【レッズレディース】
2016プレナスなでしこリーグ1部第1節、味の素フィールド西が丘での日テレ・ベレーザ対浦和レッドダイヤモンズレディース戦の観戦記。
展望記事はこちら。予想スコアは1-1。【展望】2016/3/27:なでしこ1部 日テレ・ベレーザ戦(西が丘)
というわけでなでしこリーグの2016シーズン開幕。やめてくれ、とお願いされていることを無理にすることもないので今季は試合前後も含めて「中」の写真なしでいきます。メインスタンドベレーザ寄りで観戦。S席一般前売2,000円+発券手数料108円。西が丘はやはりメインスタンドに限る。
レッズのスタメンは次の通り。
リザーブにはGK平尾、長嶋、遠藤、加藤、塩越、長野、白木が入った。
一方、ベレーザは次の通り。
GK 21 山下杏也加DF 2 清水梨紗DF 22 岩清水 梓 (Cap.)DF 3 村松智子DF 6 有吉佐織MF 7 中里 優MF 20 阪口夢穂MF 8 上辻佑実 HT▼MF 10 籾木結花MF 14 長谷川 唯FW 9 田中美南GK 1 望月ありさDF 4 土光真代MF 5 隅田 凜 HT▲MF 17 三浦成美FW 11 鳥海由佳
試合はレッズの初シュートが決まって先制する形で早々に動く。7分に中央から右へ展開して乗松が中へクロスボール。正直可能性が感じられない緩い弾道で中で後藤が合わせたシュートも当たりそこねに見えたが、逆にベレーザGK山下の反応のタイミングを外してボールはゴール左隅に入った。
高い位置でボールを奪うことが指示されていたらしいが、足下の技術に長けたベレーザが巧くつないで凌がれてしまい逆にピンチを招きかねずこれは前半途中で修正がかかる。30分頃レッズにカウンターのチャンスで一瞬3対3の局面が見えたが押し上げるスピードが全くなく村松にクリアされる。じわじわと攻め込まれたが前半はレッズ1点リードで終える。
ベレーザは後半開始から上辻→隅田の交代。ベレーザが比較的ロングボールを蹴ってくることが多く何とか跳ね返していたが、70分手前からレッズが不可解な交代策を繰り出してツキを失う。
栗島→長野で準備をしていた(栗島は再三立ち止まってつま先を上に向けて足を伸ばしていたのでつりそうだったか何かか)のをキャンセルして筏井→白木で後藤が左サイド。その交代後右サイドを有吉に破られて内へ切り込まれて作られた混戦を隅田に押し込まれて同点。すると結局栗島→長野を発動したが流れを変えられず、籾木に正面からシュートを打たれて池田のナイスセーブで凌ぐ場面を作られる。後藤→塩越の準備をしている間に左コーナー手前で北川が接触で痛めて担架でピッチ外に出されたところでゴタゴタ。トレーナーは×印を出したが本人が起き上がって戻る意思を見せると3人目の交代は止めず、挙句吉田監督は「出られるのかのどうかはっきりしろ」「出られるなら早く入れ」と声を荒げるみっともない場面をベレーザサポにお見せする。とほほ。
終了間際、その塩越が左サイドで抜け出して持ち込み、中へクロスボールを送り外から柴田が突っ込んできて合わせたがGK正面。後半早い時間に筏井が溜めたところを北川が追い越して持ち込んでシュートを放ったシーンが公式記録ではカウントされていないので、これが後半唯一のシュート。1-1の引き分け。
2016プレナスなでしこリーグ1部・第1節 vs日テレ・ベレーザ(アウェイ)2016年3月27日(日)13:04キックオフ・味の素フィールド西が丘日テレ・ベレーザ 1-1 (前半0-1) 浦和レッズレディース得点:7分 後藤三知、74分 隅田 凜(日テレ)GK 池田DF 乗松、長船、高畑、北川MF 柴田、栗島(→76分 長野)、猶本、筏井(→68分 白木)FW 吉良、後藤(→84分 塩越)SUB 平尾、長嶋、遠藤、加藤観衆:2,068人主審 今泉奈美 副審1 桐原純子 副審2 松枝里実 第4審判 田代志津子
運よく先制したが逃げ切れるはずもなく納得のドロー。後藤がいいと吉良が沈黙する不思議。左サイドの方が良かったが得点の起点になったのは右サイドという不思議。阪口が右後方へ張り出してボールを扱うことが多く詰め切れなかったろうが自由にさせ過ぎなのは猶本が甘いし、全体的にガス欠状態に陥っていて来週が心配。見慣れていることもあるが塩越は左サイドが最もスムース。清水と競り合う場面は新時代の幕開けを象徴していた。
最後に、選手生命にかかわることだからトレーナーは毅然とした姿勢で仕事をしてほしい。選手はできると言うに決まってる。声を荒げていたおじさんは論外。
旧パス名:
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新時々日記
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