正式名称は平成26年度 第15回東京都高等学校総合体育大会女子サッカー競技の準決勝2試合。インターハイの東京都予選である。会場は駒沢補助競技場、駒沢大学駅から徒歩。なでしこリーグやチャレンジリーグの試合での「陸上競技場」へ向かう手前にあるグラウンド。折から「肉フェス」なるイベント開催中でもあるが、マラソンコース利用や公園としても休日なりの利用度。
準決勝には2月から3月にかけて行われた「新人戦」のベスト4がそのまま勝ち上がってきた。その結果は次の通り。
2/11 準決 十文字 4-2 村田
2/11 準決 飛鳥 1-0 修徳
3/9 3決 村田 1-0 修徳
3/9 決勝 十文字 3-0 飛鳥
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いずれも初めて見るチームなのでメモ程度に。
10:00キックオフの第一試合は十文字と修徳の対戦。序盤は修徳のペース。13分頃、左サイドからのセンタリングに7番岡本裕花がニアでつま先で合わせてゴール、修徳が先制する。十文字も徐々に反撃、25分頃CKに走りこんで合わせたヘッディングシュートは威力充分であったが防がれてしまう。十文字がボールを持ってもパスコースを探す間に修徳が速い出足でつぶして運ばせない場面が目に付いた。
後半、十文字が反撃。CKから同点にするとほどなく勝ち越して2-1で十文字の勝利。浦和レッズレディースユースから十文字へ転じた、梶井風薫が2番で右SB、佐藤幸恵が5番で左SBで先発、後半から同じく源間葉月が投入と元気な姿が見られてよかった。
部員の応援と、保護者関係の人数は十文字が一番だった。金網の外にいたが観覧席としてバック側は開放されていた。
第二試合は12:00キックオフで村田女子と都立飛鳥の対戦。5分頃、センターライン近くからのFKの流れから飛鳥が先制。さらに10分頃右サイドで受けた飛鳥16番高橋海友がそのままドリブルで持ち込み左足一閃、2点目を奪う。村田の左ウイングで先発した同じく浦和レッズレディースユース出身の23番北久保夏奈にはボールが入らず得意の形に持ち込めない。
後半、2点目と同じように高橋が持ちこんで左サイドフリーになった有田佳奈(?)にパスして冷静に決めて3-0に。その後村田が右からのセンタリングを8番宮下愛生がヘッドで決めて1点返すのが精一杯。
飛鳥2枚のCB、5番召田咲が跳ね返し、11番村岡真実がラインコントロールと正確なロングフィードで堅いDFラインを形成して1失点したものの試合を優位に進めた。