9 古寺未佳
FW 11 奥田星佳
—
DF 15 山下えりい▲67分
DF 16 白井那奈
MF 8 海老澤桃子
MF 13 冨吉明里▲52分
MF 17 村上すず▲52分
2回戦以降は交代要員5人から7人へ拡大するがJFA大会公式サイトの「メンバー紹介欄」には17名しか記載がないので、残り1名の「DF 4 松下みなみ」が加わるだけか。1回戦は未見だがサテライトならばトップチーム同様表記どおり4-4-2だろう。
3.試合のポイント
- 日体大Bは2015年シーズンから東京都女子1部所属。高校勢が強い東京都大会で十文字、村田女子に競り勝って勝ち上がると、関東大会はまず関東1部の筑波大に勝ち、チャレンジリーグのFC十文字VENTUSをPK戦で制してベスト8進出。準々決勝の早稲田大戦には敗れたが5位決定戦で関東2部のMITO EIKO FCをPK戦で下して本戦出場権を得た。
- JFA大会公式の「チーム紹介」欄で3rdチームと記しているように、「日体大FIELDS横浜サテライト」が神奈川県女子1部所属。「A」は付いていないが(苦笑)、こちらがセカンドチームということになろう。アルファベットを用いて階層を表現するのはいわゆる二軍同士の試合を「B戦」と称するのと同じ。多くの部員を抱える日体大にとっては実戦での出場機会を確保するために早くから階層化して新たなチームを作っていたわけだが最近は他大学でも見られる現象ではある。トップチームが大学生だけからオーバーエイジ(ちょっと違う)を含めたチーム編成へと進行しているのに伴い、椅子の数も減ってきたので、押し出される形でサテライトチームのチーム力も向上したという力学か。実際、「縁」の欄を書くために一通り選手の略歴を調べたが、国体県選抜はいるが年代別日本代表には不選出という印象。トップチーム所属の子はやはりU-16/17で呼ばれた実績があったりする。
- ちなみに「日体大FIELDS横浜サテライトC」は神奈川県女子2部所属だが、関東プリンセスリーグ参加の”U-18”チームもCを標榜していて、それはそれで中学・高校・大学の学制に従ってチームを切る必要は一切ないので境目を曖昧にしているのはある意味で進んでいるのだが、傍目には全くもってわかりづらいので誰かちゃんと解説書いてほしい。関東大学女子リーグでは同じチームでも、「クラブ」では別のチームになるのだから移籍の手続きが必要となるのは書くまでもない。分かりにくいだろうがU-18クラブと強豪高校の上がりで食ってるだけで自前での育成に全く手をつけない早稲田大をdisってます。
- 予想スコアは4-0。浦和の入りはたぶん悪く、前半はかなりストレスが溜まると思われるが、筏井のFKが直接決まって先制、70分過ぎから得点を積み上げて、というパターンか。
- 勝って進むと次は3回戦。11/11(土)14:00キックオフ、藤枝総合運動公園サッカー場。対戦相手は11/5(日)14:00キックオフ、新発田市五十公野公園陸上競技場でのセレッソ大阪堺レディース(なでしこ2部)対藤枝順心高(東海)戦の勝者。
4.「縁」(年代別代表は除く)
- #5天田恵莉香はレッズレディース下部組織に中学3年間在籍。藤枝順心高へ進んで現在に至る。石井咲希、大戸遙可、中村みづき等と同期だが現所属では清家貴子が1個下。
- #3松本ちひろは日ノ本学園高出身で三谷沙也加と同学年(1年次のみ)。
- #4松下みなみは常盤木学園高出身で白木星と同期。#11奥田星佳は1個下。
- #14高橋ももは大宮エンジェルス出身。前橋育英高から日体大へ。
- レッズレディースの選手で「日本体育大」でプレーしたのは長嶋 洸のみ。現4年(3松本ちひろ、5天田恵莉香、10相田さゆり)が2年の時、及び現3年(4松下みなみ、8海老澤桃子、7小針舞夏、2佐伯理香子、9古寺未佳)が1年の時の4年に当たる。このころはなでしこリーグ2部相当の「チャレンジリーグ」にも出場していた。ちなみに池田咲紀子も卒業生で長嶋の1個上に当たる。
5.その他リンク
- タイムスケジュール
- 9:30 開場
- 11:00 キックオフ
- 14:00 日テレ・ベレーザ(なでしこ1部)-JFAアカデミー福島(東海) キックオフ
※エントリーの日時は管理上キックオフ予定時刻の24時間前にしていますが、実際はもっと早い時刻に締め切っています。その後知り得た情報によって更新する可能性もあります。
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新時々日記
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