大阪府・兵庫県内の私鉄と中国地方のJR西日本未乗区間乗りつぶし旅行記。
○2日目(2021/8/20金:→京都→鳥取)
夜行バスで着地してから大阪・兵庫の私鉄を乗りつぶし、鳥取へ。
(JRバス関東西日本/グランドリーム7号JR奈良駅東口行)→[5:23]京都駅烏丸口
休憩は2か所だったが1つ目はパスして寝たままで、2か所目の御在所SA(三重県四日市市)ではトイレへ行って飲み物を買った。4:00出発設定でその時点では早いのか遅いのか全く分からなかったが京都駅前定刻5:57着のところ5:23には降りていた。
夜行バスでの移動には遅着でがっかり・プラン作り直しもあるが、これはうれしい誤算。
京都5:43(JR東海道本線/快速網干行)→6:19大阪
青春18きっぷ3回目使い始め。5:35発の普通神戸行は見送って快速に乗車。
大阪梅田6:30(阪急電鉄宝塚線/急行宝塚行)→6:46石橋阪大前
この時間に梅田にたどり着けたら箕面線と能勢電鉄の両方踏破することができそうだ。しかしJR大阪駅と阪急の駅の間は地味に遠い。
石橋阪大前6:48(阪急電鉄箕面線)→6:54箕面
高校生の通学時間にしては早いなと思う。大阪梅田から270円。
箕面7:02(阪急電鉄箕面線)→7:09石橋阪大前
6:55発が向かいのホームからすぐの出発だった改札したら間に合わない。この次が大阪梅田直通のためか一本見送る人も多い。機会があればこの直通列車には乗ってみたい。
石橋阪大前7:10(阪急電鉄宝塚線/急行宝塚行)→7:15川西能勢口
1分乗り換え成功者3人だけか。そんなこと考える人は他に誰もいないだろうが、阪急の支線の多くは本線上りホームの方が乗り換えやすいので梅田方向へ向かいながらの方が吉。
川西能勢口7:22(能勢電鉄妙見線・日生線)→7:42日生中央
しかし急行で来ずとも間に合うのだった。線名は妙見口までが妙見線、山下~日生中央が日生線だが日生中央直通でそのまま終点まで。箕面から510円。
駅前は何となく千里中央を思い出させる雰囲気だがすぐに戻る。
日生中央7:46(能勢電鉄/川西能勢口行)→7:49山下
この区間を往復する運用時は2号線→1号線でスイッチバックが行われるそうで、それにも乗ってみたい気もするがそれはそれとしておとなしく妙見口行きへ乗り換える。
山下7:50(能勢電鉄)→7:58妙見口
光風台駅から大阪府豊能郡豊能町。一途に山登りで、首都圏で似た路線を考えていたが五日市線・青梅線か。しかし中心地からの距離・時間の感覚が違い過ぎる。日生中央から270円。
妙見口8:00(能勢電鉄)→8:08山下
改札出て写真1枚撮って改札入って再乗車対運転士氏方向転換の2分間対決。
山下8:14(能勢電鉄/日生エクスプレス大阪梅田行)→8:27川西能勢口
8:09発の普通に接続しているが途中の平野で抜かれるので、一本後の日生エクスプレスに乗車。無理すれば座れるくらいの混み具合。妙見口から330円。
JRの川西池田駅まで歩く。専用の連絡歩道があり、サインに従って歩いて行くだけで迷うことなくたどり着けた。
川西池田8:39(JR福知山線/快速新三田行)→9:00三田
次は神戸電鉄を目指して三田へ。青春18きっぷ利用へ戻る。
神戸電鉄の未乗区間乗りつぶしは既乗の有馬温泉と湊川へは行かない条件で三田から始めてウッディタウン中央往復してから鈴蘭台まで下り、粟生まで進むコースを取る。乗り換えパターンは三田9:50発で出るのが最も効率よく乗り換えて進めるのは分かっていて、その前は8:50発と見ていた。つまりは京都早着で箕面線と能勢電鉄を踏破したけれど、三田へは50分早く着き過ぎたというか10分惜しかったというかの微妙なタイミングで降り立ったのだった。
9:05発のウッディタウン中央行は見送って、三田駅前をうろうろとしてみたけれど時間つぶしができるところも見つからないので先へ進むことにする。
なお、東京周辺の人には三田は「ミタ」だろうが、ここは「サンダ」である。
三田9:20(神戸電鉄三田線・公園都市線)→9:33ウッディタウン中央
分岐駅は二つ目の横山になるが、運行上は三田から直通する。都市計画の中で位置づけられたという点では北総線沿線に似た雰囲気がある。三田から350円。
ウッディタウン中央9:45(神戸電鉄/三田行)→9:50横山
来た列車で折り返す。
横山9:57(神戸電鉄三田線・有馬線/新開地行)→10:36鈴蘭台
有馬口までが三田線でそこからは既乗区間。谷上で乗り換える人が多い。北神急行→市営地下鉄になってからはまだ乗っていない。箕谷は懐かしい駅名。
鈴蘭台11:09(神戸電鉄粟生線/三木行)→11:13三木
鈴蘭台から粟生線。三木まで行っても乗り継げる列車は無いが先へ進む。一日フリー乗車券類なら改札の出入りが自由なので駅前を歩いてみたりコンビニ寄ったりと散歩もできるのだが、神戸電鉄にその設定は無い。しかもウッディタウン中央→粟生は780円なのに、ウッディタウン中央→鈴蘭台620円+鈴蘭台→粟生640円という鬼の運賃設定なので貧乏性いや貧乏そのものらしく淡々と進み、三木駅の設備に期待するのだった。女子サッカー観戦で乗った緑ヶ丘から先が未乗区間。
輪をかけて何もなかった(爆)。来て調べて知ったが2018年3月に駅舎が焼失して工事中という状態。乗ってきた列車が鈴蘭台方面に行ってから上りホームに再び入線してくるのを見ると(カーブしているせいで全容は見渡せない)もうすることが無かった。
三木11:44(神戸電鉄粟生線)→12:00粟生
高校生が帰宅の風情。運賃は先ほど書いた通り。神戸電鉄完乗。
自動改札を通り抜けるとJR加古川線の上りホームに出る形になるのは越生駅を思い出す。下調べして来なかったので北条鉄道の駅舎が別にあるのかと思ってJR改札を通り抜けて一旦外へ出てみるが何もない。よって再度入場して跨線橋を渡り北条鉄道のホームへ。
運転士氏に声掛けして1日フリーきっぷを所望するが、終点北条町まで行くかを尋ねられそれなら北条町駅窓口で購入してください、との回答だった。
粟生12:09(北条鉄道)→12:32北条町
そこそこの乗車率。車窓の風景もフラワー長井線や左沢線を思い出す。
窓口に取り付いて無事購入。細長い硬券タイプで裏面に年月日のスタンプが押される。840円でこれは粟生~北条町の片道運賃×2ではある。
北条町12:39(北条鉄道)→13:02粟生
乗ってきた列車で折り返す。
粟生13:07(JR加古川線)→13:31加古川
1両編成で座れず。
加古川[13:38](JR山陽本線/新快速)→[13:47]姫路
山陽本線ホームに上がると新快速は約15分遅れの表示。15分ヘッドのダイヤで15分遅れなので一本前に乗って「遅れている」が想定通りの到着。
そしてさらに予定通りに「えきそば」できつねえきそばにいなりの昼食。聞きしに勝る出来上がりの早さ。
姫路14:04(JR山陽本線/播州赤穂行)→14:23相生
山陽線を西へ進む。
相生14:26(JR山陽本線/三原行)→14:37上郡
さらに西へ進む。
智頭急行に乗り換える。上郡駅の構造は事前に調べてきたので、降りたホームを前々へ進んで直接智頭急行の窓口へ。1日フリーきっぷ1,200円と自由席特急券430円購入。通常運賃は1,320円。フリーきっぷでは特急指定席は利用不可となっており、それが書かれた注意書きも渡された。
上郡14:44(智頭急行/特急スーパーはくと7号倉吉行)→15:22智頭
智頭急行の普通列車を利用するならそのまま進んで専用のホームへ向かうが、あいにく14:22発智頭15:49着には間に合わず、またJRホームへ戻ってこの特急で追いかける形。智頭急行内で完結する区間は特急料金が安く設定されているし、智頭急行内の運賃は青春18きっぷの通用外でもあるから貧乏性にも納得の出費。しかも大原で追いついているが料金一緒を良いことに智頭まで乗り、引き続き郡家まで乗ると早く着き過ぎるし特急料金がさらにかかるという点も書いておこう。このスーパーはくと7号は京都始発で12:52発であるからざっと7時間先行して大阪兵庫の私鉄に乗ったことになる。先ほどの新快速と同じ理由で数分遅れて来た。
智頭15:54(JR因美線/鳥取行)→16:24郡家
山陰地区に来たことを実感させるキハ40系。
郡家=「こおげ」は自分的には難読。少し時間があるので駅前を歩く。
駅舎は「ぷらっとぴあ・やず」としてコミュニティ施設と合築されていて、雰囲気は奥羽本線赤湯駅に似ている。掲示にならって若桜鉄道の1日フリー切符(760円)をこの建物内の観光協会窓口で購入する。片道440円なので単純往復でも得な設定。
ホームへ戻る。ばりの、とは?(違) この待合室の反対側の壁面はどうなっているか気になって見に行ってみたが何もなかった。
郡家16:50(若桜鉄道)→17:22若桜
鳥取発、意外なことに2両編成。プラットホームに昔の秤がやや無造作に置かれているなど細かいところも楽しい。
若桜17:29(若桜鉄道)→郡家(JR因美線)→18:29鳥取
復路は1両編成。車窓の印象は季節・天候に左右されるが、時間帯も要因の一つで夕暮れ時を進むのは名残惜しかった。そのまま因美線へ入り鳥取駅まで乗り続ける。
この日は鳥取泊。閉店時間間際の鳥取大丸地下食品売り場へ繰り出し、晩飯(セロリサラダ、太巻ハーフ、しめ鯖)を購入。酒類は駅構内のコンビニで。
ということで本日の祝賀会会場はこちら。
東横INN鳥取駅南口、3,950円(込、予約サイトJ経由)。温泉には行かなかった。
3日目へ続く。
—
新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
旅行記一覧