旅行記2018:仁川・ソウル(準備編・初日)





長野風花選手所属仁川現代製鉄レッドエンジェルスのゲーム(WKリーグ)観戦にソウル競馬を絡めた2泊4日の旅行記。

○準備編

  • 2015年2月以来の韓国旅行である。

旅行記:Seoul・水原(準備編・初日その1)

  • 今回もサッカー観戦を契機とした韓国旅行だが、残念なことに浦和レッズ・トップチームの2018シーズンにはACL出場権がないのに何を見に行くのか?答えは3月中旬にレッズレディースジュニアユースから昇格して1年の長野風花選手が不意に韓国女子サッカーリーグ(以下WKリーグ)の強豪、仁川現代製鉄レッドエンジェルズへ移籍したからでそこが旅の検討の始まりである。
  • WKリーグの公式サイトで確認すると基本は月曜と金曜の19時キックオフ、ホームとアウェイが交互に組まれて日程消化されていくようだ(もちろん中断期間はある)。となれば開始時刻的には日帰りでは見られないが土日のいずれかで帰ってくる想定がしやすい金曜日のホームゲームに目標を絞ればよさそうだ。そこへ行っても長野選手がいないのでは意味がないのでU-20女子日本代表の強化日程を重ね合わせると、ホーム仁川でのゲームは意外にも前半戦(U-20女子ワールドカップまで)の候補日は開幕戦の4/23、ゴールデンウィーク真っ只中の5/4に次いで、5/25、6/1の4日だけとなった。アウェイでも行きやすそうなソウルと水原も一応候補に入れておく。
  • そして仕事との相談。今年はゴールデンウィークをピークに5月中旬まで忙しくなるのは分かっていたので先の候補日から前の二つは端から圏外へ、同行に前向きな浦女サポ(ということにしておく)Mさんとも情報交換していたが5/25よりは翌週の6/1かなあというところに落ち着いた。これは3月下旬ごろの話(ややうろ覚え)。
  • さてチケットだがKE便の利用可能なデルタのマイルをまだまだ持っている。その一週前では選択肢が多かったのだが2ヶ月切ったあたりから復路が全く取れなくなり、往路もじわじわと減っていく4/6に5/31木曜日朝一のKEを取る。戻りはまだ未乗のKTXで釜山からのこれもまた未乗の釜関航路か福岡までのサーフェイス移動作戦もちらっと考えたがすぐにLCCのピーチが出していた土曜出発66,900KRW、空港使用料等加算して総額101,300KRW→10,567円で決済した。よって休みは木金の2日間とって土曜までいることになった。
  • SNSの時代だが、待ち合わせ場所と時間を設定すれば個々の手配で参加者がいるかもしれない(これは昔のメーリングリスト仲間との旅行の手法)と思い、試合会場へのアクセスにほぼ通ることになる富平(ブピョン)で決めようと思って(実は昔仁川空港ができたての時にバスで降り立った記憶がある、詳細は後日)検索すると、日本の東横インが駅前の分かりやすい場所にオープン記念の宿泊料金を安く出していた。ここのロビーを基点にするだけでなく、初日は北村の韓屋ゲストハウスに泊まってみようかと検討もしていたが決定打が出ず、結局この東横インに泊まることに。前述のMさんがようやくフライトの予約を入れて参加表明したのでツイン(1泊55,000KRW)に変更。これで骨子が固まった。
  • あとは行くところやることの肉付けで初日木曜日はいつもの参鶏湯屋からぶらぶらしてチェックイン。金曜日が試合日で土曜日は競馬に行く。帰りはまともに着いたら公共交通機関が始発までないので蒲田周辺を下調べ。Seoulnaviを断続的にチェックしつつ、コネストの地下鉄路線図と地図のアプリをダウンロード。携帯Wi-fiは悩んだが手配せず出たとこ勝負に。T-Moneyカードと残っていた現金を取り出す。

○初日(2018/5/31木:→ソウル→仁川)

浦和5:48(JR京浜東北線)→6:16日暮里

4:30には起きていたがやはりスカイライナーで行くことにして5:48でスタート。ちなみに東京に触れない埼玉→千葉ルートなら南浦和5:33→6:08東松戸6:26→7:13成田空港。

日暮里6:25(スカイライナー3号)→7:04成田空港

ホーム上では客はそこそこいるように見えたし、乗るのにも時間がかかったが座ってみれば2人がけに1人のところがほとんどといった乗車率。

改札出たところのパスポートチェックがなく拍子抜け。そのまま出発ロビーに上がり、キヨスクに取り付く。予約番号を入れてパスポートをかざしたら難なく搭乗券が出てきてこれもまた拍子抜け。時計を見れば7:14でまたまたセキュリティチェックも始まっていない。

ぶらぶらして時間をつぶし、出国してからも免税店などをほぼ全部見学してからサテライトへ。昔のユナイテッドやノースウェスト専用と化した18時過ぎの活気のある頃が思い出されるが、朝なので全くもって静か。車中でサンドイッチを食べてきたので飲み食いもせずにフリーWi-Fiつかんで遊んで時間をつぶす。

成田9:15(KE706/Y)→11:45仁川

席は通路側。なんだかんだいっても満席に近そうだ。念のために出しておいたらUSBが使えて地道に充電。機内食は口にあわず、ビール流し込んだところで終了。ちょっとうとうと。



ほぼ定刻着。初の第2ターミナル。ずいぶん歩いた気もしたし、途中から人がわらわらと出てきたがトランジットだったらしく、入国審査はほぼ待たず、荷物も預けておらず両替もしないのですぐ外へ出て駅を目指す。

次の直通列車は12:40までないのでT-Moneyカードにチャージしてからおとなしく12:19発の一般列車に乗り込む。前回は混んだ記憶があったが、今回は空港からは空いていて徐々に埋まる感じだった。直通列車に本当に縁がない。

弘大入口で地下鉄2号線へ乗り換える。結構歩いたがソウル駅での乗り換えよりは近いか。エスカレーターは右側に乗って左を空けるスタイルでああそうでしたという大阪スタイル。市庁駅で下車。空港到着時の外気温表示は21度だったがもっとあるはず。

前回と同じ新韓銀行に入ると、たぶん前回と同じっぽい案内係の男の人に、Exchangeとだけ告げて札を貰いほどなくローカウンターに通されて3万円替える。(→291,330KRW)、100円=971.1KRW。

そしていつもの「長安参鶏湯」へ。

15,000KRWに瓶ビール(CASS)2本(@5,000KRW)。

ポケットからの出し入れか何かでお札を落としているのに気がつかず店の人に教えてもらった。危ない危ない。

再び2号線に乗り、乙支路3街で5号線へ乗り換える。だがしかし発車間際に飛び乗ると逆方向だった、とほほ、そして危ない危ない。

千戸へ。これも前回と同じだが、見つけられなかった市場(への入り口)とチュクミ通りは事前にコネスト地図アプリで目星がついていたのでその確認という程度で周辺をぶらぶら。ロデオ通りにあったマモンドは以後ここでしか見つけられなかった。

市場自体は衣料品エリアを抜けると食品と飲食のエリアになり、生臭い香りとともにまだスイッチが入っていないような、もうスイッチが入らないような空気が漂うダルさ加減が南の方のアジアらしかった。裏側はすぐアレなエリアに接しているので生と性の繋がりを感じるがまだ昼である。場外馬券場を見つけたので近づいてみたが特に面白いことはなかった。

大汗をかいたまま8号線で蚕室から2号線で江南を回りこんで新道林へ。地下鉄内のモニタでマナー向上キャンペーンが流れていて面白かった。席ふさぎ、飲食、背中のバッグ、物売りなどなど。妊産婦用の優先座席も設定されていた。

新道林から1号線で仁川行に乗るが、またしても複々線区間に入った早々に急行にぶち抜かれるのは面白くない。富平18時前着。仁川地下鉄乗換専用口に降りてしまい、真ん中の改札へとやり直し。

7-11で調達してからチェックイン。フロントは日本語が話せる人がいたので少し面倒なことも伝えることができた。

シャワー浴びてから塩ピーナツで缶ビール2本飲んだら不覚にも空腹感がやってこない(当たり前か)。東仁川駅前のサワラ通りを予定していたが、こういう時は風呂(スパレックス)行って空腹化を進めるしかない。地下鉄で1駅、富平市場まで北上し、大きな交差点を左折した先のビルの中。はっきりとした記憶は無いが記録によれば11年前に来ていると推測される施設。ビル1階周りの雰囲気は何となく、と施設の内部でところどころ記憶にあるようなことが。でもスパレックスは何店舗か行っているので混ざっているかもしれない。一通り入ったが横になると寝てしまいそうだし早々に出てくる。

足下の飲食店もまあまあ盛り上がっていたのを眺めつつ、帰りは一駅分歩いて戻る。結局空腹にはなりきらず盛り上がり始めた繁華街をうろうろしてもアイデアがなく、昔見た記憶のある駅ビル内の味のある飲食街も21時回っているとほぼ閉店状態で不発、さらに上階のロッテマートをぶらぶらするがキムパブやサラダコーナーでも食指が動かずで海苔と酒買って部屋で飲みながらツイキャス少々。

コイン式の洗濯機と乾燥機があるので昼間大汗かいたシャツだけ洗うが、1,000KRW札か500KRWコインしか受け付けないのでフロントへ行って両替を頼むとき、自分でも驚くほどすんなり「500」と言えた。でも4と6、7はわからん。

2日目へ続く。

旅行記2018:仁川・ソウル(2日目)


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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。