第28回関東大学女子サッカーリーグ1部、日本体育大学対関東学園大学の試合を観戦。
リーグは6節終えて残り3試合。日体大は6戦無敗で勝ち点18で早稲田と並走。6位以上は確定してインカレ出場は決定。例年チャレンジリーグとの兼ね合いになるが、前日9月27日にしんよこFPでノジマステラと対戦して0-3で敗戦。例年中位のままだったが今季の現順位は3位、長らく首位の期間もあった。1年の羽座妃粋はなでしこジャパン招集で韓国出張中。関東学園は3勝3分けの勝ち点12で4位。
秋の夕暮れの日体大健志台グラウンド。久しぶりに来たが見やすい。ただ、この向こう正面のスコアボードだけは国境の向こう側的な。16:00キックオフ。すみません大会プログラムもう買って持ってます、2冊目買う余裕ありません。
日体大フォーメーション。4-1-3-2。青。
19平田 59植村
22布施 10北野 32石井 47野津 63大木 25阿部 15山本 2木村 GK41平出 |
HT 2木村→9田中 HT 22布施→38鎌田 62分 15山本→36三原 67分 10北野→34守屋 74分 32石井→16小田 |
関東学園フォーメーション。4-4-2。赤。
28高松 17原島
30浦島 18豊嶋 5加藤 15大里 35滝口 3石川 2岩崎 10中村 GK1清水 |
60分 5加藤→8菅 88分 28高松→11佐藤 |
開始7分、不意ともいっていいタイミングで中央での28高松のシュートが決まり関東学園が先制。日体大はチャントの一節「光の速さより速く 速攻一本決めれば」の通り、快足2トップが裏へ抜け出してという場面を作りたいところだが、関東学園も対策ができていてFW2人をDF4人が中央に絞り込んで挟み、MF4人も一列に並んで4-4のブロックで引いて守る構え。
これが意外に効果があって日体大はDFラインのボール回しに終始して前へボールが出せず、時には前プレスに引っかかってボールを失う場面まで。ずっとこのままの展開ではないだろうとは思って観ていたが、43分に22布施のミドルシュートで同点に追いつくと、前半終了間際に左サイドで得たFKをエンドライン際で競りながら2木村がヘディングシュートを決めて日体大が勝ち越し。あっという間に2-1として折り返し。
後半、日体大は3バックへ変更。9田中を投入してトップの位置に置いて59植村を一列下げて左サイドへ。その日体大、55分59植村が左サイド突破してのシュートをGKがはじいたものの、19平田が蹴りこんで3点目。
関東学園が5加藤→8菅で3バック対策をし関東学園の時間帯にもなったが得点には至らず。むしろオープンな打ち合いになってしまい、前半のリトリートをどうこじ開けるかという展開とは正反対。85分に平田が右サイドを突破してクリアのこぼれたところを途中から入っていた16小田が押し込んで日体大4点目。結局4-1で日体大の勝利。
序盤の失点と硬い動き、さらに関東学園のリトリートと日体大には逆風だったが、終わってみれば・・・の結果。
関東学園は2年の大型FW28高松に潜在性を感じるが、チームとしては少し淡白な感じで昨年や春頃の印象と異なった気がした。試合内容とは直接関係ないが今季加入が4名だけというのが後々どう響くかも心配。
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