【レッズレディース】
第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会3回戦、藤枝総合運動公園サッカー場での伊賀FCくノ一対浦和レッドダイヤモンズレディース戦の観戦記。
展望記事はこちら。【展望】2016/11/3:皇后杯3回戦 伊賀FC戦(藤枝)
藤枝での皇后杯といえば深々と冷え込むイメージだったが、メインスタンドでは風もほぼ感じず、足首だけ固めたけれど快適な観戦。
レッズのスタメンは次の通り。
(GKユニ=黄色)
リーグ戦最終節(ベレーザ戦)のスタメンに戻し、北川はベンチ外。リザーブGKは松本。
伊賀は次の通り。
GK 1 久野吹雪
DF 2 畑中美友香▽79分
DF 3 大橋実生
DF 4 武田ありさ
DF 13 宮迫たまみ
MF 6 那須麻衣子
MF 7 下條 彩▽84分
MF 10 櫨 まどか
MF 17 杉田亜未
MF 18 福丸智子▽57分
FW 11 小川志保
GK 21 井指 楓
MF 5 吉村 碧
MF 20 小嶋美舞▲57分
MF 24 竹島加奈子▲79分
FW 9 園村奈菜▲84分
レッズの方がポゼッション率高いか、という出だし。14分に長船の横パスが緩くてかっさらわれて悪夢を見かけたが事なきを得る。伊賀は高いDFラインを取るがレッズも乗松を始めロングフィードで対抗し、32分に加藤がシュートを打つ場面を作ったがこれは枠の上。35分に右サイド奥のボールに伊賀GKが出たところを猶本が捌いてゴールに向かい中で待つ後藤に送ってシュート。DFに防がれたが逆サイドから詰めていた加藤が拾って改めて中へ送り猶本が蹴り込んでレッズが先制。
後半、伊賀が前々のところをセンターサークルで白木が収めてドリブル開始、左サイドを駆け上がった塩越に出す。塩越はワンタッチで前線へ送り、DFと並走しながらも走りこんだ後藤がボールのバウンドに反応してループ気味に流し込んで追加点。これで30分以上残してはいたが試合の大勢は決まってしまい、あとはいつもの5バックからの交代枠消化がお約束過ぎて恥ずかしかった程度で起伏もなく2-0でレッズの勝ち。
第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 3回戦
2016年11月3日(木・祝)14:00キックオフ・藤枝総合運動公園サッカー場
浦和レッズレディース 2-0(前半1-0) 伊賀フットボールクラブくノ一
得点:35分 猶本光、57分 後藤三知
GK 池田
DF 栗島、乗松、長船、塩越(→87分 臼井)
MF 柴田、猶本、筏井、加藤(→80分 高畑)
FW 後藤、白木(→90+1分 遠藤)
SUB 松本、長野
観衆:486人
主審 松下朝香 副審1 髙橋早織 副審2 新関美奈子 第4の審判員 山中学人
展望に書いた通り、またしても2-0での勝利。前半の相手のミスを得点に繋げられなかった伊賀とそれを繋げたレッズ、好対照を成したが淡々と予定調和的な試合展開には一種の超常的なものすら感じてしまう。それでも中盤での球際の争いはレッズが優勢でリズムを作れたことが最大の要因。2回戦からの間隔は詰まっていたがむしろいい勢いをもって臨めたのかもしれない。
伊賀は懸念したドン引き策は採らずリーグ戦同様に現在の戦力での戦いに徹したようだが、シーズン半ばでの就任となった野田監督は選手編成も含めてすでに来シーズンを見据えているかのようでもあった。
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2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら(正)。
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