今季からレッズレディースのゲームに関して【展望】=プレビューを書きたいと思う。何を書いたらいいのかは全くの手探り状態。
プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第1節
2015年3月28日(土) vs INAC神戸レオネッサ 13時キックオフ・浦和駒場スタジアム
1.前節の結果
開幕戦なので該当なし。
レッズが公表した直近のトレーニングマッチは3月21日のトレーニングマッチ(以下TM)・ベガルタ仙台L戦。45分3本で2-1、1-0、2-0。
INACはWebサイトの更新が滞りがちだが、3月15日に伊賀で行われた「忍びの里レディーストーナメント」決勝で伊賀FCくノ一に0-3で敗戦。週末にTMを入れる練習日程のリズムは他のチームと変わらないとは思われるが1週前の内容は不明。今季は沖縄などでのプレシーズンマッチは行わなかった。
2.スタメン予想
これも開幕戦のためあまり根拠がないが、前述のとおりTM1本目のメンバーは公表されている。昨季から監督が代わったり選手が大幅に入れ代わったわけではないので、これをいつもの4-4-2の絵に落としてみる。
GKは池田と平尾による高いレベルでのポジション争い。ベガルタから移籍加入の長船がCBの一角に入って高さを補強、堂園が抜けた右SBはユーティリティ性の高い乗松が担うことになりそうだ。左はセットプレーのキッカーとして結果が出ている和田か前半我慢して守備的に入るなら高さのある臼井かの選択肢。
ボランチは猶本と岸川。昨季序盤で退いたままシーズンを終えた藤田も復帰しており差は無い。両サイドは今季もほぼ不動の右柴田、左加藤で出そう。FWは収め役として後藤はほぼ不動と見ているが、吉良、常盤木から加入の白木、清家と誰が出てもおかしくない。清家は昨季の起用法から途中出場の切り札のイメージが付いてしまった感もあるが、その時々のコンディション次第でのスタメンとなりそうだ。
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一方、INACは公式サイトではプレシーズンのTMの内容は一切報じず、スタッフブログに何試合かのスコアと得点者が載る程度。そんなわけで妄想を駆使してエイヤッとスタメン予想をするしかあるまい。
大野
川澄 高瀬 京川 伊藤香 鮫島 齊藤 田中 近賀 海堀 |
澤をアンカーにして4-1-4-1というか4-3-3とも言える布陣で描いてみた。京川と伊藤香を並べて置いたが京川が上がり目か。
3.試合のポイント
- トップチームの試合がなく、ナビスコ杯も関東圏以外、春休み期間で晴れの天気予報でのINAC戦と興行的にはおいしい開幕戦となり、早々にバックスタンド開放を決定。某チームのようなSS席2,500円とか突出した価格設定もなく1,000円維持で5,000人超えの入場者数か。
- INACとは昨季8月に連戦となった駒場での対戦を0-1、2-2と落としたのと最終戦(相手は新潟)ほぼ優勝が決まっていたとはいえ0-1の敗戦とアウェイ全勝の一方でリーグ戦5敗すべてが駒場で、客の入りが良いと反比例してテンパる癖が解消しているかどうか。
- 思い当たるのは先制を許して最初に客がテンパって溜め息多発の不穏な雰囲気に陥りがちなこと。テンパるといえば主審がその雰囲気に呑まれてコントロールを失いがちなのは、にわとりと卵どっちが先のような因果関係かもしれないが、メディアの取材も多いであろう注目カードでの開幕戦で今季のファウル基準を示します(キリッ とかこの試合中のジャッジ以外のことまで担わせるとますます危険性が高まる。手を使って相手を押さえるのを厳しく取ってもらえるなら浦和には有利になるはずですけどね。開始早々スローインの位置を細かく修正させたりしてコントロールを強調すると要注意。裏抜け系のオフサイドでモメることも想定内なので副審は2名とも脚力がしっかりした方が望ましいし、判定のフォローも多目でお願いしますね。
- この辺は毎度のことなので「はい集中おじさん」や「後ろでごちゃごちゃやってないで前へ行け爺さん」、「不当に動画撮影をして黙認されていると嘯くブログ」ともどもシーズン通して生温かく見守るしかないが、客受けなどは全く気にせず守備的に入って前半0-0の展開で充分。ハーフタイムに「あ、ノリヲだ」とか「柏木来てる」とかメインスタンド中央にワラワラと人が集まるのも生温かく見ることにしよう。
- 浦和としては相手の動きが緩くなったところで清家投入による右サイドからの攻撃で突破口を開き、中で加藤か猶本が仕留めるのでは。近賀・鮫島が上がった後ろのスペースを衝くのは今やデンマークでも実行できる戦術で、リードしたら残り10分は5バックで〆る展開が理想ってのは当たり前過ぎか。もう一つ衝くポイントはCBと澤周辺の中盤後方か。ここは柴田が中へ絞ってきて受けて出すスルーパスに注目。
- 浦和が気をつけたいのはDFとボランチからの不用意な縦パスカットによるショートカウンターで、平均値以上(=抑え目の表現)のフィジカルコンタクトを受けてのボールロストよりは前がかりで枚数が多い相手に引っかかってしまう方が危険性が高い。
- ゴールを直接狙える位置のFKを今季は誰が蹴るか。
4.イベント
- バックスタンド開放。
- 新商品発売:2015なでしこリーグガイドブック、レッズレディースTシャツ、レッズレディースタオルマフラー、レッズレディースマグカップ
- 今季からマッチデーニュースの配布を取り止め。「試合前日に監督や選手の意気込みなどが、レッズレディースオフィシャルサイト内の「MATCH TOPICS」に掲載されます」とのこと。選手インタビューは柴田華絵。「初戦を勝利で飾り、勢いに乗っていきたい」
- 昨季実施した「選手サイン入りポストカードプレゼント」はなし。(次節以降はあるかもしれない)
- 「ハピネス プレゼント」も同様に継続。マッチデーニュースの配布は無くなったが「入場ゲートで先着2,000名様に配布される日程などが書かれたチラシに抽選番号がついて」いるとのこと。5名当選も変わらなければ、5/2,000の確率。
- 通称(本当に通称かどうかは知らんが)「温泉賞」=Player of the Match表彰もあり。
- テレビ中継 生放送:スカパー!プレミアムサービス/スカパー!プレミアムサービス光 Ch.584 解説:加藤與惠 実況:西達彦 リポーター:朝井夏海/松原渓の予定。
5.その他リンク
旧パス名:
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新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
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