2019年6月22日(土)函館競馬場へ旅打ちに行った記録。
○準備編
- 函館は競馬どころか街自体の訪問すら初めてである。出張の多い仕事に就いている時期も長く、個人的にも旅行が好きでいろいろと出かけてきたつもりだが、なぜか函館にはこれまで縁がなかった。未踏競馬場踏破という流れができた今、今年は函館競馬には必ず足を運ぼうと年初から準備をしてきた。
- 首都圏からのアクセスは飛行機か新幹線だが、競馬場指定席が事前に買えれば朝一の飛行機で行けばいい。但しネット予約できるかどうかが判明するのが一般会員の身分では1週間前の木曜日なので、当日朝並ぶ可能性も残すとやはり前日入りが望ましい。もともと当日行われるレースの格などにはほぼ頓着せず、むしろ重賞の日は混むから嫌だなと空いている土曜日を選ぶ傾向が自分にはあるがここも同様に金曜夜に出て土曜来場のパターンで検討し、今や6週12日間しか行われない中から1回3日目の6月22日を候補とした。ちなみに指定席の抽選販売日が前年の2018年よりも増えて4日間(すべて日曜日)となっており、観光地としても注目度が上がっているようで人気なのかもしれないと想像してみる。
- やっぱり、というかネット予約はつながったと思ったら発売終了。当日朝の並びで買うことになった。前年1回3日目(2018/6/23)の当日発売指定席満席時刻はA1=7:53、A2=8:20、B1=8:25、B2=8:33。
- JRAなので競馬場へのアクセス、コース特性、新聞については割愛する。開幕週の初日と2日目のレースを見たところ先行馬優勢、岩田康と吉田隼に注意、内ラチ沿いに伸びるコースがあるので差しも2着なら、という漠然としたツカミくらいしかできなかった。
○入場編
前日は大宮発17:46のはやぶさで新函館北斗着21:48、はこだてライナーと市電を乗り継いで五稜郭周辺の宿に23:00頃にチェックインした。
当日は7時前に出発。この時間湯の川方面への市電はまだないので2km弱歩いていく。少し離れたホテルの前に客待ちのタクシーが停まっているのは見えたがそこまで逆方向へ歩くのも面倒だった。途中コンビニに寄って、7:20着。
A指定席、B指定席ともゴール板に近い方からA1・A2、B1・B2とブロック分けされているがなんとA1はすでに整理券配布済でA2に並ぶ。これまでも書いているようにゴール板周辺はむしろ避けたいという考え方からのもともとA2狙いなので不満はない。前週、禁止薬物を含んだ飼料添加物を摂取した可能性のある馬をすべて除外にしたため函館だけではなく何となく盛り上がらなかったが、それで来場を控えた人が今週は土曜日から気合を入れてお越しなのだろうか、メインレースがリステッドの大沼S程度で前年比大幅に早い動き出しでやや戸惑う。
列からはガラス越しにパドックが見える。なお、開門直後のパドックシート争奪函館スプリント特別も堪能した(笑)。
整理券配布が7:50で再集合は8:40、発売開始は開門時刻と同じ9:00。B1はもう少し後で整理券が配られていたようだった。ベンチでコンビニで買ってきたおにぎりなど食べて時間つぶし。まだ空いていたので最前列を取ることにした。A指定席は入場料込みで1,500円。
残念ながら海と空の境目がよく見えない。
さて、場内。
まずはパドック。
パドックシートからでも距離感がまだあるようにも思えた。朝7時くらいから並び始めての争奪戦ではあるが無料にしては席の造りはしっかりしているし人気はうなづける。
指定席がある3階からもパドック側にデッキがあるので見下ろすことはできる。ビジョン下に当たる「ダッグアウトパドック」へは行かなかった。
構造的に面白いなと思ったのはパドックから本馬場への動線が地下ではなく建物をくぐる形でなおかつ客も並行して動けること。
施設自体の大きさは動き回るタイプにとってはちょうどいいのだが、指定席の席数はもっと欲しいところ。UMACA導入済だが、投票機が少なくて迷った。あった!と思って近寄るとUMAポートだった時の絶望感を強く感じたのであった。Wi-fiは調子良く、問題なかった。
JRAの現場では来場ポイントを(意地汚く)付けているのだが、不意に「5ポイント de ラッキー賞」の3等が当たったので、ちょっと考えてからオリジナルバッグ入り実使用蹄鉄を頂くことにした。特別展示「メジロ牧場の歴史~“白と緑”の蹄跡~」のパンフレットとともに。
さて、グルメ編。
「麺厨房あじさい」でチャーシュー麺(塩)、1,050円
場内全面的にサッポロクラシック激推しなわけでなかなかつらい。キッチンカーも出店していたのだが折からの雨とそんなに食欲も出ずでこれだけですみませんな。
レース編に続く。
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新時々日記
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