2014/7/6:吉備国際大戦(カンスタ)





プレナスなでしこリーグレギュラーシリーズ第12節、レッズレディース、FC吉備国際大学Charme戦。kankoスタジアムでのアウェイ。

雨。

岡山駅から北方向へ歩いて、20分ほどかかったか。

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14:00開場ということで数分遅れのタイミングで着いたけれど、横断幕などの事前搬入の設定があったそうで、お手伝い頂きながらゴール裏に装着。しかしそれが終わってしまうと16:00キックオフまで1時間半以上あるわけで、駅で買ってきたお弁当を食べてついビール(缶350ml)飲んでしまうと、屋根の下だし不謹慎ながら眠k(ry 寝てないけど。

レッズのスタメンは次の通り。

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前節同様後藤がベンチ外でFWの一角には清家が先発。CBを乗松にして坂本は控え。左SBは臼井がベンチ外で和田が今季初先発。CKのキッカーも務めた。ベンチには2度目の長野に初めての遠藤優のユース組が入った。U-18招集と関係あるのかないのかは不明。キャプテンマークは引き続き高畑。

対する吉備国際大のスタメン。

GK 21 井指 楓
DF 14 野間文美加 25 江口未珂 5 高橋千帆 16 永野桃子
MF 7 倉員史帆 10 高野紗希 6 吉武愛美 24 田島光代
FW 9 濱本まりん 8 西川明花

配布されたマッチデープログラムにも4-4-2のフォーメーションで表記されているが、試合中DFラインは5人横並びのことが多く見受けられるのは前回と同様。

序盤から岸川と猶本を基点としてのボール回しと両CBからのフィードで流れを作っていく。16分、中盤から左に展開して駆け上がった和田が左足でのアーリークロス、これが清家のヘッドにピンポイントで合ってゴール。

DFラインを高く保つよう太田監督から指示が飛びまくるが、33分に中盤で受けた猶本がドリブルで進み、寄せが甘いと見るやミドルシュート。GKは触れたがゴール。

その後、DFの処理ミスをかっさらった清家が独走して1対1の局面を作って打ったがGKにセーブされたのと、加藤がエリア内で後ろから両手突きで倒されたように見えた件と、堂園が中央遠目から打ったシュートが枠に飛んでGKにはじき出された件が起こるも前半は2-0での折り返し。速いサイドチェンジで吉備国大の守備陣形を揺さぶって崩す様子がはっきりと分かった。

後半、雨が一層強くなったのは不運で、右サイドで仕掛けを強めていた柴田が上げたクロスボールが詰めていた吉良の前にこぼれてきたのを落ち着いて左隅へきれいに決めた1点のみ。ユースの試合でも時折見られるペナルティエリア周縁で余裕を持ってボールを回せているのにシュートが入らない状態が続く。

残り5分で長野風花になでしこリーグ初出場の機会が与えられ、ユースでは主にボランチ(アンカー)だが左サイドに入る。右からのクロスが抜けてきて中へ絞っていた長野がシュートを打ったがGK正面だった。

結果3-0でレッズの勝利。ヒヤッとしたのは1本か2本かというシャットアウトだったが得点の機会はもっとあった。和田は加藤との相性もよく積極的に駆け上がり先制点のアシストになったクロスボールは見事な軌跡だった。その先制点の清家は安定したプレーで駒場だったら「温泉賞」。猶本は流れの中では開幕戦以来のゴールを挙げその後はマークがきつくなったが、体幹が整ってきてタフで前への意欲あふれるプレーで攻撃面を引っ張った。この試合でというよりここ数試合での印象含み。

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プレナスなでしこリーグレギュラーシリーズ第12節 vs FC吉備国際大学Charme
2014年7月6日(日) 16:00・Kankoスタジアム
FC吉備国際大学Charme 0-3(前半0-2) 浦和レッズレディース
得点者:16分 清家貴子、33分 猶本 光、59分 吉良知夏

GK 平尾
DF 堂園、乗松、高畑、和田(→85分 長野)
MF 柴田、猶本、岸川、加藤(→75分 齊藤)
FW 吉良、清家(→67分 大滝)
SUB 田尻、坂本、遠藤、泊

入場人員:1,245人

***

第12節の結果は次の通り。

AS埼玉 1-2 ベガルタ
日テレ 2-1 伊賀FC
吉備国大 0-3 浦和
新潟L 1-0 ジェフL
I神戸 1-2 湯郷ベル

湯郷ベルがアウェイでINACを下して勝ち点は並んだまま。5月末にノエスタから沖縄県南城市での開催に変更したのは一種の謎だが35度以上の気温ではホームもアウェイもなくなってしまったのだろうか。

レギュラーシリーズ首位争いは次次節の直接対決での勝敗で趨勢が決まる可能性が高くなったか。浦和の自力優勝は引き分けでは得失点差的に厳しくなる予感。その意味ではこの日の+3では積み上げ足りなかったことになるという結果論先取り。

順位 チーム名
1 浦和 29 12 9 2 1 26 7 +19
2 湯郷ベル 29 12 9 2 1 26 14 +12
3 日テレ 23 12 7 2 3 24 10 +14
4 I神戸 20 12 6 2 4 23 13 +10
5 新潟L 20 12 6 2 4 20 14 +6
6 ジェフL 19 12 6 1 5 21 18 +3
7 ベガルタ 17 12 5 2 5 13 13 0
8 AS埼玉 7 12 2 1 9 18 35 -17
9 伊賀FC 6 12 1 3 8 14 24 -10
10 吉備国大 1 12 0 1 11 10 47 -37

先取りといえば清家と乗松(+遠藤)を8日-10日の3日間で堺で行われるU-18の日中韓国際親善サッカー大会へ出すのもクラブは気前良すぎと思っているが、参加国の事情もあったのだろうがこの時期になったのがもっと謎。高校総体出場決定までは無理ではあったろうが。

なでしこリーグの開催日程は「なでしこジャパン」の大会日程を尊重して組まれるが、その下のカテゴリーに関しては考慮していないように見える。土日への影響を考慮して火水木にしました(キリッ ということかもしれないし、クラブ当たりの選出人数制限とかも想像してしまうけれど、この現高校2年、3年、早生まれの大学1年で構成して始める次のU-20W杯に向けた取り組みがこんなに行き当たりばったりに見える出だしで大丈夫かしら。話が逸れた。


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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。