国際女子サッカー選手権2013の日程(決勝=12月8日)との調整で、唯一水曜日に組まれた3回戦最後の試合。どちらも西のチームなのだが、担当も含めて東京・西が丘にならざるを得なかったか。とはいえ、愛媛FCは2回戦で日体大と対戦しての勝ち上がり。
13時開場、14時キックオフ。
メインスタンドから。中央の1ブロックを仕切って「関係者席」としていたが、誰も座らず。緩衝帯?(まさか)
メンバーは次のとおり。
INAC神戸レオネッサ:
GK
海堀 あゆみ
DF
近賀 ゆかり 甲斐 潤子 磯金 みどり 渡辺 彩香
MF
南山 千明 チ・ソヨン 中島 依美
FW
川澄 奈穂美 高瀬 愛実 田中 陽子
サブ
武仲 麗依 ベッキー 澤 穂希 京川 舞
ゴーベル・ヤネズがスタメンとしてアナウンスされたが、アクシデントでもあったのか田中陽子が入った。訂正アナウンスはなし。
愛媛FCレディース:
GK
上野 友紀子
DF
西村 望 佐藤 裕美 小野山 奈々 串山 早希
MF
西川 早弓 岩本 有加 小川 真名美 山城 見友希 川村 明梨
FW
阿久根 真奈
サブ
大迫 華子 向谷 綾香 葛間 理代 小野 未侑 丸形 梨恵
こちらは中田麻衣子を欠く陣容。公式記録にFW表示はないが、スピードのある阿久根をセンターラインに残して4-5-1のフォーメーション。
試合内容はINACの一方的な展開。
14分、CKからの流れで渡辺が左サイドからファーへ正確なクロスボール。近賀がヘディングで先制。続いて、エリア内で後ろから倒されたとの判定でPK。チ・ソヨンが決めて2-0。これ以降もシュートで終わるが得点には至らず前半終了。
後半開始早々愛媛が右からクロスボール気味をバーに当てたが、結果的には記録上シュートはこの1本。高い位置でのプレスとボール奪取能力、CB2人以外は裏を取る動きを重ね、後半はミドルシュートが決まり出して、結果8点とって10-0の大差となった。
愛媛は4-5で守ったが、アタッキングサードの相手ボールへはプレスに行かず、ミドルでも中盤の5人のうち一人は余っている印象。チ・ソヨン、南山からの配球を自由にさせすぎた感がある。PKの判定は2つとも厳しい印象はあったが、チャレンジリーグや国体で見た時よりは終始硬く何もできなかった。
愛媛側サポーターは休みなくコールを続けていたが、個人コールが挟まらないのでメインスタンドで聞かされる分には単調過ぎ。