旅行記2020:おはようライナー新宿(東海道貨物線)乗車記





快速おはようライナー新宿に乗って東海道貨物線を体験した記録。

○準備編

    • この2020年1月に「ホリデー快速鎌倉」を使って武蔵野南線に乗った(乗車記を含んだ神奈川東京乗りつぶしリンクを下の方に)が、首都圏の定期旅客列車が通過する貨物線未乗線区は残すところ東海道貨物線だけである。これに乗るためには埼玉県在住の筆者にとっては次のような課題を検討しなくてはならなかった。
      • 「快速湘南ライナー」か「快速おはようライナー新宿/快速ホームライナー小田原」(以下、ライナー号)に乗るしかない。休日運休のため平日の乗車となる。
      • 東京/新宿側から乗る方が易しいがいずれの列車も日没後であり、日中に東海道貨物線を中心に(=国府津・二宮・平塚通過)する条件では小田原からの「上り」ライナー号利用に絞られ、下記「対象列車時刻表」の5列車が該当する。なお車両に対するこだわりはない。
      • 乗車整理券「ライナー券」(520円)が必要だが最寄りのみどりの窓口やえきねっとでは購入できず、出発駅の専用券売機で乗車当日購入するのが基本。目標の「上り」ライナー号に関しては乗車日前日の9時30分から発売するが、いずれにしても事前購入は不可能である。(1回乗るだけなので在住者の利用を想定したセット券の購入はあり得ないため説明を割愛する)
      • グリーン車両を連結しており着席の保証はないが「ライナー券」は不要で普通列車グリーン券を購入すればよい。
    • ということで結論としては日曜から木曜の間のいずれかで小田原で前泊して翌朝のいずれかのライナー号グリーン車両に乗車しそのまま乗り継いで帰宅する方法に絞っていたが、2021年春にライナー号廃止・特急「湘南」運行のプレスリリースが11月半ばに出たので実行のタイミングを窺っていた。東海道新幹線で当日発もできなくはないけれど泊まるならばと新宿行の22号を第一目標とした。
    • 日付が決まったので往路は小田急かなと検討し始めると東京メトロ内を走る「メトロホームウェイ」を思い出して即手配。ネットで予約を入れて(当日バタバタするのも嫌なので)早目の11/30福岡からの帰りに新宿に寄って発券した。
    • 対象列車時刻表
列車名 湘南ライナー おはようライナー新宿
4号 6号 10号 22号 26号
列車番号 3724M 3726M 3730M 3452M 3456M
小田原(発) 6:37 6:58 7:59 6:25 7:41
茅ヶ崎(発) 6:56 7:16 8:20 6:44 8:00
藤沢(発) 7:03 7:23 8:28 6:51 8:10
品川(着) 7:48 8:03 9:11 || ||
新橋(着) 8:09 || ||
東京(着) 8:13 9:22 || ||
渋谷(着) 7:39 8:56
新宿(着) 7:45 9:02

1月の乗車記録はこちら。

旅行記2020:神奈川東京乗りつぶし

○当日編(2020/12/14月~12/15火)

浦和17:18(上野東京ライン)→17:26赤羽17:30(京浜東北線)→17:41西日暮里17:47(東京メトロ千代田線)→17:52北千住

ここのつなぎが遅れたりするとこの後がズタズタになるのだが定刻着。ICカードで476円。ルミネ方面改札はICカード専用で出られるけれど切符で入れないことになるので千住ミルディス方面改札から出る。いずれにしても指定席1号車だったので代々木上原寄りで出るべきだった(爆)。

代々木上原までの乗車券(250円)を買って入場。

北千住18:13(メトロホームウェイ41号)→19:39本厚木

千代田線はそれほど乗りなれた線ではないが、やはり非日常的で面白かった。地上に出れば日は暮れているので特に車窓は楽しめず。特急料金780円。

本厚木19:42(小田急電鉄小田原線/急行)→20:25小田原

急行で小田原へ向かう。秦野で新宿からのホームウェイに抜かれた。乗車券は株主優待券(550円)利用。

JR改札内にあるライナー券売機を見たかったがそれだけで有人改札通過チャレンジをするかというと気が進まないので止めといて、ICカードの残高を確認してから最近慣例になりつつあるスーパーマーケットで夜食調達。

小田原ターミナルホテル、4,014円(込、Go To キャンペーン適用【地域共通クーポン1,000円Back】、予約サイト経由)。



5:00起き。券売機でICカードにグリーン券情報書き込み(1,000円)。ICカードで改札を通ってからライナー券売機を覗いてみると、残席数7席から23席までで売り切れはなかった。

時間があるのでホームぶらぶら。乗車目標案内は小さめ。

ホーム上グリーン券売機近くで発見。

進行方向右側(海側)窓のカーテンは閉められた状態で入線。それでは困るので反対側に座る。しかし未だに185系に乗るとは。初めて乗ったのは新幹線リレー号だったはず(遠い目)。

小田原6:25(快速おはようライナー新宿22号)→7:45新宿

すぐに検札。端末でICカード情報を読み取られる。小田原からは10名弱、茅ヶ崎、藤沢でも同じくらいの乗車数か(グリーン車2両なので自分の乗った車両でしか目視していない)。

東戸塚駅が近づくとそわそわ。といっても東海道貨物線自体の未乗区間はほぼトンネルと防音シェルター内で車窓の移り変わりは目にすることができないし、相鉄・JR直通線の運行開始で羽沢あたりからはすでに乗車済。

それでも路線的に時間帯的にも滅多に乗る機会がないであろう列車の乗車は楽しかった。「湘南新宿ライン、埼京線への乗り換えは渋谷が便利」と至極もっともなアナウンスがあったが終点まで。

新宿7:59(湘南新宿ライン/小金井行)→8:22浦和

グリーン車乗り継ぎで楽をして帰る。久しぶりの朝帰り気分(笑)。

おしまい。

次は臨時列車で武蔵野線北小金支線を踏破する。

貨物線シリーズ(笑):

旅行記2021:快速早春成田初詣号(武蔵野線北小金支線)乗車記

旅行記2020:神奈川東京乗りつぶし


新時々日記
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。