2015/9/22:大阪高槻戦(駒場)

プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第17節、浦和駒場スタジアムでの浦和レッドダイヤモンズレディース対スペランツァFC大阪高槻戦の観戦記。


前日に書いたプレビューはこちら。【展望】2015/9/22:大阪高槻戦(駒場) 予想スコアは2-0。
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レッズのスタメンは後藤がベンチ外(監督コメントでは負傷とのこと)で、吉良が入る。他10名に変更はなく前節から中2日で不安が残る。
これまでのフォーメーション実績、キックオフ時や相手ゴールキック時の状況はともかく、流れの中での猶本が位置する時間の長さからすれば通常の4-4-2ではなく、4-1-3-2と書かざるを得ない。
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大阪高槻は次の通り。
GK 1 大野摩耶
DF 2 武田ありさ
DF 3 壷井綾子
DF 8 佐藤 楓
DF 4 秋葉夢子
MF 16 髙橋紗樹
MF 7 成宮 唯
MF 9 虎尾直美
MF 23 作元芙美佳
FW 14 丸山桂里奈 89分↓
FW 11 巴月優希
GK 30 上野友紀子
DF 25 林 萌々
MF 18 本田紗希
FW 10 齋藤敏子
FW 15 塩谷真里 89分↑
開始前の場内放送もあったように、13時キックオフの湯郷-ベガルタ戦で湯郷が負けたため、浦和の上位リーグ行き確定の条件は勝ち点1以上になった。得失点差も大きく開いており実質決定済と書いても差し支えない状況で試合は始まった。
***
前述のように猶本が高い位置を取って2トップの下。ところがDFラインがピリッとせず長船がなぜかドリブルを始めて簡単にロストすると、右へ回されて、右SH高橋がシュートで終わろう的な池田正面へのシュートを放つとイレギュラーバウンドして右脇を抜けていき失点。遠目ではトンネルしたかと思ったくらいに何もできず、確かにゴール前の芝は荒れていたのだが・・・高木俊幸のシュートのバウンドが変わったお返しか。
その直後、スタンドのザワザワという雰囲気が鎮まらないうちに吉良から右サイドで清家が受けるとゴール左隅が見えたのだろう、コントロール良く蹴り込んで同点。それでも長船のところで再度ロストして持ち込まれたが、今度は池田がエリア外まで飛び出してきて
高槻のGK大野が信じがたいほどキックの距離が出ず、簡単に2列目で拾うことができて攻撃に転じる高校級の試合展開。ただ中央に寄ってからパスを出すなど組み立てが雑すぎて時間を空費。
後半はさらに低調。左サイドからの仕掛けが多かったがエンドラインに近づくだけでさらなる展開がなくスピードも不足していて高槻の守備陣に準備の時間を与えるだけで空転。交代も予定をこなすだけの意思の見えないものですっかり契約満了の消化試合感。吉良に一本シュートのチャンスが来たがGK正面。1-1で終えたのを見届けてさっさと帰る。
2015プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第17節 vs スペランツァFC大阪高槻
2015年9月22日(火・祝) 17:00キックオフ・浦和駒場スタジアム
浦和レッズレディース 1-1(前半1-1) スペランツァFC大阪高槻
得点者:26分 髙橋紗樹(大阪高槻)、27分 清家貴子
GK 池田
DF 乗松、長船、高畑、臼井
MF 柴田、猶本、岸川、加藤(→79分 長野)
FW 清家(→76分 白木)、吉良
SUB 平尾、石井、千葉、和田、栗島
入場者数:2,134人
主審 徳永光恵 副審1 山下良美 副審2 小山直人 第4審判 三國真緒
レッズレディースのゲームを見始めてまだ数年だが最大点差0-3で完敗したゲームよりも酷い内容で世紀の凡戦。前節のベレーザ戦までいい内容だっただけに落差が激しく秋風も相まって寒すぎた。
清家と柴田が通常通りだったが共にマークを受けて後半はいいところがなかった。吉良は試合勘不足に加えて清家との2トップでの連携にいいところがない。試合勘といえば白木からは熱が感じられなかった。猶本は湯郷戦で見せたパフォーマンスとは正反対の得点志向をむき出しにしたが結果を出せず混乱を招いただけ。中でコミュニケーションがとれていないのか、もっと言えば諌めて修正する役割も不在なのか。
交代枠は1人余っていたが、では誰を出すのかという点について答えらしいものが現登録下選手からは見えずカツカツ感が浮き彫りになって、浦和はU-19/U-20代表候補の一時預り保育所なのでしょうか?
#高槻こわい」の横断幕はもっと大きなものを希望。狭山の誤字以来のヒット。その製作費用のための募金があればする(ただし少額)。
ハピネスプレゼントは白木。ファンサ(ポストカード)は臼井、吉良、大戸だったが前述のようにパスして帰った。
***
第17節の結果と順位表。

ジェフL 0-0 I神戸
湯郷ベル 2-5 ベガルタ
新潟L 3-0 AS埼玉
浦和 1-1 大阪高槻
日テレ 5-0 伊賀FC

順位  チーム名 
1 I神戸 41 17 13 2 2 36 18 18
2 日テレ 40 17 12 4 1 35 8 27
3 ベガルタ 36 17 11 3 3 40 23 17
4 ジェフL 29 17 7 8 2 22 12 10
5 新潟L 23 17 7 2 8 16 15 1
6 浦和 22 17 6 4 7 20 18 2
7 湯郷ベル 18 17 5 3 9 16 33 -17
8 伊賀FC 14 17 4 2 11 10 26 -16
9 大阪高槻 10 17 2 4 11 13 26 -13
10 AS埼玉 5 17 1 2 14 7 36 -29

新潟が5位浮上して浦和が6位も残り1節を残して共に上位リーグ行きが確定。7位以下はレギュラーシリーズ順位も確定。

旧パス名:

新時々日記
https://www.tokidokinikki.net
2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。