プレビュー
2015プレナスなでしこリーグ1部 レギュラーシリーズ 第9節
2015/05/17 13:00 キックオフ 高槻市萩谷総合公園サッカー場(大阪府)
スペランツァFC大阪高槻 – 浦和レッドダイヤモンズレディース
1.前節の結果と直近の対戦
浦和 0-2 日テレ 5/10日 鴻巣 観戦記
前半チャンスこそ作れなかったが互角の内容も、後半2失点。寄せの速さと試合運びの巧さに退けられた。
大阪高槻 1-0 新潟L 5/10日 高槻総合
高橋紗樹が挙げたゴールを守りきって大阪高槻が今季初勝利。
***
直近の公式戦での対戦は、プレナスなでしこリーグ2013 第18節 2013/11/10 高槻市萩谷総合公園サッカー場。
- 大阪高槻 0-2 浦和
後藤と高畑のゴールで勝利。
大阪高槻は昨2014年、当時2部の「チャレンジリーグ」へ降格しており、皇后杯も含めて対戦はない。
2.スタメン予想
ベレーザ戦のスタメン、その前の湯郷戦から平尾→池田、吉良→加藤のスイッチがあった。交代は加藤(→58分 白木)、岸川(→72分 長野)、後藤(→72分 吉良)。リザーブGKは今季初、2種登録の松本真未子だった。
エルフェン戦のような「抜擢」があるかもしれないが、後述のように落とせない試合でもあるため変更は考えづらい。
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大阪高槻の前節は次の通り。
GK 1 大野摩耶
DF 3 壷井綾子
DF 8 佐藤 楓
DF 2 武田ありさ
DF 4 秋葉夢子
MF 7 成宮 唯
MF 9 虎尾直美
MF 16 高橋紗樹
MF 11 巴月優希 51分↓
FW 10 齋藤敏子 90分↓
FW 14 丸山桂里奈 48分↓
GK 30 上野友紀子
DF 17 米山涼美
DF 25 林 萌々
MF 24 北川和香菜 51分↑
MF 23 作元芙美佳
FW 15 塩谷真里 48分↑
FW 13 島村裕子 90分↑
急にGK強化し始めた事情は不明だが、今季加入に目立った特長はなく結果的にも現在最下位。
3.試合のポイント
- 今節で対戦は一巡する。第9節の組み合わせと前節第8節までの順位表。
ベガルタ – 湯郷ベルAS埼玉 – 新潟L伊賀FC – 日テレ大阪高槻 – 浦和I神戸 – ジェフL
順位 | チーム名 | 点 | 数 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 |
差
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | I神戸 | 21 | 8 | 7 | 0 | 1 | 18 | 7 | 11 |
2 | 日テレ | 20 | 8 | 6 | 2 | 0 | 18 | 3 | 15 |
3 | ジェフL | 16 | 8 | 4 | 4 | 0 | 10 | 3 | 7 |
4 | ベガルタ | 15 | 8 | 4 | 3 | 1 | 11 | 6 | 5 |
5 | 浦和 | 8 | 8 | 2 | 2 | 4 | 12 | 12 | 0 |
6 | 湯郷ベル | 8 | 8 | 2 | 2 | 4 | 7 | 16 | -9 |
7 | 新潟L | 7 | 8 | 2 | 1 | 5 | 4 | 7 | -3 |
8 | 伊賀FC | 7 | 8 | 2 | 1 | 5 | 4 | 10 | -6 |
9 | AS埼玉 | 5 | 8 | 1 | 2 | 5 | 4 | 15 | -11 |
10 | 大阪高槻 | 4 | 8 | 1 | 1 | 6 | 5 | 14 | -9 |
4チームが抜け出した中でさらに1位・2位と3位・4位の間が離れた。但しジェフLに苦手意識はないだろうから勝って三つ巴の可能性はある。5位と6位の椅子取りゲームは残り6チームに権利がある液状化現象。浦和は勝てば得失点差9はさすがにひっくり返されないと見てその5位維持は可能で最優先のタスク。引き分ける余裕はすでになくこの試合は落とせない。
- 対戦が一巡すると共にワールドカップによる中断期間となる。再開は7月12日。メンバー選出がなかった浦和はオランダでの国際大会に参加、U-19の海外遠征とU-16のキャンプもあるが、6月は練習+TMのシーズン前のような調整となるのだろう。
- 負ければ8位の可能性まであり、この順位は一昨年2013年シーズンと同じ成績に当たる。それならば当然監督(並びにスタッフ)の去就問題になっても驚かないし、然るべき流れ。
- 浦和の今の状態ではベレーザに完封は致し方なし。懸念材料は引き続き後藤の調子とボランチ2人のバランス、DFライン間のギャップだが、それでも清家と柴田の突破から作るチャンスやセットプレーで得点して押し切れるだろう。前者2つを解決するために三女が今季採用している4-3-3を妄想したりもするけれどそれはまた違う話。
- 大阪高槻は公式サイト【試合後コメント:なでしこリーグ1部 第8節 vs新潟L戦】で異口同音に集中が切れる切れないに触れていて、裏を返すと切れやすいのを示しているともとれ大草原。「集中」は頻度の高いサッカー用語の割りには抽象的過ぎて使いどころに困るがそれは「集中おじさん」に聞くとして、前々節のベガルタ戦で80分以降に2失点して逆転されたのが目につくだけで、記録上時間帯的には万遍なく失点しているように見えるのだが。初勝利後のゲームでテンションやや高目にくれば消耗は早まるか。
- 予想スコアは1-2で浦和の勝ち。集中が切れるそうだから歴史は繰り返されるCKから高畑先輩がどフリーになってのヘッドで決勝点。希望は無失点試合で0-3くらいには引き離してほしい。
- 丸山桂里奈と長船加奈は2008-2009シーズンの2期、マリーゼに在籍。佐藤楓は2011年6月にHOYOスカラブFCから特別指定選手として福岡J・アンクラス加入時に同シーズンだけ猶本光と共にプレーをしている。成宮唯は2013年シーズン9月までベガルタに長船と共に在籍、JFAアカデミー福島の2期生で和田奈央子の1個下、乗松瑠華の1個上、平尾知佳の2個上。この4人は2011シーズンのチャレンジリーグで同時にピッチに立っている。市野愛月は作陽高出身で三谷沙也加の1個下。武田ありさは日ノ本学園高出身で藤田のぞみと同期。藤野涼加は常盤木学園高出身で白木星と同期。
4.その他リンク
- マッチトピックス (アウェイ戦につき無し)
- イベント
- 「選手とPK対決」
- 沢庵サラダパン 限定100個販売
- 「グングンソーセージ」来場者プレゼント(先着200名)
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2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
2013年度以降の浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
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