【レッズレディースユース】
2015(平成27)年第21回関東女子サッカーリーグ1部第13節、レッズレディースユース対早稲田大戦の観戦記。
関東女子リーグは春から始めて12節消化し、最後の2節を11月(今季は12月まで)に飛ばしてくる日程で、もうすっかり順位のことなど二の次になってしまった感も。共に皇后杯を終え早稲田はインカレ、レッズは全日本U-18と大会は違うもののシーズン最大目標の選手権大会の組み合わせも決まり、残りほぼ一ヶ月、最後の山を上って行くトレーニング期間としての印象が強い。
同じ17時過ぎのキックオフでも夕焼け空。
レッズのスタメンは次の通り。
久々に長野風花が入ってキャプテンマーク。左サイドに今井裕を入れて4-4-2。
早稲田は次の通り。
GK:16山田紅葉
DF:2堀口佳織 5松原有沙 14菅原靖巴 24渡部那月
MF:7高木ひかり 6松川智 4大島瑞稀 10正野可菜子 15中村みづき
FW:31河野朱里
サブ:1河邊花観 23福井菜月 28杉森愛希 19稲山菜月 8山本摩也 26柳澤紗希 30熊谷汐華 29安部由希子 32山田彩未
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レッズはいつもより立ち上がりから攻勢。6分に塩越が独走してシュートを放つがGKに阻まれる。17分に左サイド奥から作り直して最後上がった小嶋がシュート。これはゴール右上のポストをかすめて外れる。24分にもカウンターから最後塩越がシュートを打つがこれもGKのセーブに遭う。
早稲田からすれば耐えた時間帯の後、39分にレッズ最終ラインからのパスをカットして右へ展開され、中への折り返しをフリーにさせた大島にきっちり詰められて失点。前半は0-1での終了。
後半もレッズが攻める時間帯が長い。55分に中盤でパスカットした遠藤がスピードを活かして持ち上がり前のスペースの塩越に託すと三度目の正直で今度は決めて振り出しに戻す。81分に左サイドからのクロスボールを河野に決められて勝ち越されそのまま1-2での敗戦。
第21回 関東女子サッカーリーグ1部 後期リーグ第13節2015年11月28日(土)17:05キックオフ・レッズランド浦和レッズレディースユース 1-2(前半0-1) 早稲田大学ア式蹴球部女子得点者:39分 失点、55分 塩越柚歩、81分 失点試合時間:90分GK 松本DF 小嶋、長嶋、南、三木MF 遠藤(→87分 三浦)、木崎、長野、今井(→75分 奥本)FW 塩越、青木(→67分 高橋は)
どよ~んと挨拶に来てどよ~んと帰る。
レッズの失点パターンはいずれも遠目からでも強いボールを通されての決定力、中盤からでも押し上げてくる早稲田のそつのなさに屈した形。攻撃の手数はレッズの方が多く中盤も支配していただけにもったいない敗戦。DF間、DF→GKなどビルドアップ時のパスカットを狙われていたが安定したボール回しを維持できた。
長野は再三驚きのプレーを見せてそれは長女の方に呼ばれますよねというサイドラインの全観客納得のパフォーマンス。きつめのプレスを受けながらもFWへピンポイントで通したパスとある一点を感じて全力で戻ったカバー地点に早稲田のフィードが吸い寄せられるように飛んできて涼しい顔でトラップした2つかな、特にすごかったのは。すごいといえば素走りはいつものこと、遠藤のアシスト前のドリブルは速かった。
この結果で残り1試合残してリーグの優勝は早稲田、レッズは2位が確定。早稲田は1部制から通して7連覇という勘定になり、「門番チーム」の域を超えて関東の女子チームにとっては迷惑そのもの。とっとと環境を整備して上を目指せばいいような気もするけれど、それはレッズレディースユースも同じか。
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恒例の「B戦」は30分1本で。
メンバーはこんな感じ。
「残業」って言うな、高橋はなの並走ものともせず千切る個人能力で2点取って2-0。今井美、大きくなった。
旧パス名:
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新時々日記
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