北東北乗りつぶし旅行記。
2日目は盛岡から花輪線で秋田県へ抜けてから、五能線で回り込んで青森県へ入り弘南鉄道に乗って青森駅前に泊まる。
○2日目(2020/8/21金:→盛岡→弘前→青森)
(JAMJAMライナーJX931便/青森駅前行)→[5:40]盛岡駅西口
菅生PA3:05発、矢巾PA5:20発の更なる2回の休憩はトイレに行ったが暑くもなく寒くもなくいい感じであった。結局盛岡駅西口には定刻5:45よりは5分ほど早着した。なお遅れた場合のバックアッププランは秋田新幹線で秋田へ向かい、そこから五能線の快速に乗るものだったが余計に金がかかるので発動されなくて良かった(笑)。
駅構内のコンビニや飲食店はまだ開いていないので、ホテルメトロポリタン盛岡1階のファミリーマートでコーヒーとサンドイッチを買った。
新幹線と並行する在来線はJRの経営から分離されるので元は東北本線であった盛岡から青森の区間はIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道へとなって久しいが、盛岡から21.3km先の好摩(こうま)起点のJR花輪線はすべての列車が盛岡発着となっている。例外もあるのだが、今回最初の列車はIGRいわて銀河鉄道のホームから出発する。
盛岡6:55(IGRいわて銀河鉄道→JR花輪線)→9:58大館
というわけで好摩までIGRいわて銀河鉄道の区間は青春18きっぷの通用外なので券売機で切符を買った。660円。つまりは好摩からは通用するわけで青春18きっぷの処理は車掌に申し出ればいいのだが、あまり面倒もかけたくなかったので着いた時に盛岡駅のJR有人改札で日付印を押してもらった。
湯瀬温泉から秋田県。十和田南はスイッチバックになっているので降りて写真を撮る。
大館定刻着。秋田、青森両方向へ特急津軽号が好接続のダイヤだが40余分後の普通列車まで資金・昼食調達で駅前をちょっと歩く。鉄道パークも横切っただけで駅前の「花善」で鶏めしを買った。
大館10:41(JR奥羽本線/秋田行)→11:26東能代
25年前ほどに途中の当時二ツ井町(現・能代市)には何回か出張で来たことがあり、秋田~弘前の区間は乗っていてカウントに入っている。今回は見送ったが秋田内陸縦貫鉄道に乗る時には訪ねてみたいと思っている。
東能代駅の待ち時間は外へ出ずホーム上をうろうろ。思ったより乗り鉄者が見当たらない。
東能代11:54(JR五能線→JR奥羽本線・快速リゾートしらかみ3号)→15:49弘前
待合室と同じ「くまげら」編成。全席指定席だが人気列車なので海側の席を早目に取っておいたが思ったほどの乗車率ではなかったし、秋田→能代や五所川原→川部・弘前区間は普段使いと思しき利用客もいたりなのがやや想定外。それに途中下車する人も多い。
能代駅のホームではフリースローができるようになっていて係員もついていたが自重する(笑)。
で、鶏めし。うまい。
岩舘あたりから小雨模様。次の大間越から青森県。
千畳敷駅には15分停車するので軽く散策。
五所川原からの津軽鉄道は待ち時間が長く今回見送り。最後、りんご畑を突っ切るように列車は走り川部へ。2駅奥羽本線を走って弘前へ。
弘前駅前15:51(弘南バス・土手町循環100円バス)→15:59蓬莱橋
循環バスなのでコミュニティバス的なのが来るのかと思いきや、使い込んだ前扉1つだけのタイプだった。その名の通り100円。
停留所からも遠くに見える弘南鉄道大鰐線のターミナル、中央弘前駅。名前と言いJR駅との関係といい上毛電気鉄道の中央前橋駅を思い出させるが、知らなければ通り過ぎてしまいそうな佇まい。
中央弘前16:30(弘南鉄道大鰐線)→17:04大鰐
トコトコというかトロトロというかそんな乗り心地で走っていく。440円。
大鰐駅はJRと隣接(共用とも言えるか)しているが駅名も異なるし仲悪そうである(妄想)。
弘南鉄道の客はこちらから的な(妄想)。
「鰐」ならマスコットはこうなるだろうが現在名前募集中らしい。なお今急いで調べたところ大鰐は大きな山椒魚を指すらしい。
大鰐温泉17:19(JR奥羽本線)→17:32弘前
JRで弘前へ戻る。こちらは2駅。間の石川駅は弘南鉄道にも同じ名称の駅があるが随分離れている。
さて、弘南鉄道にはもう一路線、弘前から黒石までの弘南線があり好接続なのだが、その後がバスでつないでも折り返しても日が暮れるか未乗区間ができるかで面白くなく結局この路線も見送りにしてJRで青森へ向かう。
ちなみに調べたプランは次の通り。
弘前17:35(弘南鉄道弘南線)→18:11黒石
黒石駅18:20(弘南バス・黒石-青森線82系統/青森営業所行)→18:37浪岡
浪岡18:51(JR奥羽本線)→19:17青森
黒石18:35(弘南鉄道弘南線)→19:09弘前
弘前17:41(JR奥羽本線・快速)→18:22青森
勤め帰り、学校帰りの客を乗せて突っ走り、日没ギリギリで青森へ着いた。
「まちなかおんせん」で一浴びして、居酒屋「かえる」へ。刺身、糠さんま、イカの塩辛に地酒(関乃井)。5k余。帆立は甘くて旨かったなあ。
ホテルパサージュⅡ、2,405円(込、Go To キャンペーン適用、予約サイト経由)。
3日目へ続く。
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新時々日記
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