旅行記2021:九州和歌山等乗りつぶし(4日目)





九州和歌山等乗りつぶし旅行記。

4日目は九州北部の未乗線区を乗りつぶしてから関空へ飛び、和歌山県内の南海・JRの乗りつぶしに着手する。

○4日目(2021/2/22月:佐世保→有田→伊万里→唐津→福岡→和歌山)

今日も今日とて乗り鉄の朝は早い。

佐世保6:21(JR佐世保線/特急みどり2号博多行)→6:47有田

普通列車だけで動くなら佐世保5:56→6:08早岐6:11→6:24有田があり、松浦鉄道の接続も一本前になるがその先の筑肥線への接続は変わらないし、前日日没後の初踏破になったのでせめて時間を遅らせようと特急みどりでスタート。幸い当該区間を走る時は夜が明けていた。運賃480円+B自由席特急券310円、佐世保駅の券売機で購入。佐世保~早岐間は自由席特急料金不要の特例区間なので券売機の操作は1回で乗車券特急券の2枚発券したが特急券の券面は早岐→有田だった。

有田7:00(松浦鉄道線)→7:28伊万里

ホーム上の券売機で切符購入、460円。

伊万里駅は松浦鉄道、JR九州のそれぞれの駅舎2階を歩道橋でつなぐ構造。昔の話はネットで探して読んできたし、全国の三セク鉄道の駅舎は独立したものをよく見てきたので諸々の事情があるのだろうけれどドライな感じはする。

線路は途切れて会社は変わっても駅名標では隣の駅。

伊万里7:40(JR筑肥線/普通西唐津行)→8:33唐津

券売機で姪浜までの切符購入、現金で1,500円。ここでもまた不思議な体験をした(謎その3)。7:33着の折り返し運用になり、通学の高校生が結構降りてきたが乗る方は数名。なおこの次の列車は11:05発。

山間を淡々と走るローカル線らしい車窓で、山を抜けて視界が開けると唐津線に寄り添う。唐津線には本牟田部駅があるが乗っている筑肥線にはホームが無く全力で通過するのが面白い。本日の九州乗りつぶしは早くも完了。

唐津8:41(JR筑肥線)→9:26筑前前原9:28(同前)→姪浜(福岡市営地下鉄空港線)→10:05天神

筑前前原まで3両編成。向かいのホームでの乗り継ぎで市営地下鉄へ乗り入れ。先回筑肥線の途中で日が暮れてしまったので今日は乗り直しの意味もあり海をずっと眺めていた。ロングシートしかないので指宿のたまて箱号を思い出す。天神駅の有人改札で姪浜→天神の運賃300円現金で払う。「この後の地下鉄のご利用はありませんか?」と確認され一瞬意味が分からなかったが、七隈線のことか。延伸したら乗りに来ます(笑)。

福岡→関空が振替で1時間遅い出発になったので急ぎ足にはなるが久しぶりに太宰府天満宮へ。

地下鉄駅から西鉄のホームまで結構遠く感じるが、しっかりおみやげを買った。

西鉄福岡(天神)10:16(西日本鉄道大牟田線/急行)→西鉄二日市(同太宰府線)→10:49太宰府

事前の調べではこの直通の急行に乗るのがベストのようだったので急いできた。SUGOCAで410円。

郵便局に寄ってもう使わないものを自宅へ送ってから天満宮へ。飛梅がきれいだった。

梅が枝餅も食べてそろそろ空港へ。

太宰府11:40(西鉄バス/太宰府ライナーバス「旅人」博多バスターミナル行)→12:05福岡空港国際線ターミナル

乗り鉄の旅だが天神まで戻るよりは早くて安くて楽なのでこちらを。SUGOCAで510円。12:11発の連絡バスで国内線ターミナルへ移動する。途中のゲート開閉が面白かった。

自動チェックイン機で出たチケットを見ると14:10発表示と遅延が発生している。見ていなかったがメールも来ていた。

そんなわけで時間が想定以上にできたのでターミナルビル3階のラーメン滑走路内の「つじ田」でつけ麺の昼食。濃厚特製つけ麺1,100円。今回初の飲食店利用。そこは豚骨じゃないのか、と食べ始めて気づく。

福岡14:10(Peach/MM156)→15:22関西

12:35発のMM154便が欠航となりこちらへ振り替え、そして遅延。表記は遅延した時刻で本来は13:35→14:45、ドアクローズはもう少し早かったかもしれない。遅延証明書をダウンロードできるのですね。必要ないけどさっきやってみた(笑)。3人掛けの窓側と通路側が埋まる程度の乗客数。1/23予約購入、手数料等込で5,070円。




関空到着後急ぎ足で進むとちょうど連絡バスが発車態勢で飛び乗る形。それでももう数分早ければ15:39発に間に合って乗り継ぎのパターンが一本前になったのに、というタイミング。

関西空港15:56(南海電気鉄道空港線/空港急行なんば行)→16:05泉佐野16:15(同南海本線/普通和歌山市行)→16:27尾崎16:28(同前/特急サザン35号和歌山市行)→16:36みさき公園

泉佐野で特急を待たず先の普通に乗るのは全線時刻表のコピーを持っているからできる技。特急サザンの指定席車両は安定の空気輸送(失礼な)。

南海の支線乗りつぶし、多奈川線からスタート。

みさき公園16:39(南海電気鉄道多奈川線)→16:45多奈川16:52(同前)→16:58みさき公園

関西空港→多奈川で運賃800円。思いだそう やさしい心と 思いやり。

みさき公園16:58(南海電気鉄道南海本線/特急サザン37号)→17:11和歌山市

戻って来たみさき公園駅では地下道をくぐっての違うホームへの0分乗り換えだったが間に合う。通過した鳥取ノ荘から和歌山市までも未乗区間。

和歌山市17:14→紀ノ川(南海電気鉄道加太線)→17:38加太

加太(かだ)さかな線として企画きっぷもあるなど観光開発に力が入る路線。なんとか日没前にたどり着く。和歌山市→紀ノ川、一駅戻ることになるが色々調べても明文化されていないが黙認されているような放置されているような扱いに従って多奈川→加太450円。ちなみにJR関西本線の加太駅の読みは「かぶと」。

「イヤなことがあったら、海を見ればいいんだよ。」というこの旅を一言でまとめる秀逸コピーをポスターに発見。

加太17:46(南海電気鉄道加太線)→紀ノ川(同南海本線)→18:13和歌山市

乗って来た車両で折り返す。加太→和歌山市、340円。

JRとの連絡改札。自動改札機は1つでいいような気がするがこの改札と改札の間は実は「外」で回り込むとJRの券売機がある。

和歌山市18:30(JR紀勢本線)→18:37和歌山

すっかり日が暮れているが未乗区間踏破。また明日乗る。190円。

和歌山電鐵の乗り場を下見へ行き、1日乗車券を購入。それから「オークワ」まで行って惣菜など調達してチェックイン。

サンホテル和歌山、3,000円(込、予約サイトR経由)。南海の「市駅」周辺か、JR駅周辺か迷ったが後者で。

5日目最終日へ続く。

旅行記2021:九州和歌山等乗りつぶし(5日目)


新時々日記
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旅打ちまとめ

投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。