U-15なでしこアカデミーカップ2016 EAST 第1節、レッズランドでの浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース対横須賀シーガルズMEG戦の観戦記。
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昨2015シーズンからの、チャレンジを含むなでしこリーグ所属チームの下部組織U-15部門で争う「U-15なでしこアカデミーカップ2016」が始まった。今季は全28チーム参加と拡大し、EAST、CENTRAL、WESTの地区別に分けた3グループで総当たり戦を行って首位と2位が勝ち上がる形式。レッズにとってはチーム編成変更で選手権と共に優勝を狙う大会である。
レッズのスタメンにはその意気込みが伺えた。なお出場資格のある島田芽依はU-14選抜で中国遠征中。
(GKユニ:黄)
GK30寺田、45竹田以外は全員中3で布陣した。
F1、F2は貼り替えを含むピッチ整備中で、人工芝奥のスペースで行われた。
しばらく膠着状態が続いていたが、16分にカウンターで右サイドを石倉が独走してライン際角度の厳しいところから掬い上げてループシュートを落ち着いて決め先制。
後半、38分に上田が粘って持ち込んで左寄りの石倉に託し、落ち着いてDFを交わしてのシュートが右隅へ決まり2-0。
村岡→佐々木、でインサイドハーフも左に入る。
渡邉優→守部、渡邉莉→平中(右CBに入って月東が右SB)
最後に竹田→西尾でトップに入り石倉が2列目。
と交代を続けるものの停滞したままだったが、終盤に試合が動く。佐々木が中盤を持ち上がり、一度はDFに阻まれたが粘って回収して抜けてしまい、中央に絞ってきた上田に横パスして難なく決めてもらう形で3-0。すぐにペナルティエリア内で倒されてPKを獲得して西尾(?)が蹴るとGKにセーブされたが右サイドで回収して中央に送り西尾が蹴り込んで4-0。これでATに入ったが、レッズの中盤右サイドで相手ボールを3人くらいで囲んだがいなされて逆サイドに送られ抜け出されてシュートを打たれて失点。4-1という結果だった。
U-15なでしこアカデミーカップ2016 EAST 第1節2016年5月21日(土)11:00キックオフ・レッズランド浦和レッズレディースジュニアユース 4-1(前半1-0) 横須賀シーガルズMEG得点者:16分・38分 石倉花純、58分 上田佳奈、60分 西尾葉音、60+2分 失点試合時間 60分GK 寺田DF 渡邉莉(→50分 平中)、月東、井之川、寺﨑MF 髙橋美(→42分 佐々木)、上田、村岡、竹田(→53分 西尾)、渡邉優(→47分 守部)FW 石倉
練習量はわからないが公式戦では久しぶりの組み合わせで臨み、クラブとしてはこの大会では中3以下というレギュレーション下で最強のチームづくりを目指しつつ、1年・2年も馴化させていく手法か。もっとも、翌日午前中に三女として県1部、午後に次女として関東1部の試合が予定されているのでそのあたりの配慮も少し感じられた。
久しぶり、というところが反映したのか試合内容では消化不良の部分が。前の5人、特に2列目の4人が横一列に並んでしまうと詰まってしまってシュートを選択、というより強いられる場面が何度もあった。むしろ相手の攻撃からボールを奪ってカウンターに転じる場面の方がスペースもありスムースにボールを運べる印象。
石倉は点取りが実に楽しそうに見えていいぞもっとやれ。エリートプログラムのU-13のキャンプにも呼ばれていた佐々木はその際のJFA発表で身長138cmの小柄な選手だがそこをうまく活かして粘り強く回収、相手DFもやりにくそうにしていて今後注目。最後の失点は余計といえば余計で、最後相対していた寺崎は悔しさを見せていたがその前の複数で寄せたところで取り切らないとまた同じような憂き目に遭うだろう。
高校サッカーダイジェスト(15) 2016年 5/25 号 [雑誌]: ワールドサッカーダイジェスト 増刊
旧パス名:
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新時々日記
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