【レッズレディース】
2017プレナスなでしこリーグカップ1部 Bグループ 第7節、浦和駒場スタジアムでの浦和レッドダイヤモンズレディース対INAC神戸レオネッサ戦の観戦記。
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暑いぞ、さいたま。でも公式記録のWBGTが示すように浦和特有の夕方に吹く風のおかげで凌ぎやすくはあった。
レッズのスタメンは次の通り。
入場ゲートに長船がいて小破した模様でCBの一角は初先発の長嶋洸。代表活動の影響を考慮したのか左SBは木崎ではなく北川、GKは平尾でスタート。
INACはこちら。
GK 1 武仲麗依
DF 11 髙瀬愛実(C)
DF 5 三宅史織
DF 2 守屋都弥
DF 3 鮫島 彩
MF 8 杉田妃和HT▼
MF 23 チェイェスル74▼
MF 7 中島依美
MF 6 伊藤美紀HT▼
FW 9 増矢理花
FW 10 大野 忍80▼
GK 51 竹下奏彩
DF 4 田中明日菜
MF 20 福田ゆいHT▲
MF 14 京川 舞HT▲
MF 13 仲田歩夢80▲
FW 16 道上彩花74▲
序盤はレッズがボールを持って試合を進めるが、15分頃からINACも反撃態勢。つまりはINACペース。31分に中島→大野→増矢と中央の狭いところを通されてDFライン裏へ抜け出されて流し込まれ失点。
失点:t=46m30s
ところが終了間際にレッズの左サイドで奪い返したボールを塩越が前へ送ると、INAC選手に当たって弾道が変わり跳ね、並走する守屋を振り切ってボールを収めた菅澤が前へ出てきた武仲の動きを見て浮かし、ゴール。
菅澤:#t=58m50s
後半、安藤→白木でスタート。その白木が仕事をした。武仲が投げたボールを中島が受けるが、北川と白木でプレッシャー。中島の能力で交わして三宅に出し、さらに守屋へ。これでいなしたかに見えたが、守屋は次の展開を考えてルックアップした時に接近中の猶本を視界から切るとともにトラップが大きくなって奪われる。それでも次の手に備えようとしたところで猶本が不意にヒールパスで後ろに流したため、三宅より一歩早く反応した白木がシュート。これが武仲の脇を抜けてゴールとなり勝ち越し。
白木:#t=01h29m50s
理想よりは早い勝ち越しで残り30分のマネジメントが問われたが、4-4のブロックを堅持して対抗。高畑が小破して、交代で南を入れるアクシデントはあったが後はトラブルもなく淡々と進めてタイムアップ。2-1での勝利。
2017年7月8日(土)17時キックオフ 浦和駒場スタジアム
浦和レッドダイヤモンズレディース 2-1(前半1-1) INAC神戸レオネッサ
得点:31分 増矢理花(I神戸)、44分 菅澤優衣香、58分 白木 星
GK 平尾
DF 栗島、長嶋洸、高畑(83分→南)、北川
MF 柴田、筏井、猶本、塩越(88分→木崎)
FW 菅澤(90+2分→吉良)、安藤(HT→白木、90+3分→清家)
SUB 松本、三谷
観衆:1,754人
主審 松下朝香
副審1 高橋早織
副審2 永野貴大
第4の審判員 原 道代
入場ゲートに長船がいたところから、何かとセンターバックが注目を集めることとなった。まず失点がCB間の狭いところを通されたこと。増矢が置いた位置もうまかったがショートパスのこの精度がレッズにはまだない。そして得点もCB絡み。他所のことだし最終ラインのミスは目立ちやすくピンチに直結するのはどこのチームも同じこと。レッズに関しては初先発の長嶋洸が失点とイエロー1枚もらったことを除けばほぼ大過なく務めたこと。日体大時代に2部は経験しているが、駒場で緊張もあっただろう。もう少しチャンスがありそうなので引き続き注目。最後に南も残り7分のしびれる時間帯に投入されたがこちらも無事。
収穫は行き過ぎず引き過ぎずのコントロールを(おそらく中で)やり切れたこと。サイド攻撃にこだわらず機を見て縦に出して得点に結びつけたことも。そして決勝ゴール、温泉賞の白木。やればできる子、GKに当てかねないシーンもうまく振り抜けた。
クールダウンのやり方は他にもあるけれど、鮫島がトラックを淡々と走っていたのが印象的。ちょっとすると菅澤も出てきて並走。「運営」として設備や器具の片付けをしていたレディースジュニアユースの諸君にはこういうところを見逃さないで欲しいわけである。
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これで勝ち点14として、Bグループ首位に立った。翌日のちふれ-マイナビ戦でまさかのちふれ勝利の結果、2位以上が確定して準決勝進出が決まった。
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新時々日記
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