2014/1/25:関東女子リーグ入れ替え戦T1回戦:横浜FCシーガルズ-日本航空高

関東女子サッカーリーグの入れ替え戦トーナメント1回戦、第一試合「東京国際大-つくばFC」に引き続いての2試合目。神奈川県1部リーグを全勝で終えた横浜FCシーガルズ、狙いはノジマステラ神奈川が辿った皇后杯出場からのチャレンジリーグ参入だったろうが、ここは切り替えての上位リーグ入りを果たせるか。前身といっていいのか、横須賀シーガルスとの連続性があるとすれば関東女子リーグは復帰にあたる。対戦相手は山梨県代表の日本航空高校。

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多数のサポーターが向かいの土手から掲揚台に構え、ウォーミングアップもなでしこリーグ所属チーム並みの内容。
スタメンは次の通り。
FW: 13石原美聡
2列目: 11吉田瑞季-9田中 唯-28塚本 舞
ボランチ: 18中居未来-16入内嶋雪菜
DF: 14牟田佳織-5田中景子-19森 春奈-24鈴木里佳
GK: 26出口春奈
の4-2-3-1に見えたが、田中唯も体格を活かして前線で張るので4-4-2かも。(目視ゆえに)
13:30キックオフ。シーガルズの右CKからできた混戦を田中景子が押し込んで先制。さらに右サイドの塚本舞が抜け出して2点目。さらに石原美聡が抜け出して3点目。このまま一方的な展開になるかと思いきや、スローダウン。ペナルティエリア右角周辺で作られた混戦から放たれたミドルがGK頭上を越えて左サイドネットに収まって3-1。再び右CKから一度跳ね返されたボールを再度右からクロス、混戦から中居未来が蹴り込んで4-1にして前半終了。
後半もシーガルズのペースで、ポストを叩くなど惜しいシュートもあったが無得点。逆に日本航空高はCKからGKのファンブルを押し込んで1点返したもののそこまで。結局4-2でシーガルズの勝利。
シーガルズは勝ったものの、課題は攻撃が単調になりがちで縦のスルーパス狙いが多く、後半は対応されてしまっていたこと。サイドが偏りがちで右なら右ばかりから攻める時間が続くこと。DFの要、田中景子がつり出された後の対応。ただ、トータルで4試合を見据えた戦いをしたような感じもしたので修正してくるか。後半終盤に佐野杏奈を投入して中盤に変化ができたのも書いておかないと。もう少し長い時間見たかったところ。やや分が悪かった日本航空高だがFWの9番はスピードがあったし、GKもシュートストップでリズムを作った。
神奈川大時代に注目していた牟田佳織のプレーをまた見ることができて個人的に感慨があった。当時は膝が悪いように見えていたけれど何でもなさそうでよかったかな。
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。