高校総体(インターハイ)の関東大会「第3回関東高等学校女子サッカー大会」初日1回戦2試合の観戦。
会場は横須賀リーフスタジアム、京急北久里浜駅から徒歩(もしくはバス)。北浦和→赤羽→池袋→(東京メトロ副都心線・東急東横線)→横浜→北久里浜とつないで約2時間。蕎麦食べてローソンで調達して、歩道橋の方向でちょっと迷ったがところどころに案内板は出ているので、ゆっくり歩いても15分程度。
見ての通り、目指す横須賀リーフスタジアムは湘南学院高校と隣り合わせ。大会初日は1回戦4試合が行われるが、もう2試合はその湘南学院が会場。実際、得点と交代のアナウンスは観客席にいても聞こえてくるほど。途中(この案内下)から専用通学路のような歩道/自転車道が整備されているので道なりで進めばいい。
その通学路を抜けるとグラウンドのゴール裏へ。
スタンドは右手にあり、受付でプログラム(800円)を買う。この試合、特にどちらをということではないが、宇都宮文星側に座るとメガホンとうちわが貸し出された。父方は栃木なので勘弁してほしい。
スタメンは次の通り。(視認による、氏名はプログラムを参照した)
十文字(東京都代表)
11佐藤美月
6相良理子 9源間葉月 12松本茉奈加
7鈴木紗理 8海老澤桃子
5佐藤幸恵 4平野優花 3熊谷明奈 2梶井風薫
GK1川端涼朱
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宇都宮文星(栃木県代表)
11関 万有香 6大塚志歩
9永盛美咲 10阿部沙莉香 8坂本安奈 12鈴木花奈
16新田虹音 5恩田捺美 3嶋田蒼 7福田詩帆
GK1小野美沙奈
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15分過ぎ、中央で受けた十文字12松本がターンして抜け出し冷静に決めて先制。さらにクロスボールからの混戦を決めて2点目。この後左サイドで得た文星のFKがGK頭上を襲いパンチングはバーへ。その跳ね返りをヘッドで流し込むがライン上で体で止められてクリア。結果的に文星の決定機はこれが最初で最後。
前半はこの2-0での折り返し。右SBで出た梶井は積極的なポジション取りで攻撃参加が目立つ。ただ、緊張からか守備面でファウル2回もらって前述のFKを与えることになった。反対側の左SB佐藤も同様に右からのクロスボールを受ける位置までの駆け上がり。フリーで打つ機会が一本あったけれど、フカしてしまった。
後半は十文字のペース。DFラインで落ち着いたボール回しで機を伺い、特に右サイドへのロングフィードでチャンスを作り、着々と加点。5点積み上げて結果は7-0。源間は後半途中からアンカーの位置でボールを捌き攻撃のリズムを作った。FWの佐藤と2列目の松本の力が抜けている。
文星は競り合いやセカンドボールを拾う場面では負けていなかったけれど、カウンターのチャンスで前を向いた時の周りの動き出しが遅いのと判断にも時間がかかるケースが多く、十文字が寄せて早目に芽をつぶした。
十文字はすでに開催地(東京都)枠で全国出場が決まっているが、この関東大会の3位以内に入った場合は東京都第二代表の飛鳥が出場する規定。予選としてだけ捉えればその飛鳥が出場する方がすっきりするような気もするが、関東大会として東京都優勝チームが出ないのは関東No.1を決める選手権として納得。
第二試合、浦和西-日本航空
予選結果の集約ページ「2014南関東総体(インターハイ) 女子サッカー」はこちら。