浦和レッズ、AFC Champions League 2015(ACL)、水原三星ブルーウィングス戦観戦の旅、2泊3日。
○準備編
- さいたま市に住んで浦和レッズの試合を見るようになってから2013年に続き二度目のACL出場、前回は全くチャンスがなかったので今年2015年はぜひアウェイに行きたいと思っていた。
- 試合日が決まったのは12月16日。最も近い韓国チームとのアウェイ対戦は2月25日水曜日の水原三星戦となった。Seoulからも程近い都市で(以前一泊だけしたことがある)試合当日着でも余裕で着けるはずだが前後1日づつ取ることにした。1月21日に19:30キックオフと報じられる。
- インターネットの黎明期に参加していたメーリングリスト以来ずっと交流してきたSさん夫妻が水原在住なのでコンタクトしてみると泊まってよいという展開になりそこは遠慮なくお邪魔することに。Sさん達も観戦することになった。
- 飛行機は旧NWのマイルが余裕であるので、現DLのスカイチームでKEで往復する方針。キックオフ時刻が決まった1月中頃には余裕で羽田・金浦線が空いていたが、3週間切った2月5日に見てみるとさすがにYはいい時間帯が無くなっており、結局成田・仁川線のCで取る。主に空港税として5,890円支払う。ちなみにマイルは30,000マイル。
- 試合観戦に関する記載は 2015/2/25 旅行記:Seoul・水原(2日目その2) 試合観戦 です。
○初日その1 2015年2月24日火曜日
4:30起き。前夜早目に床に就いたが寝入れなかった。遠足前夜は仕方ない。
当初は日暮里からスカイライナーに乗るつもりだったが、埼玉から千葉へ行くのに東京を通ることもなかろうと調べ直す。すると早く出ることにはなるが武蔵野線で東松戸乗り換えのスカイアクセス特急が最も安いことが分かったのでこの時刻に。但し最も速い方法はやはり日暮里からスカイライナーになる。(北浦和5:52発→日暮里6:35発→成田空港7:14着)
5:19北浦和発の南浦和乗り換え。武蔵野線は座れたがこの時間でも結構一杯。東松戸で乗り換えるのは初めてだがこれも思ったより乗るものだ。定刻6:59着。来た道筋は違えど改札階へ上がってくれば見覚えのある景色で、パスポートチェックの後どんどん4階の出発階へ上がり、KEのカウンターでチェックイン。Yはそこそこ並んでいた。荷物も預けないのでWebチェックインでいいのだがアワードのせいなのか座席指定ができなかったし昔ながらの方法で。7:12には済ませてのど飴を買ったところまではよかったが、出国審査場へ進めるのは7:30からなんて初めて知った。所在なくぶらぶらするけれどお店もほとんどやっていない。
久しぶりに自動化ゲートを使うが、指間違えてやり直しの不審者ぶり。免税店関係もまだ半開きだし買うものもないのでラウンジへ進み、まだ7時台ですが早速おビールなど頂戴する。カップ麺とコンビニ系おにぎりにデニッシュあたりも用意されているがどうせ機内食があると思うと手が出ない。
早めに搭乗開始していたようでCはほぼ満席。定刻9:10発。安定の窓側。隣はよくしゃべるアメリカ人っぽいおじさん。
そして機内食はビビンバ。その前からビールを飲んでいたが、ワインを持って来たので反応してみると赤しかないとのことでそれでももらう。
暖められた真空パックのご飯を投じてチューブのコチュジャン、パックのごま油とともに混ぜ倒す。
そしてフルーツ。
その後、1時間くらい気を失っていたか。シートはフルリクライニングと言っていいのか、しっかり倒れたのでぐっすり。もう機体に関しての興味がすっかり失われているのだけれど、一応書いておくとエアバスA330-300、3クラス制。
定刻よりはやや早く着いて、どんどんと入国審査(カメラと人差し指登録)も無事通過。5.000円両替して(レートは860.00)、空港鉄道(A’REX)へ進む。T-MONEYカードが欲しかったが聞いて行ってみたセブンイレブンは売り切れ。しかたなく一回券(4,450KRW)を自販機で買って乗り場へ。
手元の時計では12:11発。隣にスラブ系の太ったおっちゃんがはみだし気味に座っていて1つというか0.6人分空けて俺、右隣も東欧系の若い女性で電話でしゃべりっぱなしでかなりイライラしているところへ、老若男女を問わずデブがはみだしてようと席があるなら座ろうとする気質なので途中の駅から乗ってきたおばちゃんが前に来た時に席を立った。地下鉄2号線に接続する弘大入口駅で大勢降りてまた座れる。おそらくここで乗り換えるのが正解なのだろうが、この線は初めてなので終点のソウル駅まで乗ることにしたのだった。一回券を持っていると発作的に乗り換えられないのが面倒。
ソウル駅のホームは地下7階相当。これは確かに深い。一回券は専用の払い戻し機に入れると500KRWが戻ってくる。帰りにも使う想定で地下2階のチェックインカウンターなどをチェックすると両替所(ウリ銀行)があった。ここのレートは922強だったので並んでみたら案内係のおじさんが番号札を引いて渡してくれる。見れば待ち人数が十数名で早くもレッズサポ発見。もう一階上がってコンビニでT-Moneyカード(2,500KRW)を入手して戻ってきても進みが悪いので離脱。このあたりで13:15頃。地上2階に上がって進むと国鉄のソウル駅でこれは見覚えがある風景。
地下鉄1号線の乗場へ。その前にT-Moneyカードにチャージ。日本語表示に切り替えることができるので楽。ここまで例えて言うと京王新線新宿駅から新宿三丁目駅くらいの距離感があるので空港から目的地がはっきりしている場合はやはり通らない方が時間のロスが少ないだろう。
一駅乗って市庁で下車。プラザホテルから上がる。
その裏手に回り右手に「長安参鶏湯」を確認して、左手に新韓銀行があったので入っていくとここも案内係はおじさんで両替の旨を伝えるとタッチパネルで番号札を出してくれる。待つほどもなく順番が来てレートは919.84。さすが銀行なので端数までしっかりくれた。
で、行きつけとも言っていい長安参鶏湯。この頃で14:00くらい。
骨を出す金属器も健在。映す前に飲んでしまったが人参酒も健在。昔はあった生にんにくは出なかった。参鶏湯13,000KRWの瓶ビール(CASS)5,000KRW。
ゆっくり食べたので14:50くらいまで。店はすっかり賄いも終了して昼休みモード。今度は2号線で乙支路4街駅乗り換えの5号線で千戸へ。15:35着。最近、韓国関連の書籍で愛読している鄭銀淑さんが毎回取り上げている街でこうした郊外の駅周辺をうろうろとするのは前に温泉めぐりをした時に面白さを感じたこともあって今回はここへ。この旅でお世話になる水原在住のSさんとは16時の待ち合わせなのでまだ時間があるのでとりあえず一周しておく。
現代百貨店の入口でという何ともアバウトな待ち合わせ方法だったが、地下で待つも地上に移動してから見つかるという展開を経て無事Sさんと合流。もう一度一周しに出かけ、そんなところで目当てはあまりなく強いて言えばイイダコ(チュクミ)なのだが、なかなか見つからず上記の通りお昼も食べたばかりでもあって早々に撤収感。後から地図を眺めるとここの小道に突っ込めば良かったかなとか反省もあるがまあいいか。
旅行記:Seoul・水原(初日その2)へ続く
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新時々日記
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