信越乗りつぶし旅行記。
○2日目(2020/12/27日:須坂→長野→直江津→越後湯沢→)
乗り鉄の朝は連日早い。
昨夜下車時に買うかどうか迷った改札前の無人販売でりんごを2個買う。あ、ちょうど150円ないや、と飲料自動販売機でくずしたがふと改札口を見ると駅員さんがいつの間にかいてお釣りがもらえる状態だった。
須坂5:49(長野電鉄長野線)→6:14長野
当初は信濃吉田駅で降りてしなの鉄道北長野駅まで歩くつもりであったが、後述の事情で終点の長野まで。
長野6:23(しなの鉄道北しなの線)→7:07妙高高原
券売機はJRと共用でボタンで会社を切り替える。しなの鉄道は車両のせいかJRっぽい。途中から雪景色。850円。
妙高高原7:11(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)→8:01直江津
跨線橋を渡って乗り換え。6両編成だったか。雪の季節だからこそ半地下や高床構造、雪が滑り落ちる屋根の構造が分かる。二本木駅のスイッチバック。高田駅で大量下車。直江津の一つ前で忽然と雪が消える不思議。900円、長野から通しで切符購入。青春18きっぷ所持者向けに全線が乗り降り自由のフリーきっぷ「トキ鉄18きっぷ」が発売中だが1,000円なので左回りならば使ったかも、という備忘メモ。
1分で乗り換えられるのかとやや危惧していたが、何のことはなく向かい側のホームだった。
直江津8:02(JR信越本線)→犀潟(北越急行ほくほく線/快速)→六日町(JR上越線)→9:20越後湯沢
久しぶりのほくほく線。こちらもJRと分かれると雪景色。生まれ変わっても婿投げはされたくない。
さて後述するとした長野駅経由の理由だが青春18きっぷの当日印を受けるため。本来は使い始めの直江津駅改札で受けるのが筋だが、なんせ乗り換え時間が1分しかなくそのためだけに見送って後続列車(9:32発)まで待って進むというのも難しく、直江津以外で行程に組み込める唯一のJR駅が長野だったということ。
ところで、ほくほく線の運賃(犀潟→六日町:1,090円)は車両運賃箱に投入せず越後湯沢駅改札で青春18きっぷを見せながら説明し現金で支払った。精算書がJR東日本名義で発行されたが領収書ではないからいいのか。ここ越後湯沢駅で当日印を受けるという手もあったかもしれないが、この種のタラレバ質問を現場で投げても正解が返ってくるとは限らないし、青春18きっぷ自体が非日常的な企画商品なだけに厳密な規則解釈にはそぐわないところもあるのだろう、というあたりで止めておく。
気を取り直してガーラ湯沢への切符(運賃150+特定特急券100=250円)を買う。窓口ですんなり買えたが券売機では買えないそうだ(これは質問した)。博多南線よりさらに安いがこちらは冬季だけということで。
乗車位置が分かりづらくてホーム後ろへ行き過ぎた。意外にも数名ここから乗車した。
越後湯沢9:37(JR上越線ガーラ湯沢/Maxたにがわ403号)→9:40ガーラ湯沢
無事に完乗。珍しく入場券を記念に買った。
ガーラ湯沢駅はカワバンガという名のスキーセンター直結というか一つの建物それ自体なのであるが、乗り鉄のおっさんは明らかに場違い感甚だしいし、スキーは30年来してない(これからもたぶんしない)のだから逆にこういうものなのかといろいろ楽しめた。それでも不審者職務質問とかされても困るので無料シャトルバス(ブルーライン)でそそくさと越後湯沢駅まで戻る。鉄道にこだわるなら10:24発。
直江津の乗り換えのところで後続列車では云々と言っていた割にはここで2時間余の時間つぶし。
まず軽く外を散歩。2週間前に雪全くなしの状態を見ているだけに妙なギャップがあってなかなか面白い。
江神共同浴場は13時からの営業。
タカハシヤで正月用のお酒を買い、先々週散々下見をした駅の売店で漬物を買った。
最後にエチゴビールのスタウトを買ってベンチで飲む。
越後湯沢12:13(JR上越線)→12:52水上
4両編成。あまり乗り鉄っぽい人(どんな人だよ)を見かけない。昼間だと近く思える不思議。
水上駅もそれなりの積雪量。
水上13:14(JR上越線)→14:06新前橋
前の区間もそうだったが2週間ぶりだと消化感しかない。
両毛線から14:10発高崎行が接続するが新前橋で途中下車。以前何度か利用したJAの農作物直売所が跡形もなくなっているのを確認してその先のフレッセイで買い物する。
新前橋14:40(JR上越線)→14:50高崎
ここも両毛線からの列車に乗ることに。
高崎14:52(JR高崎線・上野東京ライン/小田原行)→大宮(JR東北本線)16:20浦和
もう行かないけれど(苦笑)また小田原行だ。籠原で増結するのかと思いきやそのまま10両編成で。乗りつぶしの旅で明るいうちに帰り着くのは珍しい。でも収穫は多かった。
おしまい。
今回の成果
JR東日本 2020/12/27
- 上越線(ガーラ湯沢) 越後湯沢→ガーラ湯沢 1.8km
その他私鉄 2020/12/27
- えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン 妙高高原→直江津 37.7km
共に1線区づつの乗りつぶし。JR6社合計の乗車率は90.589%へ上昇して残り未乗キロは1,842.4km、実質27線区。その他私鉄は同77.898%、同1,730.7kmとなった。これで2020年の乗りつぶしの旅はおしまい。
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新時々日記
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