2015/7/20:新潟L戦(駒場)

プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第12節、浦和駒場スタジアムでの浦和レッドダイヤモンズレディース-アルビレックス新潟レディースの観戦記。


前日に書いたプレビューはこちら。【展望】2015/7/20:新潟L戦(駒場) 予想スコアは1-1。
前々節同様13時から関東女子リーグ1部でのユースのゲームがあり、改めて入場。開場時刻の5分繰り上げも同じ。
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レッズのスタメンは次の通り。
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【展望】で大穴と書いた乗松が復帰してCB。岸川をボランチへ。和田→臼井、吉良→加藤と序列がほぼ同じ選手同士の入れ替え。見方によってはターンオーバーなのか。関東リーグで20数分間仕事した長野はリザーブで遠藤優は外れた。
新潟は次の通り。
GK 1 一谷朋子
DF 26 小島美玖
DF 3 北原佳奈
DF 6 左山桃子
DF 18 渡辺彩香
MF 16 斎藤友里
MF 20 山田頌子
MF 24 佐伯 彩 72分↓
MF 10 上尾野辺めぐみ
MF 15 阪口萌乃 56分↓
FW 8 大石沙弥香 79分↓
GK 21 小金丸幸恵
DF 25 山本亜里奈
MF 5 高橋 悠 72分↑
MF 14 小原由梨愛 56分↑
FW 9 山崎円美 79分↑
小原→斎藤の変更のみ。
中2日の日程を考慮してスタメンを入れ替えたのだろうが得点の気配がしないレッズ。通常とは逆の風上を選択したが通常通りの緩いDF間のパス回しから始まるいずれかのサイドからの攻撃一辺倒。エルフェン相手なら形が作れても新潟相手では回数も限られる。34分に中央右でFKを与えると長いボールはDFライン裏へ。斎藤が何とか右足を出して蹴るとボールは池田の頭上を越えてライン上の高畑をも越えそうな枠への軌道。高畑が何とかヘディングでかき出したボールはぽっかり空いたバイタルエリアに飛び、そこを走りこんできた上尾野辺にこれもヘッドで押しこまれて失点。ペナルティエリア内での間接FKを得るという珍しいシーンもあったが壁に当たる。
後半開始早々、左奥のコーナー付近で北川が熱中症でダウンして和田にスイッチするアクシデント。それでも後半通してレッズがポゼッションしていたがシュートへは至らず。加藤→吉良は吉良をトップの位置に置いたので、清家が右、柴田が左で何とも緊急事態宣言。さらに臼井→長野の交代後の10分間余りはほぼこんな形。

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右サイドを放棄したのか清家に任せたのかはっきりせず、かといって前線へ放り込むわけでもなく、GKの遅延行為と後半から隣に座ったオレンジユニのおっさんによる規定違反の望遠レンズによる撮影・シャッター音にイライラしつつ時間が経過するばかりで0-1での終了。
2015年7月20日(月・祝) 17:00キックオフ・浦和駒場スタジアム
浦和レッズレディース 0-1(前半0-1) アルビレックス新潟レディース
得点者:34分 上尾野辺めぐみ(新潟L)
GK 池田
DF 臼井(→77分 長野)、乗松、高畑、北川(→49分 和田)
MF 柴田、岸川、猶本、加藤(→66分 吉良)
FW 清家、後藤
SUB 田尻、千葉、栗島、白木
入場者数:1,902人
主審 高橋早織 副審1 佐藤ゆみ 副審2 小山直人 第4審判 渡辺典子

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不可解かつ不審なことばかり。
北川に代表される選手のコンディションの見極め、スタメンと交代策、さらにはエンドの取り方からも漂うリーグレベル以下の選手起用と戦術論の不在。特別指定とユースの高校生の運動量に依存するボール運び。効果のないクイックリスタート。なんじゃらほいの3バック。
失点以外はシュートを打たれていないし、後半はレッズのゴールキックも新潟のコーナーキックもなくずっと押していたことになるが、荒かったりイエローが出るほどの遅延を積み重ねての逃げ切りを許してしまった。
乗松はまだ完調とはとても言えず無理して出た感じ。臼井は右でのスタメンは初めてだと思われるが柴田とは合っていた。清家のイエローは余計。累積2枚目。
後援会関係のタダ券もあるだろうに、前々節からは300人減の1,900人余りの観客。レッズレディースOGの何人かの姿は見かけたけれど、3,000期待した僕がバカでした。それでも湧く指示ラーの不思議。Hブロック上の集中おじさんが嫌なのでCにいるのに、Bブロック下にも現れるとは。ハピネスプレゼントは吉良。ファンサ(カード)は高畑、石井、三谷。肉球は餡とイタリアン。1番のユニフォームキーホルダーを買った。
***
第12節の結果と順位表は次の通り。
日テレ 2-1 湯郷ベル
大阪高槻 0-0 ジェフL
浦和 0-1 新潟L
AS埼玉 0-4 ベガルタ
伊賀FC 0-2 I神戸
順位  チーム名 
1 I神戸 31 12 10 1 1 29 13 16
2 日テレ 30 12 9 3 0 24 5 19
3 ベガルタ 27 12 8 3 1 25 9 16
4 ジェフL 21 12 5 6 1 15 8 7
5 浦和 14 12 4 2 6 14 14 0
6 新潟L 13 12 4 1 7 8 11 -3
7 湯郷ベル 12 12 3 3 6 12 26 -14
8 伊賀FC 10 12 3 1 8 6 16 -10
9 大阪高槻 5 12 1 2 9 6 19 -13
10 AS埼玉 5 12 1 2 9 5 23 -18

新潟Lと湯郷ベル、大阪高槻とAS埼玉の順位が入れ替わる。浦和は5位キープだが4勝は現8位から10位のチームから上げたものにとどまり、湯郷ベルとの6位・7位争いではないのか。
次節、ベガルタ戦アウェイ。その後再中断。展望書くのに気が重い。

旧パス名:

新時々日記
https://www.tokidokinikki.net
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。