北海道乗りつぶし旅行記。
7日目最終日は羽越本線をたどって由利高原鉄道に乗って新潟経由で帰る。
○7日目(2020/9/24木:弘前→羽後本荘→矢島→新潟→)
朝の弘前駅。ポテトチップスの箱を小脇に抱えた怪しいおっさんが一人。
弘前6:25(JR奥羽本線/快速)→8:43秋田
青森発5:41の普通電車からも接続する。八郎潟までは特急並みの快足ぶり。陣馬から秋田県。大館(7:04)から乗ってきた高校生は鷹ノ巣で降りた。今回秋田内陸縦貫鉄道も検討したが、乗車券が途切れてしまうのと新幹線・特急依存になるので見送った。二ツ井(7:31)から乗ってきた高校生は東能代から能代へ向かうようだ。そして今回3度目2駅目の追分駅。
久しぶりの秋田駅だが駅ビル1階の郵便局前で待機。衣類と紙類を自宅へ送る。翌々日の土曜日午前着指定、100サイズで1,210円。ワンチャンスあったのでスタバでコーヒー買う。
秋田9:13(JR羽越本線/普通酒田行)→9:55羽後本荘
すでに通勤客はおらずのんびりとした車内。
羽後本荘駅は改築中でホームの乗降位置も変則的なものになっている。時間があるので外へ出る。
コンビニ寄った後、由利本荘市文化交流館「カダーレ」内の物産館ゆりぷらざにも立ち寄ったがここでも惣菜・弁当が売られていた。
再び戻り楽楽遊遊乗車券(平日1日乗り放題きっぷ)850円を購入してホームへ。
鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」、アテンダントが乗務して右左と車窓の案内をしてくれる。
羽後本荘10:43(由利高原鉄道鳥海山ろく線)→11:22矢島
鳥海山ろく線の名の通り、いいビューポイントがある。あとはトコトコと走り切って思ったよりあっという間に終点。
例年よりは規模を縮小しているそうだが、矢島駅と前郷駅にかかしを設置して人気投票(投票用紙は羽後本荘駅改札でもらった)実施中。
車内販売もあったが矢島駅で絵はがき買った。応援の意味を込めて鉄道グッズは買いたい方であるが反面モノが身の回りに増えるのがどうもなあということで、誰かに出してしまう絵はがき一択なのであった。
矢島11:55(由利高原鉄道鳥海山ろく線)→12:36羽後本荘
折り返す。往路とは反対側に座る。一つ心配なのは復路では実需っぽい乗客がいなかったこと。
新潟行特急いなほは羽後本荘に停車するがかなり待つ(13:33発)ことになるので、先発の普通列車で酒田まで進む。
羽後本荘12:56(JR羽越本線)→13:58酒田
2両編成。女鹿から山形県。
外へ出てコンビニで調達。特急券の購入。
酒田14:30(JR羽越本線・白新線/特急いなほ10号)→16:36新潟
陸羽西線も未乗なので酒田14:02発快速最上川新庄行へ好接続なのも魅力だったのだがそれでは余目~鶴岡間が空いてしまうので見送った。米坂線も未乗なのでこの残し方でいいはずだと思うことにする。
府屋から新潟県。酒田→新潟の自由席特急料金は乗継割引で半額になって880円。
調べたら2年前の2018年4月15日から供用開始になっていたのだがノーマークだった特急いなほと新幹線の平面乗り換え。
興奮して思わず改札通っちゃった(笑)。便利だ(爆笑)。一度外へ出てぶらぶらしようかなとも思っていたのだが。
新潟16:56(とき336号/東京行)→18:34大宮
はい、空いています。新潟→大宮の自由席特急料金4,300円。
大宮18:39(上野東京ライン)→18:45浦和
乗車券は木古内・新幹線・新青森・奥羽・羽越・白新・新潟・新幹線・大宮・東北・南浦和で11,990円。浦和で途中下車(笑)。
一応、木古内→浦和ルート比較表。
- 9/23:はやぶさ利用=21,010円(運賃11,770円+指定席9,240円)
- 9/23-24:羽越本線経由=20,020円(運賃11,990円+はやぶさ特定特急券2,850円+特急いなほ880円+上越新幹線4,300円)
宿代入れれば足が出た格好だが乗りつぶしができたのでそこはOK。プラン通りに木古内に着けた結果をもってしてもリスク承知で(木古内発設定はないが)変更の利かないトクだ値を買えたかと改めて問うても難しかったと思うことにする。金額的な話だけで言えば函館に泊まって(もう1日パスの有効は残っていたので追加費用なしで)翌日再度特急北斗を使って千歳空港からLCCを使う方が安いのだ。
おしまい。
今回の成果
- JR北海道
- 函館本線
- 新函館北斗→小樽 234.6km
- 白石←旭川 131.0km
- 函館本線(鹿部経由) 大沼→森 35.3km
- 札沼線 桑園←北海道医療大学 28.9km
- 千歳線 沼ノ端→南千歳 18.4km
- 石勝線 南千歳→新得 132.4km
- 室蘭本線 長万部→岩見沢 211.0km
- 室蘭本線(室蘭支線) 東室蘭→室蘭 7.0km
- 日高本線 苫小牧→鵡川 30.5km
- 留萌本線 深川←留萌 50.1km
- 根室本線
- 滝川→富良野 54.6km
- 新得→根室 307.5km
- 富良野線 旭川←富良野 54.8km
- 宗谷本線 旭川→稚内 259.4km
- 石北本線 新旭川←網走 234.0km
- 釧網本線 東釧路→網走 166.2km
- 函館本線
(小計 1,955.7km)
- JR東日本
- 羽越本線 鶴岡←秋田 132.3km
計2,088.0km
- その他私鉄
- 札幌市交通局
- 南北線 麻生←さっぽろ 4.9km
- 道南いさりび鉄道
- 道南いさりび鉄道線 七重浜→木古内 35.1km
- 由利高原鉄道
- 鳥海山ろく線 羽後本荘→矢島 23.0km
- 札幌市交通局
計63.0km
乗車率はJRが84.3%、その他私鉄は73.8%となった。
ちなみにJR北海道で残してきた区間。
- 富良野-東鹿越 40.2km
- 東鹿越-新得 41.5km
(81.7km) - 鵡川-様似 116.0km
計197.7km
最初から、初日・準備編はこちら。
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新時々日記
https://www.tokidokinikki.net
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