2015/7/12:関東女子リーグ1部 関東学園大戦(駒場)

2015(平成27)年第21回関東女子サッカーリーグ第11節、レッズレディースユース対関東学園大戦の観戦記。

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前節の雨のレッズランドとは打って変わって一気に夏の駒場。なでしこリーグ1部、ジェフレディース戦の前に組まれた。

レッズのスタメンは次の通り。
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前節からは長野→今井裕の変更。え?長野はなでしこリーグで使うの?(ざわざわ) 12:45開場、13:00キックオフ。推定気温32度。
開始早々、遠藤がドリブルで内へ切れ込んできたものの詰まって左へ再展開、金勝はクロスボールと見せてペナ角の青木へ横パスを出す。青木が受けて迷いなくシュートを放つと右上隅に突き刺さって2分で先制。12分には左から右へとサイドチェンジしてオーバーラップした小嶋が並走を制してシュートするもわずかに枠の外。関東学園大、18分にセンターサークルからのFKが競り合い後にシュートを浴びたが辛くもバーに当たって外れた。
その後はDFラインを高く保つ関東学園大に対して陣形が詰まってしまい、サイドバックのいずれかとトップ下まで一列状の3-2-5で膠着するなど手詰まり感。そのまま前半を終えられればよかったが、41分に関東学園大のFKがペナルティーアークでの競り合いからDFラインとGK間にこぼれたところを拾われて距離開けていた分松本の飛び出しを冷静に交わす余裕があって流し込まれて失点。1-1での折り返し。
後半頭から三木→塩越、三浦→高橋はなの2人交代。すぐに左サイドからのカウンター、塩越がアタッキングサードに入って逆サイドに振ると無理目のボールに高橋がペナ角でよく追いついて収め、持ち込んでから右上にズドン。57分に関東学園大が中央突破から混戦できて松本もセーブしたが拾われて蹴り込まれまたも同点に。
その後はオープンな展開で殴り合いの様相になるが、レッズはフィニッシュで枠をとらえきれず。65分に長野を入れて木崎をトップ下へ。78分に右サイド上がった小嶋のクロスボールを長野が受けて反転し倒れこみながらもゴール左隅に流し込んで勝ち越し。終了間際、カウンターでセンターライン左で高橋が受けるとCBを押し込んでから交わしてのシュートが決まってダメ押し。結果4-2で勝利。

第21回 関東女子サッカーリーグ1部 後期リーグ第11節
2015年7月12日(日)13:00キックオフ・浦和駒場スタジアム
浦和レッズレディースユース 4-2(前半1-1) 関東学園大学
得点者:2分 青木知里、41分 失点、47分 高橋はな、57分 失点、78分 長野風花、89分 高橋はな
試合時間:90分
GK 松本
DF 小嶋、長嶋、南、金勝
MF 遠藤(→86分 轡田)、木崎、今井裕、三木(→HT 塩越)、青木(→65分 長野)
FW 三浦(→HT 高橋は)
炎天下、長野の出場時間制限(想像)の条件下で、開始早々得点し前半は無理に突っ込まなかった。シンプルに中央縦に蹴ってくる相手に結果的に2失点したが、後半給水後くらいから関東学園大の足が止まってしまったところから得点を積み上げての勝利。
POMは後半だけで2得点の高橋はなで。初速から速い遠藤や小嶋とは違った加速していくドリブルのスピードとシュートの質を示した。1点目の金勝のパスも見事。自らも内へ切れ込んでシュートまでいけるし、エンドライン際への「外」への仕掛けを見せながらのショートパスだった。青木はこれくらいできる子、CBやボランチを背負ってのプレーが続く関東女子リーグではチャンスに恵まれなかったがこの日は思い切りのいいシュートだった。
課題は高いDFラインを突破するアイデアとセットプレー(特にCK)か。
次節も同じようになでしこリーグの前の時間帯に駒場で東京国際大戦。

旧パス名:

新時々日記
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。