平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 女子、通称インターハイの準決勝。まず第一試合で兵庫の日ノ本学園と岡山の作陽の試合。
日ノ本学園は、
日ノ本学園 1-0 都立飛鳥日ノ本学園 1-0 藤枝順心
と共に1-0のスコアでの勝ち上がり。2年連続本大会の優勝高でもあり、まずは順当なところ。
一方、作陽は、
日本航空 0-4 作陽常盤木学園 2-2(PK3-5) 作陽
と、終了間際に追いつかれたもののPK戦で常盤木に勝っていい流れで向かってくるか。
昨年度荒天中止を余儀なくされ開催日が足りなくなったために決勝を行わず両校優勝の措置となった経験を踏まえてか、今年度は準々決勝と準決勝の間を一日空けた。深読みかもしれないが、疲労回復も考えればこれはいい改善策だと思う。
○日ノ本学園
GK 1木付優衣
DF 2竹村美咲 3國武愛美 4渡部那月 5稲田佳奈
MF 6吉田凪沙 7平塚万貴 8寺崎未祐 10八坂芽依 11池尻茉由
FW 9大竹麻友
リザーブ:
GK 12池尻凪沙
DF 14小松優希 17上村彩華
MF 13原 優香 15藤尾きらら
FW 16目原莉奈
○作陽
GK 1岸本茉桜
DF 2倉橋香帆 3浅野智里 4宮地明日翔 5市野愛月
MF 6青木美緒 8今田怜那 9森迫あやめ 10渡邊佳奈美 14松島育美
FW 11北方沙映
リザーブ:
DF 12伊禮彩音 16今井岐美佳 17平方真貴
MF 7伊藤さくら 13井上彩香
FW 15山根 唯
10時キックオフ。前半から両チームの特色がはっきりと出る。日ノ本のショートパスをつなぐ志向に対し、作陽は4-4のブロック、時には5-4のブロックを作ってしっかり守備から入りチャンスをうかがう、そんな試合展開になり、前半は0-0で折り返し。作陽のDFラインは幅もコンパクトにしているので、日ノ本が左右ともその外側を突く場面に可能性がありそうだった。
初日と異なりこの日は比較的強い風が吹いており、後半風上に立った作陽に味方する。後半で3本目のCKをファーサイドに巻いて蹴りこむとGKは掻き出せずそのままゴールとなる。これで守り切る態勢かと思われたが終了間際日ノ本が左に展開して八坂がクロスボール。これにフリーで走りこんだ右SB渡部が頭で合わせて同点。PK戦へ。1本止められ、もう1本左にそれてしまった作陽がここで敗退。
作陽は狙い通りの展開に持ち込んだかに見えたが最後のところで失点、堅く守る戦術は選手権向きでもあり今後も優勝候補と目されるチームが掬われることがあるだろう。日ノ本は派手なところはないが厳しい展開ながら丁寧に攻めて一点もぎとった。八坂芽依は案外な気もしたしまだ線も細いのだけれど決勝もう一試合見ることにしよう。
○リンク(時々日記内)
旧パス名:
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新時々日記
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