正式名称、第6回埼玉県サッカー協会会長杯 (兼) 第35回埼玉県女子サッカー選手権大会。今年2013年は、夏の県大会(皇后杯埼玉県代表決定戦)と県リーグ1部の優勝が共に東京国際大であったので、関東女子リーグ所属の3チーム(浦和レッズレディースユース、武蔵丘短大、尚美学園大)との全4チームでのトーナメント。
県協会公式サイトからのアナウンスは当日までなかったものの、各チームのサイトなどで何となくわかるという。ただ、当日にキックオフ時刻(14:00)を勘違いして出発し10分ほど遅刻すまそ。
レッズのスタメンは次のとおり。
4清家
9塩越 7青木 11遠藤
6今井 8長野
16奥本 3三浦 5大戸 2石井
30松本
|
着くまでに決定機はあったようだがスコアは動いておらず、ということで、試合が動いたのは28分、中央から左へのスルーパスに塩越が反応して難しい態勢からゴール上に突き刺す。
その後は、今井が左サイド抜け出しての折り返しでできた混戦を反転からの左足で右隅にコロコロと流し込み、塩越の折り返しを足下でもらい落ち着いたシュート、奥本の折り返しが相手DFに当たって足下にきたのをシュート、と清家の3連続ゴール。その後にも塩越が1対1をきっちり右へ決めて前半で5-0とリード。
後半、風下に回り、受ける時間帯にDF同士の横パスを奪われてのシュートで失点。青木から中村へ交代。75分に今井のスルーパスに外を回って奥本が受けてセンターリング、清家が落として右サイドへ回りこんでいた塩越が豪快に蹴りこんでようやく追加点。ここで清家アウト、木崎をトップ下へ入れて中村の1トップ。その中村がゴールエリア左でキープした後できた混戦を最後遠藤が押し込んで7点目。直後、中村が1対1の局面から放ったシュートは右のポストに当たって外れ、そこで試合終了。結果、7-1でレッズレディースユースの勝利。
ハットトリックが2人出たが、今井と長野のダブルボランチが距離感よく攻守に動き回ってゲームを支配したのが最大の勝因。長野は持ち前のバランス感覚にパワーがついてきたのかロングフィードの選択肢が加わった。得点につながったのは左サイドからの崩しが多かったけれど、遠藤が下がってきてボールをはたいてリズムをつくったり石井が駆け上がるシーンも多かったので左右の偏りは感じられず。清家はこれくらいできる子、塩越は不思議と秋から冬にかけての方が調子が上がる印象。
第一試合、2-2からのPKで勝ちあがった武蔵丘短大との決勝となった。
—
時々日記
https://www.tokidokinikki.net
2013年度以降の浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧はこちら。