2015/5/10:日テレ・ベレーザ戦(鴻巣)

プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第8節、浦和レッズレディース、鴻巣市立陸上競技場での日テレ・ベレーザ戦の観戦記。


前日に書いたプレビューはこちら。【展望】2015/5/10:日テレ・ベレーザ戦(鴻巣) 予想スコアは1-3。
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というわけで、ベガルタ戦以来の観戦である。中3日での3連戦、しかもアウェイ2発を1勝1分けで帰ってきて選りに選って鴻巣である。例年、年一回春先に確保されているようだし、高校総体(インターハイ)女子サッカー3決・決勝で駒場を使う方針との調整の結果であろうか。
レッズのスタメンは次の通り。
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前節湯郷戦で前半交代した2選手、平尾と吉良から池田、加藤へとスイッチ。特に意味はないだろうが和田はDF表示。リザーブのGKには松本真未子が入った。ベレーザのユニがFP緑、GK黄色のせいか、池田・松本は青着用。
ベレーザは次の通り。
GK 21 山下杏也加
DF 2 清水梨紗 90+4分↓
DF 22 岩清水 梓
DF 3 村松智子
DF 6 有吉佐織
MF 10 原 菜摘子
MF 8 上辻佑実
MF 17 隅田 凜
MF 11 籾木結花 HT↓
MF 14 長谷川 唯 63分↓
FW 9 田中美南
GK 1 曽山加奈子
GK 16 望月ありさ
DF 4 土光真代
DF 5 中里 優 90+4分↑
MF 20 阪口夢穂 HT↑
MF 7 木龍七瀬 63分↑
FW 13 嶋田千秋
スピーカーから遠かったせいか現場では気が付かなかったがリザーブGK2人でしたか。阪口は前節同様後半からの交代出場。
ほぼ快晴で日差しが照りつける中、14:00キックオフ。風は終始強めに吹いたまま。給水タイムあり。
前半、運転免許センター側の風上から攻めるレッズはまずまずの立ち上がり。前半終了間際に左サイドから中央の清家に渡り放ったシュートが最も惜しく、また特筆できるチャンスはほぼこれ一回。逆に決定機も与えず互角の様相で前半終了。
ゲームが動いたのは53分。カウンター気味に左サイドの長谷川にボールが入ると、栗島と乗松の間を抜けるようなクロスボール、折り返しを後半から出場の阪口が蹴り込んでベレーザが先制。58分に加藤に代えて白木を入れて後藤が左サイド。72分には後藤となぜか岸川を下げて吉良と長野を投入。柴田が左へ行き、清家が右にシフトしたが、しばらくして柴田は再び右にいた印象。78分にDF間のパス回しが緩く、GKへの戻しに余裕がなくなって池田のキックを木龍がカット、収めてからゴール右隅へ流し込まれて0-2。CKに高畑が合わせたのが枠の外へ出たシーン程度で、CK・FKは多く獲得レッズが押し返していたが、ベレーザは相変わらずの寄せの速さでことごとく芽を摘んで試合終了。
プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第8節
2015年5月10日(日)14:00キックオフ・鴻巣市立陸上競技場
浦和レッズレディース 0-2(前半0-0) 日テレ・ベレーザ
得点者 53分 阪口夢穂(日テレ)、78分 木龍七瀬(日テレ)
GK 池田
DF 栗島、乗松、高畑、北川
MF 柴田、猶本、岸川(→72分 長野)、加藤(→58分 白木)
FW 清家、後藤(→72分 吉良)
SUB 松本、臼井、千葉、和田
入場者数:1,795人

現状の力関係そのままの試合展開。展望で触れた後藤の不調は交代という形で現れ、ボランチのバランスについては猶本が行き過ぎてボールロストしたケースの中盤の空きっぷりが確認できた。ボランチ1枚参加しないと攻撃の形が作れないのは分かるが、そこを内に絞れるサイドが柴田しかいない。CBとSBの間も気持ち開きすぎている様にも見受けられ、これも昨季ならば陰ながら堂園が修正していたことなのかもしれない。白木は最初の壁に当たったと見て我慢しつつ引き続き期待したい。
負けた試合の後で記すのは良くないかもしれないが、ピッチがでこぼこで次回開催はお断りしたいレベル。東京オリンピック出場国が視察に来る前に改修しておいた方がいい。
連休明けで行く所もお金もアレなのかよく入ったけれど、芝生席ならではのピクニック気分で子供が試合そっちのけで遊んでいるのは個人的にはご遠慮願いたい。
ファンサ(ポストカード)は地元の加藤、準地元の乗松に和田。ハピネスボール対象選手は不明。
11時から組まれた三女のなでしこアカデミーカップ初戦、日テレ・メニーナ・セリアス戦は別記事でアップ予定。
***
第8節の結果と順位表は次の通り。
I神戸 1-0 ベガルタ
ジェフL 1-1 AS埼玉
伊賀FC 1-2 湯郷ベル
大阪高槻 1-0 新潟L
浦和 0-2 日テレ

順位  チーム名 
1 I神戸 21 8 7 0 1 18 7 11
2 日テレ 20 8 6 2 0 18 3 15
3 ジェフL 16 8 4 4 0 10 3 7
4 ベガルタ 15 8 4 3 1 11 6 5
5 浦和 8 8 2 2 4 12 12 0
6 湯郷ベル 8 8 2 2 4 7 16 -9
7 新潟L 7 8 2 1 5 4 7 -3
8 伊賀FC 7 8 2 1 5 4 10 -6
9 AS埼玉 5 8 1 2 5 4 15 -11
10 大阪高槻 4 8 1 1 6 5 14 -9

I神戸が依然首位。ジェフLが引き分けたので1位・2位、3位・4位の差が開いた。但し、ジェフLは次節I神戸戦。そして4位と5位の差がまた開き、AS埼玉が引き分け、大阪高槻が初勝利と5位と6位の椅子取りゲームの様相に。浦和は次節大阪高槻戦勝てば得失点差の現状からすれば5位での折り返し濃厚。

旧パス名:

新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら
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投稿者: にっき

基本は乗り鉄。国内全競輪場踏破を目指して時々旅打ち。残り6場。全部浦和が悪い。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。競馬場踏破はようやく達成。