大回りの旅その2。
その1はこちら。
高麗川10:16(八高線)11:45高崎
左がこれから乗車する高崎行、右はここまで乗ってきた川越行。
八高線、高麗川からは非電化区間。らしくクロスシートに座りたかったがゲットできず。拝島や東飯能と同じようなことが小川町でも起こって楽しかった。金子駅から再び埼玉県、群馬藤岡駅から群馬県入り。車内検札はなかったが無人駅区間は車掌が乗務。車窓はすっかり北関東の夏、といった感じ。とはいえ、冷房が効いてきて持参の長袖シャツを羽織る。
高崎には定刻着。今回初めてのトイレ。新幹線乗り場前のお蕎麦屋さんは食券買うのに混んでいたし、名物だるま弁当も朝の猛者のせいで(?)どこで食うのよという問題が。
結局、4番線の「たかべん」スタンドでラーメン(380円)をすする。これはこれで有名なのだ。うまかった。
高崎12:06(上越線・両毛線)13:52小山
前橋から未乗区間。高校生が乗り降りするばかり。桐生までが群馬県。小俣から栃木県。
小山で2回目のトイレ。朝購入のメロンパンを食べる。同様に購入したお茶が尽きてきたのでペットボトルの水を買う。
小山14:09(水戸線)15:14友部
両毛線に比べれば拍子抜けするくらいの乗車率。これはおそらく次の小田林から茨城県ということが関係しているのだろう。下館で向かい側のホームに真岡鐡道。桐生(わたらせ渓谷鉄道)でもそう思ったが、未乗区間の完乗といってもそこに盲腸線があればまた来るのだ。下館は取手から関東鉄道という手もあるけれど。
友部15:18(常磐線)16:32我孫子
この大回りのスケジュールを作る時には北浦和を始発で出てどんどんつないで行っただけなので、逆回りとか最長距離とかそういう他の視点からのチェックというものを全くしていないのだが、八高線からここまでの接続は上手くいき過ぎ。
「一筆書き」という制約の上、朝、大宮駅を通過してしまったこのルートでは、拝島を出た瞬間に八高線に乗り続けないといけなくなっているし、小山からでさえも東北線に乗ることは大宮へ着くことを意味するので水戸線に乗らないと浦和へ帰れないという、大宮が鉄道の要衝であることがよく分かるというオチにしかならないのだが、八高線から同好の士と思われる人をポツポツと見かけたし、このあたりまで同じルートになるのはやっぱり接続がいいせいだろう。
土浦でスーパーひたちとの待ち合わせと増結のため13分停車。いつ以来乗ったのか思い出せないが、ただの原っぱだったひたち野うしく周辺の開発が目覚しくて驚く。東鷲宮あたりもそうだが、こうした住宅地を中心とした都市開発は鉄道会社(グループ)の収益の柱なのに、国鉄時代にはできなかったこと。
昔知り合った人たちの出身地を通るたびにその頃のことを思い出す。取手まで茨城県。天王台から千葉県。
その3へ。
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