【レッズレディースユース】
第37回関東女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 関東地区予選準決勝、浦和レッズレディースユース対日テレ・メニーナ戦の観戦記。
皇后杯出場を掛けた地域ブロック予選ではあるが、タイトルホルダーとして臨むレッズレディースユース。初戦・2戦目と完勝して皇后杯本戦への出場権は既に得た中で準決勝は日テレ・メニーナ戦。
千葉県サッカー協会公式サイトのトーナメント表はこちら。
前の試合の観戦記はこちら→ 2015/9/19:皇后杯関東予選準々決勝 大和シルフィード戦(鴨川)
連日の鴨川である。もう何も言うことはないが、房総スカイラインと鴨川有料道路が9月30日まで無料との情報で、今日はそのルートでまたまた便乗させて頂いた、多謝。
写真も使い回しでいいかもしれないが(おい)、一応。
担架担当の男子高校生は試合前ウォーミングアップのわが軍に見とれていたと書かざるを得ない。居並ぶ保護者を前にいい度胸である。
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レッズのスタメンは次の通り。
塩越をトップに据えて金勝を左SBに戻す。2015次女攻撃強度8.8の布陣。キャプテンマークは引き続き南、GK松本は青ユニだった。11:00キックオフ。
5分小嶋がDFともつれながらも収めてシュートも枠の上。7分塩越のスルーパスに遠藤が走りこんで触れるがGKに押さえられる。すぐに中央パス交換から塩越がシュートを打つが枠の上。14分塩越が左サイドを抜け出して中央の青木へ。寄せられて打てず今井に落とすとそのミドルは左ポストへ当たって入らず。
そこからは膠着状態。気がつくと三木と金勝の前後を変わっている。前半終了間際に、塩越が持ち込んで中央の青木にパス、青木のシュートは枠のわずか左。前半0-0で折り返し。
後半、最初の交代が50分青木→高橋はな、でトップの位置、塩越がトップ下。52分、右サイドから中央絞ってきた金勝へ、ここから外の塩越にスルーパスを通して作った1対1の局面を今日は落ち着いて決めた。55分相手FK(?)からカウンター、木崎が長い距離をドリブルで持ち上がると外追いついた遠藤に託し、シュートはニアの枠内だったがGKに弾き出される。57分右から中央へ展開して木崎のシュートは右ポスト直撃。63分に遠藤→高橋美紀でボランチに入れて木崎を右へ。その後、レッズ最大のピンチ、並走から抜け出され1対1の形でシュートを打たれたが、落ち着いて待った松本が弾き出して本大会初の見せ場。67分塩越のシュートはGK正面。最後は凌ぐ一方になったが押し切ってレッズ1-0の勝ち。
第37回関東女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 関東地区予選 準決勝2015年9月20日(日)11:00キックオフ・鴨川陸上競技場浦和レッズレディースユース 1-0(前半0-0) 日テレ・メニーナ得点者:52分 塩越柚歩試合時間:80分GK 松本DF 小嶋、長嶋、南、金勝(→三浦)MF 遠藤(→髙橋美)、木崎、今井、三木、青木(→高橋は)FW 塩越
前半、流れが来たところで決めておきたかったが、後半改めてつかんだ時間帯で得点して押し切った。前2試合とは異なり多少の揺さぶりではメニーナの守備陣は崩れなかったが、サイドを破ってもまっすぐ進んで漫然とクロスを上げて終えるようなプレーはなく、「覗きに来た」選手をてこにバリエーション豊富な中央突破を試みて、得点もそんなパス交換から作ったチャンスだった。気がついてみるとこれまであまり見せたことがなかったロングカウンターも披露。
前の試合に続いてPOMは難しいが、ロングカウンターで走り抜いた木崎の走りと1対1セーブして涼しい顔の松本が印象的。もちろん、塩越は昨日の外した分を帳消しにした。
シビれる時間帯に中2の高橋美紀を投入して、経験を積ませるとかどんだけ冷静なんですか。前日よりは守勢に回った時間帯ばかりだったが左右へ動けたように思う。本大会への出場権は得た中でモチベーション維持にも配慮しているとは思われるがとにかく2年連続の決勝の舞台へ歩みを進めた。
旧パス名:
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新時々日記
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