2014年度第20回関東女子サッカーリーグ1部第12節、レッズレディースユース、日テレ・メニーナ戦アウェイ。久しぶりのヴェルディグラウンド。小田急の読売ランド前駅から山登り。鳥のさえずりを浴びた後一気に人工物の騒音にさらされるこのギャップ感。
レッズのスタメンは次の通り。
前日のなでしこリーグ湯郷ベル戦に帯同して出場無しの長野が先発。もう一つ前節との違いは右SBのスタメンが奥本であったこと。86分間出場した清家も軽めのアップも出場態勢。16:00キックオフ。
8分(手元、以下同)中央を抜けて決定機、青木のシュートは惜しくも右に逸れる。16分自陣でボールロストしてメニーナFW鳥海に決められ失点。36分カウンターで再び鳥海。42分左サイドからのFKを中で奥本が競って落とした後のこぼれ球を今井がつめて1点返して前半終了。ボールの支配率は高いがシュートまでの確率が低い。
後半も同じような展開。57分に今井に代えて遠藤を右サイドに入れて塩越が2列目の真ん中。65分にGKからのフィードを鳥海が引っ掛けてできたメニーナのチャンスをしっかりと籾木が決めて1-3。青木→清家、木崎→三浦と交代し、ようやく左サイドの上がりが増えて塩越が1対1の局面で打ったシュートがポストに当たって外れたりもしたが押し上げがもう一つのことが多く結局1-3で試合終了。
第20回関東女子サッカーリーグ 後期 第12節2014年7月20日(日)16:00キックオフ・ヴェルディグラウンド日テレ・メニーナ 3-1(前半2-1)浦和レッズレディースユース得点者:42分 今井裕里奈GK 鈴木DF 村社、新井、久保、奥本MF 長野、木崎(→三浦)、今井(→遠藤)、塩越、金勝FW 青木(→清家)
公式戦とはいえモチベーション維持が難しく見えたまま攻撃主体のフォーメーション練習のような入り。しかも中央突破に偏って組み立ても少し雑。一方、選手権でメニーナ相手に毎度得点を許してしまうパターンの再現に次ぐ再現で守備的にはいい経験になったとしか言いようがない。
関東女子リーグはこれで11月まで中断する。レッズレディーストップの事情や大会などの外部環境の影響を受けやすいのでチームとしてというのを求めるのはなかなか難しいと感じるようにはなってきたが、今季ここまで見ての課題は試合運び、特に後手を踏んだ後の反発力不足と前半のゆったりとした入りが挙げられるか。もちろん経験を積んで得られる面も強いのでこれから変わってくるのに期待。あわせて中3組の成長も。一方で後半残り10分の攻撃の迫力は誰が出ていても備えているのは強み。
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時々日記
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