2015プレナスなでしこリーグ1部第1節、浦和レッズレディース開幕戦、ホーム浦和駒場スタジアムでのINAC神戸レオネッサ戦観戦記。
前日に書いたプレビューはこちら 【展望】2015/3/28:INAC神戸戦(駒場)
煽りようつべ、「I神戸戦に向けて」。ベガルタとのTMの模様も。
開場11:15と通常よりは15分早い設定も、今季は横断幕設置に気を使わないので11:50到着。同じ理由でバックスタンド直行。天皇杯やU-20W杯では来ているがレディースの試合では久しぶりか。メインスタンドよりは低くなるが距離感はこちらの方がいい。後半(14時頃)から直射日光を浴びる。
この日は外に設置した売店に栗島と三谷、チケット売場に千葉がいたかな。帰りにもう一度通った時に「公式ガイドブック売り切れです」という声が聞こえた。
ゲートで受け取ったのは今季登録選手の顔写真入リストとレギュラーシリーズ日程にハピネスプレゼントの抽選番号が捺されたA4縦のカラー印刷いわゆるペラ一枚。
今日のスプリンクラー。
レッズのスタメンは次の通り。
先週のTM1本目と同じ。DFのリザーブに鈴木と臼井、同じくボランチ想定で今季も2種登録の16歳(新高2)の長野風花が入った。
対するINACは
GK 1 海堀 あゆみ
DF 2 近賀 ゆかり
DF 5 甲斐 潤子
DF 4 田中 明日菜
DF 3 鮫島 彩
MF 9 川澄 奈穂美
MF 20 伊藤 香菜子
MF 8 澤 穂希
MF 14 京川 舞
FW 11 高瀬 愛実
FW 10 大野 忍 (C)
GK 28 渋澤 杏奈
DF 15 齊藤 夏美
MF 6 南山 千明
MF 7 中島 依美
MF 22 伊藤 美紀
FW 27 増矢 理花
で、CBは齊藤ではなく甲斐。中でポジションチェンジは当然あるものの4-4-2だった。つかまされたわ(違)。
書いておくといいことあるそうなので。主審 井脇真理子、副審1 高橋早織、副審2 草処和江、第4審判 堀川うらら
最初の10分はレッズはほとんどボールを運べずINACペース。その後徐々に運べるようになり、白木も落ち着いてボールを捌けるようになる。
先制はレッズ。左サイドに飛び出した猶本がクロスボール、これを逆サイドの柴田が収めてシュートも見せながら中央に強いボールを送り後藤が飛び込んで頭で合わせた。その後で猶本がフリーで打ったシュート、GKの頭越しの弾道をイメージして掬った分宇宙開発。ところが終了間際、白木の個人技でシュートまで行った後の流れで左サイドを京川に破られて中へ送られフリーの高瀬が流し込んで同点。
後半は一進一退というかあまり見せ場のないまま時間が過ぎ、パスミスから大野に渡って持ち込まれたのは池田がセーブ。それでも70分に左サイドで受けた京川のシュートが決まって勝ち越される。ここで加藤→清家で後藤が左サイドへ。残り10分で共に疲れの見えた和田→臼井、岸川→吉良(柴田がボランチに下がり清家が右サイド、白木・吉良の2トップ)とFW4人投入するが、終了間際のCKを澤にニアでヘッドで決められ1-3へ。その後の右CK(キッカーは猶本)を長船のヘッドで返し、その後もFKがあったが右にそれてそのままタイムアップ、2-3の敗戦。
2015年3月28日(土)13:00キックオフ・浦和駒場スタジアム浦和レッズレディース 2-3(前半1-1) INAC神戸レオネッサ得点:34分 後藤三知、44分 高瀬愛実(I神戸)、70分 京川 舞(I神戸)、90分 澤 穂希(I神戸)、90+1分 長船加奈GK 池田DF 乗松、長船、高畑、和田(→79分 臼井)MF 柴田、猶本、岸川(→79分 吉良)、加藤(→70分 清家)FW 白木、後藤SUB 平尾、鈴木、長野、藤田入場者数:3,878人
いい形で先制したものの、後半はほとんど作れず流れを自分たちで引き寄せることができなかった。CK11本も与えて最後1本決められたように、被シュート数も17本と試合全体を通してINACペースだったことを物語る。乗松以外のDFラインが故障明けの影響かスムースなボール回しでリズムを作れず、岸川も精彩を欠いた。ここは次節以降徐々にでも良くなるだろうからもう少し様子を見たい。
その中で一連のトレーニングマッチで一端を示していた白木が、捌くだけでなく自分でも仕掛けてシュートまで持ち込む場面を見せてそういうFWが好きな浦和の客筋にもマッチして早くも存在感ある船出。後半は鳴りを潜めてしまったので長い時間プレーすることと、チームとしては清家にスイッチするタイミングの見極めが求められるかもしれない。和田→臼井も遅かったように思われる。
入場者数は予想した5,000人はおろか4,000にも満たなかった。なぜだろうね。ハピネスボールは猶本。12:10頃から行う場内放送「Make Up Ladies」で長船のインタビューを動画で放映、これもMDN廃止の補完策の一つだろうか。選手紹介の画像も大きくなったように思われた。
【展望】では審判団のテンパりを不安視したが、そこまでひどくないものの負傷者の手当てと処置の指示がイマイチでメインスタンドに火をつける遠因に。まあボヤ程度で済んだようだしそれが嫌でこちらはバックにいたんですけどね。GK池田が完全にボールを保持して静止しているところに突き当たってきたのとか、仮にも日本代表選手のすることか。川澄はしばらく見ないうちに体型が変わっていて本人の体のことだからどうでもいいことだが過剰な筋トレでバランスが狂い昨秋以降の不調の一因になっているのではないか。
***
第1節のその他結果と順位。
ジェフL 1-1 ベガルタ
日テレ 3-0 大阪高槻
新潟L 0-1 伊賀FC
湯郷ベル 1-0 AS埼玉
順位 | チーム名 | 点 | 数 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 |
差
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 日テレ | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
2 | I神戸 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 |
3 | 湯郷ベル | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
3 | 伊賀FC | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
5 | ジェフL | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 |
5 | ベガルタ | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 |
7 | 浦和 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | -1 |
8 | 新潟L | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | -1 |
8 | AS埼玉 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | -1 |
10 | 大阪高槻 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | -3 |
旧パス名:
—
新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
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