第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会準々決勝、浦和レッズレディース 対 ベガルタ仙台レディース戦の観戦記。
リーグ戦最終節(11/8)以来のユアスタである。山形前泊して第一試合キックオフ11時ちょうど着。入場時に協賛のカップ麺をもらう。
レッズ対ベガルタは第二試合。ホームスタンドがすべてSAのカテゴリーのため、いわゆる立ち応援ゾーンはゴール裏。ベガルタはバック側に形成。
レッズのスタメンは次の通り。
加藤が外れて、ユース(高2)の長野風花が左サイドハーフに入る。リザーブは田尻、石井、和田、栗島、白木。
ベガルタは次の通り。
GK 21 ブリトニー・キャメロン
DF 5 坂井優紀
DF 2 千葉梢恵
DF 4 山本りさ
DF 22 万屋美穂
MF 8 嘉数飛鳥(C)
MF 6 川村優理
MF 7 田原のぞみ
MF 23 中野真奈美
FW 17 井上綾香
FW 24 有町紗央里
GKは武仲ではなくキャメロンだったのが意外だが、万屋・田原は予想通り。
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前半開始からレッズが押してベガルタが受ける展開。11分岸川のロングフィードに猶本が飛び出して抜け出すが、ペナルティエリアに差し掛かったところで打ったシュートは力なくゴールに至らず。18分柴田が中へ切れ込んだところで倒されてFKを得て猶本が蹴ったがGKにセーブされる。22分右サイドスローインを受けた乗松が切り込んでエンドライン際まで進み折り返したボールを中で長野に合うが左足を選択、外へ流れる。
27分にベガルタが初シュート。その後押し込まれ30分にはCKをニアで井上が後ろへすらして川村が走りこんでくる用意されたプレーでシュートを打たれるがバーに当たってセーフ。万屋が負傷退場して一人少ない時間帯の44分、臼井のクロスに中で乗松が頭で合わせるが戻りオフサイドの判定。前半は0-0での折り返し。
後半は一進一退もベガルタにペースを握られてシュートも多く浴びたものの凌いでこれも0-0で延長へ。終了間際準備していた栗島がプレーが切れず延長前半からのイエロー1枚もらっていた岸川に代わって投入。延長後半、ベガルタ左サイドバック井手上のクロスボールに中でごちゃごちゃっとした展開から押し込まれたがオフサイドの判定。(後からTV録画で確認したがファーの浜田の足元に当たって後ろから入ってきた川村が一瞬前に出ていた。レッズ全員棒立ち)。
一方レッズは左から長野のクロスボールを後藤がスルーしてファーの吉良まで届くがうまく合わず。延長戦も0-0でPK戦へ。レッズが2人目の猶本がGKのセーブに遭い、ベガルタは5人全員決めて5-3で準決勝進出。
第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝
2015年12月19日(土)14:04キックオフ・ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台レディース 0-0(前半0-0、後半0-0、延長前半0-0、延長後半0-0、PK5-3) 浦和レッズレディース
GK 池田
DF 乗松、長船、高畑、臼井
MF 柴田、猶本、岸川(→91分 栗島)、長野
FW 吉良、後藤
SUB 田尻、石井、和田、白木
入場者数:2,053人
主審 千葉恵美 副審1 宮崎真理 副審2 桐原純子 第4審 小田千絵美
レッズの敗因を探れば、前半の決定機にゴールを奪えなかったことか。0-0のスコアで「よく頑張っていた」はリーグ戦RS終盤にもあったが、勝ち上がりのカップ戦では言葉として優し過ぎるだろう。3部・2部相手なら得点できて無失点でも1部上位相手では得点できず。後藤も2戦続けてシュート0では。最終ラインからのロングフィードも影をひそめた。
準備期間があったせいか(と言っても事前には書けなかったがトレーニングマッチで見た内容は寒かったのだけれど)、MF4人の位置取りはかなり改善して、長野も臆せず右サイドまで来て顔を出していたし、岸川もGK前まで迫っていた。
交代枠は残したけれど、現状=代わって入る状態ではない、ので致し方なしだったか。
勝ち上がったのは、ベレーザ、新潟、ベガルタ、INACでエキサイティングシリーズ上位4チームという順当な結果となった。
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新時々日記
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