【レッズレディース】
2017プレナスなでしこリーグカップ1部 決勝トーナメント 準決勝、栃木県グリーンスタジアムでの日テレ・ベレーザ対浦和レッドダイヤモンズレディース戦の観戦記。
展望記事はこちら。
昨シーズンは柏の葉だったが、今年の準決勝は栃木県グリーンスタジアムでの開催。三木防を除く(重要)そこそこの規模のスタジアムが望ましいが、J1とJ2の開催日程からすればその「そこそこの規模のスタジアム」の選択肢も少ないのもまた事実。そうするとJ1とJ2のホーム以外からということになろうが、レッズ寄りの私が言うのも何だけれど、駒場で開催したからといってレッズに有利に働く要素はほぼ無いと思うし、課題は内部の設備関係などは分からないけれど夜間の音出しなどの近隣対策程度なのだから、後は埼玉県サッカー協会に気合出してもらいたい。
さてと先にグリスタ内のイベントを記録。すべて近寄って確認したわけではないけれど、グッズ売店がベレーザとINAC、リーグ関係の3ヶ所。浦和もボルテに売れ残り確実でさびしく置かれているグッズ類を持ってきても良かったのに。飲食は横一列のレイアウトだったのであまり自信は無いが4軒だったか。第1試合開始前に「とちまるバーガー」購入。第2試合前はさすがに食事どきとなって混雑。チリコンカンがホットドッグと同じ売り場だったせいか買うのにずいぶん待たされたが、うまかったので許す。
レッズのスタメンは次の通り。
(GK=水色ユニ)
長船と栗島が戻ってボランチの一角は長野。
ベレーザは前節同様。
GK 21 西村清花
DF 2 清水梨紗
DF 22 岩清水 梓(C)
DF 4 土光真代
DF 15 小野奈菜
MF 13 宮川麻都
MF 17 三浦成美
MF 16 原 衣吹HT▼
MF 8 上辻佑実
MF 11 鳥海由佳87▼
FW 19 植木理子
—
GK 23 田中桃子
DF 24 松田紫野
MF 25 菅野奏音HT▲
MF 27 木下桃香87▲
MF 28 山本柚月
試合は早い時間帯から動く。塩越、木崎が枠外ながらもシュートを放ってレッズのリズムになった直後、中央で受けた柴田から吉良へパス、DFに防がれるがそのこぼれ球がまるでシュート練習の落としのように再び柴田の前へ。掬うように放ったシュートはゴール左に決まってレッズが先制。
一方、30分過ぎからベレーザの時間帯になり、38分に左サイドからのスローインから始まって中に入ってきたクロスに高畑が転倒、植木が収めてシュートを打つと平尾のセーブはゴール前にこぼれてしまい、清水に蹴り込まれて同点に。ファウルじゃねえの?
後半は1点勝負になるかと思いきや、序盤にレッズが勝ち越しに成功する。柴田が右サイドで持つと中の安藤にスルーパス、これを収めようとしてできた混戦からこぼれたところ、筏井が左足一閃、ゴール右隅に巻いて入る。
逃げ切りを考えるには早すぎる時間帯で、両サイドバックが出たところを中心に攻め込まれていたが、左奥から中央へのボールを植木が落として三浦に仕留められて再び同点。レッズは疲労が見えたり足がつるなどした選手から順次交代して、最後ATにGKを松本に代える。スコアは動かず同点でPK戦へ。先攻ベレーザの1人目を止めて、レッズは5人全員成功で5-4で決勝進出。
2017プレナスなでしこリーグカップ1部 決勝トーナメント 準決勝
8月5日(土)16:00キックオフ・栃木県グリーンスタジアム
日テレ・ベレーザ 2-2(前半1-1、後半1-1、PK4-5) 浦和レッドダイヤモンズレディース
得点:12分 柴田華絵、38分 清水梨紗(日テレ)、47分 筏井りさ、65分 三浦成美(日テレ)
GK 平尾(→90+2分 松本)
DF 栗島(→64分 長嶋玲)、長船、高畑、木崎
MF 柴田、筏井、長野、塩越(→78分 清家)
FW 吉良(→57分 白木)、安藤(→87分 水谷)
SUB 南、三谷
観衆:1,130人
主審 千葉恵美 副審 朝倉みな子 横田 碧 第4の審判員 阿久津弘美
共に代表招集選手不在の中で競う一戦、レギュレーション一杯の5人の交代枠を効果的に起用したレッズが苦しみながらもPK戦をものにして決勝進出。
現場にいるからこちらはいいのだが、鳥海と三浦は普通見間違えないと思うし、エピソード紹介に気を取られて選手の名前がしっかり入っていないようなんだけど、この実況。
—
新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
2013年度以降の浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
Instagramやってます。