2015/7/12:ジェフL戦(駒場)

プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第10節、浦和駒場スタジアムでの浦和レッドダイヤモンズレディース-ジェフユナイテッド市原・千葉レディース観戦記。


前日に書いたプレビューはこちら。【展望】2015/7/12:ジェフL戦(駒場) 予想スコアは0-1。
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5/17以来のなでしこリーグ1部のゲーム。中断期間中のできごとはプレビュー記事に書いたのでここでは触れないが、一巡して5位ながら勝ち試合を見ていないせいでモヤモヤした感だけが漂うシーズンである。後半戦でもう少し順位を上げるために4位以上のチームとの対戦ではそれなりの結果を出してほしいのだが。
レッズのスタメンは次の通り。
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前週のベガルタ戦(復興支援試合)で16分負傷退場した乗松は不在で千葉が入る。意外な感じもするがなでしこリーグでスタメンはおろか初出場となった。右SBは和田。展望で「残り一人」と記したリザーブの最後は13時からの関東女子リーグに25分出場した長野風花だった。何それ。
ジェフは次の通り。
GK 17 山根恵里奈
DF 24 千野晶子
DF 3 櫻本尚子
DF 18 磯金みどり
DF 2 上野紗稀
MF 19 保坂のどか 83分↓
MF 13 瀬戸口 梢 90分↓
MF 14 川村 真理
MF 10 深澤 里沙
FW 7 筏井りさ 60分↓
FW 9 菅澤優衣香
GK 1 根本望央
DF 4 鶴見綾香
DF 5 若林美里 83分↑
MF 8 安齋結花
MF 28 柳井里奈 90分↑
MF 15 島田綾子
FW 20 鴨川実歩 60分↑
千野が右で上野が左。
駒場特有の夕方に吹く南風で少し凌ぎやすくなったが気温は高いまま17:00キックオフ。エンドは通常とは逆で始められた。給水タイムあり。
前半の給水タイムまで塩展開。平尾の足下に迫るほどの前プレスを時折繰り出しながら、両サイドの進出は3人がかりで蓋をし、FWはCBが封じるジェフのデザイン通りの流れ。あとは巡ってくるチャンスをきっちり決めればいいだけで38分にカウンターで右で受けた菅澤が一人で持ち込んで決めジェフの先制。
後半頭から長野風花投入。千葉を下げて岸川がCB。DF間の緩いボール回しに早目に長野が絡み変化ができる。それでも押しても剥がせず惜しかったのはCKからの高畑のヘッド(前で触れたため合わせるのが難しいボールだった)、緩いバックパスを後藤が取って持ち込んだチャンス。それも寄せられてコースがなくシュートはサイドネット外へ。交代も効果全くなしで0-1で試合終了。
2015プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第10節 vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
2015年7月12日(日) 17時キックオフ・浦和駒場スタジアム
浦和レッズレディース 0-1(前半0-1) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
得点者:38分 菅澤優衣香(ジェフL)
GK 平尾
DF 和田(→84分 石井)、千葉(→HT 長野)、高畑、北川
MF 柴田、猶本、岸川、吉良(→64分 加藤)
FW 清家、後藤
SUB 池田、臼井、栗島、白木
入場者数:2,279人
主審 千葉恵美 副審1 神奈川靖如 副審2 松枝里実 第4審判 小山志保

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差が二つ。一つは監督の差。ジェフが守備から入り、特に両サイドの進出をせき止めて清家を自由にさせずにチャンスを待ったのに対し、レッズは未だに昨季の戦法が有効と判断しているのだろうが、中盤から先にボールを運べなくなると途端に手詰まり。乗松不在で苦しい事情は垣間見えるが交代策を含めた選手起用も外れた。もう一つはFWの差。いずれにしても警戒ワード「自分たちのサッカー」が出ているので意識して中の選手で取り組まないと今季はこのままの高度で飛行を続けるのかもしれない。
長野には縦に清家へと足首寄りのキックで北川へ2本通したパスに瞠目。パワーアップしてきたかパスの距離が伸びてきたし、勇気もあった。
ファンサ(ポストカード)は猶本と田尻。前回同様猶本の人気は衰えておらず、挨拶とエール交換を聞いたタイミングで下りてみると予定数(300枚)分並んでいた。試合終了5分前から席を立つ人が散見されたのでふがいない試合内容にサザエさんでも見に帰ったかと思っていたがせめてそれくらいは持ち帰りたいですよね(棒)。
ハピネスボール対象選手は清家。前売券販売に竹内と大戸。
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みんな遠い目。
順序は逆になるが、開場は5分早まって15:25。それでも進みがいつもより遅い気がしたが、ハピネスプレゼント抽選券が電車の切符より一回り大きい程度の6×5.3cmの紙に代わっておりしかもスチュワードお一人で配られているのでそこで渋滞していた。MDN廃止の今季はそれでも選手名簿的なA4縦一枚を配ってそこに番号を入れていたが、やはりオランダ遠征でご予算を使い果たしんでしょうか、サイd
というわけで、水谷は謎のままである。
ガールズマッチはいい企画だと思うので継続できれば。
***
第10節の結果と順位表は次の通り。
新潟L 1-2 ベガルタ
湯郷ベル 2-2 I神戸
日テレ 1-0 AS埼玉
伊賀FC 1-0 大阪高槻
浦和 0-1 ジェフL

順位  チーム名 
1 日テレ 26 10 8 2 0 21 3 18
2 I神戸 25 10 8 1 1 24 12 12
3 ベガルタ 21 10 6 3 1 19 8 11
4 ジェフL 19 10 5 4 1 14 7 7
5 浦和 11 10 3 2 5 13 13 0
6 新潟L 10 10 3 1 6 7 10 -3
7 伊賀FC 10 10 3 1 6 5 12 -7
8 湯郷ベル 9 10 2 3 5 10 24 -14
9 AS埼玉 5 10 1 2 7 5 18 -13
10 大阪高槻 4 10 1 1 8 5 16 -11

I神戸が引き分けたため日テレが首位に立った。4位ジェフLとの差が開く一方、5位浦和は新潟・伊賀FC・湯郷ベルとの4チームでの争いに巻き込まれた。でもこんな時に次節AS埼玉戦とはツキはまだあるがそれで勘違いが増長してもなあ。 #刺されるよ




旧パス名:

新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。