2015(平成27)年第21回関東女子サッカーリーグ第12節、レッズレディースユース対東京国際大戦の観戦記。
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前節同様、暑い駒場。たぶん写真も使い回しで大丈夫なくらい。座るところも一緒だし。なでしこリーグ1部、アルビレックス新潟レディース戦の前に組まれた。
レッズのスタメンは次の通り。
前節同様は長野はベンチスタート。轡田をボランチの一角に据え、左サイドは塩越の先発。キャプテンマークは南が巻いた。12:30開場、13:00キックオフ。
開始からレッズのポゼッションで試合が進む。10分までにCK3本あったようにじりじりと進めてはいたが、東京国際大が受け流した感じ。決定機がもう一つ作れないまま37分に左サイドで与えたFKがCBで競るボールでこれが前節同様GK前にこぼれ落ちたのを押し込まれて失点。高さでは南が優位なだけに周辺のカバーで対応したいがやや不運な面も。前半0-1で折り返し。
後半は塩越から三木へスイッチ。後半10分過ぎに遠藤が抜け出してシュートを打つ場面を作ったがGKにセーブされる。三浦→高橋はな、三枚目は長野の投入も意外なことに青木を出して轡田をトップ下へ上げる。長野が入ると雰囲気が一変、80分に左サイドを三木と金勝のパス交換で崩すとペナルティエリア角の轡田に横パス。これをきれいにコントロールした弾道で決めて同点。すぐに中央付近からのスルーパス(轡田から?)に右から遠藤がまさにすっ飛んできてDFをぶっち切ると1対1の局面を作って今度は冷静に叩き込んで逆転。さらに左寄りから三木のシュートがDFに当たったのを長野がバイタルで回収すると右前の高橋に任せ、豪快な一撃を決めて見せてあっという間に3点。東京国際大としては悪夢の5分間。奥本を入れて〆にかかると右サイドからのシュータリングが松本の頭上を越えて飛びポストに当たる場面もあったが、その跳ね返りはその奥本が寄せて処理し事なきを得、そのまま3-1で勝利。
第21回 関東女子サッカーリーグ1部 後期リーグ第12節2015年7月20日(月・祝)13:00キックオフ・浦和駒場スタジアム浦和レッズレディースユース 3-1(前半0-1) 東京国際大学得点者:38分 失点、80分 轡田 歩、82分 遠藤 優、84分 高橋はな試合時間:90分GK 松本DF 小嶋、長嶋、南、金勝MF 遠藤(→87分 奥本)、木崎、轡田、塩越(→HT 三木)、青木(→66分 長野)FW 三浦(→59分 高橋は)
観戦環境としては駒場で見られるのは非常にありがたいが、このなでしこリーグとのセットパターンが続けば長野風花が過労死しかねず、それについては新潟L戦の観戦記の方にも書くけれど、それでも20分程度の出場時間で試合の流れを一変させたのだから、いろんな意味で大事に使ってほしい。
となると、ボランチをどの組み合わせで出すかという次の課題になるが、この試合はさらに先のことを見据えてか中3の轡田を木崎と組ませた。春先の筑波大戦で10数分起用した以来のはずだが大学生相手になかなかリズムがつかめず、長野が入る際に出るかと思われたが1列前でプレーすると得点したのだから驚き。6月末の武蔵丘短大戦での初ゴールと角度は違ったけれど距離感はほぼ同じで落ち着いて打てた。
結果として塩越が下りてきて捌く場面が多かったが、遠藤の走りや交代策を見れば前半は突っ込まず後半勝負、それも長野投入後に勝負をかけたようだった。先に失点してしまいOGの新井純奈が統率する東京国際大のDFラインも堅く、見ている側としては追いつくのがやっとではないかと危ぶんでいたが終わってみれば余裕すら窺える試合運び。どっちがトップチームだか(謎)
関東女子リーグ1部は長い中断期間後、残り2節を11月末から再開。優勝のチャンスはまだあり、早稲田大との争いに絞られている。例年なら静岡等への遠征から県ユース→皇后杯関東予選→関東ユースと秋までの日程を消化していく流れだが、今季は国体埼玉県代表としての活動があると報じられており詳細は不明。まずは関東ブロック大会(8/15-17)の勝ち上がり次第。
旧パス名:
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新時々日記
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