第3回埼玉県女子U-14新人戦サッカー大会準決勝、浦和レッズレディースジュニアユース対エルフェン埼玉マリ戦の観戦記。
参加チームを4つのグループに分けて総当たりのリーグ戦を行って各グループ1位と2位が決勝トーナメントへ進み優勝から8位まで決める大会方式。例年と同様ならばこの順位で夏の全日本ユース(U-15)へつながる春の県大会のシード順が決まるはず。
レッズのこの大会での戦績は次の通り。(クラブ公式) 試合時間はすべて50分。
予選リーグ第1戦2016年1月10日(日)12:00キックオフ・越谷総合公園多目的運動場浦和レッズレディースジュニアユース 8-0(前半0-0) 越谷レディースファミリー得点者:一法師央佳2、島田芽依2、寺﨑夢花、井戸ケイト、オウンゴール2予選リーグ第2戦 2016/1/4-1/10:週記内に所感2016年1月10日(日)14:20キックオフ・越谷総合公園多目的運動場浦和レッズレディースジュニアユース 2-0(前半1-0) FC十文字ベントスジュニアユース得点者:島田芽依、福田莉子予選リーグ第3戦2016年1月11日(月祝)9:40キックオフ・埼玉工業大学サッカーグラウンド浦和レッズレディースジュニアユース 3-0(前半1-0) 浦和ラッキーズFC得点者:上田佳奈2、石倉花純予選リーグ第4戦2016年1月11日(月祝)12:00キックオフ・埼玉工業大学サッカーグラウンド浦和レッズレディースジュニアユース 8-0(前半4-0) FCシュエット得点者:福田莉子、寺﨑夢花、一法師央佳2、島田芽依2、髙橋美紀、落合依和準々決勝2016年1月16日(土)13:10キックオフ・くまぴあ浦和レッズレディースジュニアユース 9-0(前半5-0) 熊谷リリーズジュニアユースカサブランカ得点者:一法師央佳、島田芽依2、上田佳奈2、髙橋美紀、石倉花純、井戸ケイト2
まずは危なげなく準決勝へ進んできた。
準決勝の会場は8月の県リーグ以来のくまぴあ。熊谷駅から妻沼(バイパス経由)行きのバスに乗ってテレビ熊谷前停留所で降りると(前回もあったのかもしれないが)表示サインが設置されていた。
木は剪定され足下の雑草も無くなってバック側はきれいになった。
レッズのスタメンは次の通り。
前半はレッズがエルフェン側に押し込んで試合を進める。サイドで一騎打ちによる打開に偏りがちでシュートは打つには打っているがマリDFが体を投げ出して再三ブロックして惜しいシーンは一度だけか。途中で中盤を島崎-落合を底にする三角形へ修正した。
後半、上田→福田莉でスタート。すぐに相手FKのクリアを島崎が持ち上がって独走、追い抜いた島田に託してゴールに迫るが、GKを交わすタッチが長くなって押さえられてしまう。それでも流れをつかんでそのすぐ後にGKクリアを高橋がうまく収めて同じように持ち上がり、一法師にパス。シュートはGK脇の下を抜けてゴール。落合→木村、知久→渡邊優、寺崎→井之川と5分おきに交代自体は予定通りだったかもしれないが残り10分は押されっぱなしに。局面の争いでは勝っていたので不安はほぼ無かったが、最後、センターライン上右から島田が抜け出したが最後ドリブルが長くなってまたしてもGKに押さえられてしまった。そのまま1-0での勝利。
左サイドバック→同サイドハーフを主戦場にしてきた島崎がアンカーでフル出場。気づきがよく最終ラインに入ってのカバーリングやボール回しに参加するなど評価できる内容だった。島田は長い距離走ってのフィニッシュという新たな課題が見つかったが出だしだけで千切った走力は目を見張るものだった。
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決勝は2/7で相手は白岡SCLとなった。
この日、クラブから「2016シーズン、レッズレディース育成体制」が明らかになって、いわゆる三女の監督は神戸慎太郎氏。また「ユース」と「ジュニアユース」の区分を中学と高校に変更することとなった。理由を「外部環境の変化など」としているが、選手権での優勝から遠ざかっていることとなでしこアカデミーカップの創設など参加する大会・リーグが増えたことを指していると思われる。中3で大学生や社会人とやり合う機会などそれなりに意義はあったが、「区分はあくまで原則であり、各カテゴリーにおいて、年齢が下の世代の選手であっても、積極的に上の世代のチームでプレーさせ」ともあるし、その例はすでに2015シーズンから何度か見られたので新たな取り組みとして新シーズン最も注目する点になりそうである。
旧パス名:
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2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
2013年度以降の浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
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