第36回関東女子サッカー選手権大会(兼)第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会関東地区予選、準々決勝レッズレディースユース対筑波大学の観戦。会場は藤岡市浄法寺スポーツ公園。
今回は関東リーグ所属の8チームに都県代表8チームの全16チームでのトーナメントで本戦出場は2チーム枠、つまり昨年までのチャレンジリーグ所属チームも参加してのトーナメントではなく、今季の該当3チームは自動的に本戦出場らしい。理由は分からないが日程調整や実績などを考慮したか。
○リンク(時々日記内)
第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 予選結果集約ページ
2013/10/12:皇后杯関東予選 スフィーダ世田谷戦(押原人工芝) 2013年同大会観戦記
近年なかなか本戦出場が叶わないレッズレディースユースは関東女子リーグ現状2位の格からすればこの変更はむしろ追い風ともとれるが、夏を越して各チーム力をつけて臨んでくるだけに一戦づつ落ち着いて戦うだけ。前日(10/4)一回戦は千葉県代表の順天堂大学と対戦し開始1分で決めたゴールを守りきって準々決勝に進んできた。
第36回関東女子サッカー選手権大会 関東地区予選 1回戦
2014年10月4日(土)14:10キックオフ・藤岡市浄法寺スポーツ公園
浦和レッズレディースユース 1-0(前半1-0) 順天堂大学女子蹴球部
得点者:1分 金勝里央
試合時間:80分
GK 鈴木
DF 奥本(→遠藤)、久保(→南)、新井、村社(→小嶋)
MF 今井、木崎、金勝、塩越、柳澤
FW 青木(→高橋)
今年は群馬県での開催。太田市かなと勝手に想像していたら準々決勝までは藤岡市の三会場、準決勝と決勝は伊勢崎市になった。藤岡市は埼玉県に接しているので近いといえば近い(棒)のだが、どう調べても公共交通機関(バス)でのアクセスが悪すぎて自走の方に便乗させて頂いた。多謝。
しかし送ってくださった方は所用で即お帰りになるというまさかの展開。台風接近の影響により朝から大雨で一個だけあったあずまやにぽつねんと座って第一試合のジェフU-18と東京国際大のアップの様子を眺めていると「遠い目w」とか通り越して「遠島申しつけられ」かタコ部屋監禁の涙目モード。通りがかる人も「何この人」みたいな警戒含みのおはようございます声がけ運動。
(そこ停められちゃうとCKが見えないんだな) 右手が本部とベンチ。左手のバック側は崖の下に階段が一部に切ってあるので晴天時なら腰掛けられるのだろうが何しろ雨なので最上段の通路部分で傘差しながらの立ち見。
レッズのスタメンは次の通り。
初手から両翼高速サイドバック(左:小嶋、右:遠藤)仕様。皇后杯はこちらでの登録となった長野風花がアンカー的ボランチの位置、来週どうするんだろう。
筑波大は次の通り(視認)。関東女子リーグは現最下位の8位。関カレは6位だが今季は5位以下が混戦。一回戦は東京都代表の村田女子高と対戦して2-0での勝ち上がり。
FW 7秋山 22山守
MF 18横山 5上津原 17豊川 14武者
DF 3藤本 29田口 19伊藤栞 20拝田
GK 31平尾
雨はしっかりと降り続けているが、風は気にならず、一試合経たピッチ上も水たまりはない状態。12:20キックオフ。40分ハーフ。
前半からレッズのペース。シュートで終わっているのが好感。28分左CKからの流れでファーサイドやや遠目の位置で柳澤がボレー、これにゴール前にいた青木が反応して先制。ショートパス主体のレッズにとってピッチコンディションがいいとはいえないが、ボールコントロールでのミスはなく、要所に長野が顔を出し中盤での複数人数でのプレスも効いて、危ないシーンは右からのクロスボールがゴール前を横切った一回だけ。
後半も同様の展開。柳澤を下げてしばらく見ないうちに急に大きくなった高橋をトップ下へ。青木、長野のミドルシュートがバーに当たるなど一向に点は取れないが、71分に右CKを手前で待ち受ける遠藤へ。ダイレクトでゴール前へ放り込むとニアに飛び込んだ南がGK前でワンバウンドしたボールをボレーシュートし2点目。これでほぼ勝負ありとなって結局2-0でレッズレディースユースの勝利。
第36回関東女子サッカー選手権大会 関東地区予選 2回戦
2014年10月5日(日)12:20キックオフ・藤岡市浄法寺スポーツ公園
浦和レッズレディースユース 2-0(前半1-0) 筑波大学女子サッカー部
得点者:28分 青木知里、71分 南 萌華
試合時間:80分
GK 鈴木
DF 遠藤、南、新井、小嶋
MF 長野、木崎(→長嶋)、金勝、塩越、柳澤(→高橋)
FW 青木(→今井)
安定した試合運びで見ていて危なげなかった。小嶋は思い切って飛び出してみれば中盤からパスがもっと出るような予感。前に位置する金勝との相性も良いみたいなので今後経験を重ねていけば、と思われる。後半の攻撃は中央突破に偏ってしまったようにも思えたが、きっちり追加点を取れたのでよし。高橋は最後トップ下のポジションから1トップへ移ったが皇后杯は清家がトップチームでの登録のようなのでこれもチャンスと捉えて頑張ってほしい。
筑波大は山守のスピードとボランチの上津原が目を引いたが、レッズの出足のよさに主導権を握れず敗退となった。
昨年は気がつかなかったがパンフレット1部500円。でも代表者と監督の自宅住所とか記載する必要あるんでしょうか。準決勝は日テレ・メニーナとの対戦、勝てば本戦出場決定となる。
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新時々日記
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