2015/5/24:関東女子リーグ1部 早稲田大戦(東伏見)

2015(平成27)年第21回関東女子サッカーリーグ前期第6節、早稲田大学対レッズレディースユース戦の観戦記。


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図らずも関東女子リーグ首位攻防戦となり、オランダ遠征中によるレッズレディース成分不足の暇な諸氏でいつになく観覧席が混み合う東伏見。読み通り30分前に着いていて正解。11:00キックオフ。微風。
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レッズのスタメンは次の通り。
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松本真未子がリーグ戦今季初先発。久しぶりに長野をフルで使えるため木崎を右へ出して小嶋をトップに置いた。前日(5/23)昼に関東プリンセスリーグ・横須賀シーガルズU-18戦をレッズランドで行っているがスタメンは温存されたメンバーとなった。
早稲田は次の通り。
GK 河邊花観
DF 大島瑞稀、三浦紗津紀、奥川千沙、渡部那月
MF 高木ひかり、松川 智、正野可菜子、平國瑞希、川原奈央
FW 河野朱里
レッズレディースユース出身の三浦(1年)がCBで先発。今季早稲田のゲームは初めて見るが4バックに戻したのか。

立ち上がりから気合の入った出足でプレスをかけるレッズ。15分くらいは中盤での攻防に終始していたが、徐々にゴールに迫るシーンが出てくる。33分木崎が遠藤を走らせて右サイドを突破、折り返しを小嶋が右足で合わせDFのブロックでこぼれたところを再度左足で押し込むとボールはゴール左に吸い込まれるように入り先制。
この日はこの1点だけで充分で、かといって守りに徹したわけではなくパス交換から今井が飛び出してシュートを打つ場面を作るなどサイド攻撃と中央突破のバランスが良かった。後半も集中が切れることなくボールを追い続け球際の勝負も優勢に進めて危ないと感じる場面はほとんどなかった。今季最高とも言える内容でそのまま押し切って1-0で勝利。
第21回 関東女子サッカーリーグ1部 前期リーグ第6節
2015年5月24日(日)11:00キックオフ・早稲田大学東伏見サッカー場
早稲田大学ア式蹴球部女子 0-1(前半0-1) 浦和レッズレディースユース
得点者:33分 小嶋星良
試合時間:90分
GK 松本
DF 遠藤(→86分久保)、長嶋、南、金勝
MF 木崎、今井、長野、塩越 
FW 青木(→ 53分高橋は)、小嶋(→74分三浦)
SUB 鈴木、伊能、奥本、高橋恵、三木、井上
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関東女子リーグでの対戦で早稲田に勝ったのは2009(平成21)年以来。ここ2年間4試合は1点も取れていなかっただけに嬉しい勝利となった。この時期には珍しいと言っては失礼かもしれないけれど交代策や選手のモチベーションを見る限り通常とは異なった勝負にこだわった采配とも見受けられた。
全員良かったのでどこから書くべきか悩むが、中盤の4人と青木の奮闘がまず最初か。引き過ぎず行き過ぎず、適度な距離感で90分間バランスが崩れることがなかった。高橋はなは復調著しく、空中戦をほぼ制して青木とは異なったトップ下の役割を果たした。中盤でつぶしていたのでDFラインの負担は少なかったがボール回しもほぼノーミスでレッズの攻撃のリズムを作った。南はFWに入るボールを前で先につぶそうと果敢に飛び出す回数が増えたように思う。
先ほど書いたように今季初見なので印象でしかないけれど早稲田はサイドバックから蹴り込んでくる戦術から中盤経由のつなぐ志向へと転換しているのか、まだ5月、チームづくりの途上にあるように思われた。途上といえば柳澤がボールを蹴る姿と出場はしなかったが中村みづきの姿を確認できた。
次節、一巡目最後の日テレ・メニーナ戦。

旧パス名:

新時々日記
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。